月光院璋子の日記
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慶賀なり「ノーベル賞受賞」
ノーベル賞

この朗報に触れたとき、実に驚きました。
ご当人たちも大変驚かれたというくらいですから、
一般のわたくしたちにとってはまさにびっくりニュース!
(誰もが事前情報を持たなかったのでしょうか?)


益川博士
(京都大学名誉教授。現在、京都産業大教授・68歳)

たまたまニュースで知り、当夜にこの番組を見たのですが、
お二人の受賞は、1970年代の共同論文に対してだったと知り、
さらに驚愕しました。
正直、なぜ、いま!?という思いです。
ご健在でなければ、どうなっていたのでしょう・・・・


小林誠
(現在、高エネルギー加速器研究機構名誉教授・64歳)

それらしき説明によれば、
お二人の仮説が最近になってようやく各分野での研究によって実証されたということで、その功績がたたえられたということでしたが・・・
時間がかかるものなのですね。


功績4

宇宙の謎に仮説を立てたお二人の「小林・益川論文」が、
1970年代のものだったということが、やっぱり気になりました。
何だか、映画 『ビューティフル マインド』のモデルとなったジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアのノーベル賞受賞が思い起こされました。ジョン・ナッシュ教授は経済学部門での受賞でしたが、受賞した論文とその業績は1950年代のもので、受賞したのは1994年。
やっぱり、40年くらいかかるものなのかなァと。

けれど、もうお一人は、さらにかかっています。
南部陽一郎教授の場合、素粒子論の世界的権威でその世界では著名な方ですが、
受賞理由となった研究を行ったのは1960年代だそうですから、
すでに半世紀を経ての受賞です。

南部陽一郎
(シカゴ大学名誉教授  87歳)

当時はその研究は「先進的過ぎたため、周りになかなか理解してもらえなかった」とか。

世界的に名誉とされるノーベル賞ですが、このように、
益川・小林のお二人の発見された説もその後いろいろな研究者によって研究され、その仮説が証明され、その最初の研究者としての功績を認めて訴えて下さった方があってこそ、やっと受賞できるものなんだなあと思う一方で、

国民の多くが読んでいないのに、(国民の多くから愛読されていない作家でも、)
海外での講演活動や海外の要人との交際を通して自己セールスが功を奏してか、
隠居前にノーベル文学賞を受賞する小説家もおられるし、
国際政治の力関係で「今度はアジアから選ぼう」などという順繰りもあると聞きますし、
対象の選抜が国別なのか、あくまで個人なのか、
正直、どういう基準で選ばれているのかよく分からないけれど、

科学立国とか、技術立国としてあろうとする日本ですから、
こうした分野(物理学、化学)で日本人受賞者が三人も出たこと、
化学部門では、


下村
(元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員 80歳)
クラゲの体内から緑色蛍光たんぱく質(GFP)を発見し精製に成功したという下村脩(おさむ)博士がノーベル化学賞に輝いたことは、まことに慶賀です。
こちらの受賞の背景にも、


功績3

そのご研究がこのようにいろいろな分野で応用されて初めて、
その功績が認められたという理由が語られていましたが、
こちらも、受賞には相当驚かれたとのこと。
つまり、下馬評にも上がっていらっしゃらなかったということなのでしょうか。

気になるのは、下村博士のお立場が米ボストン大学の名誉教授というもの。報道ではその後の米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員でいらした身分でご紹介されていましたが、80歳になられる今日もなおご自宅でご研究を続けておられるそうです。いまなおアメリカにいらっしゃる。国籍もアメリカなのでしょうか。その研究は日本では出来ないような研究なのでしょうか。
クラゲの体内からGFPを取り出す研究がアメリカじゃなければ出来ないということなのか・・・

南部陽一郎氏(87歳)の場合は、すでに国籍もアメリカです。
これって、それでも日本人の受賞と呼んでいいのか、
わたくしにはわからないけれど。


功績2

下村博士の今日までのご研究を支えてきたのは、
日本ではなくアメリカということになりますよね。
それでも、日本から受賞者が3人と言って喜んでいていいものなのか。
ちょっと気になりました。

昔、頭脳流出という言葉がかなり問題にされたものですが、
それは、日本では斬新な発想や独創的な研究を支援する土壌が、
人材的にも経済的にもないということで批判されたものでしたが、
それって、どこまで改善されたのか。
個人的には、全然改善されていないんじゃないかと思うわたくし。
文部科学省や外務省は、こうした方々の受賞をどれだけ誇りを持って慶賀と言えるのか、
聞いてみたいものですけれど、日本人の一人としては、

この受賞は「慶賀なり」と申し上げたいと思います。




テーマ:サイエンス - ジャンル:ニュース


地元で評判のどら焼き
どら焼き2

美味しいどら焼きをいただきました。
どら焼きは、どこででも売られている庶民の和菓子の代表的なものですが、
実は、どちらかというとあまり好きな方ではなく、
自分で買ってまで食べたいと思ったこともないのが、このどら焼き。
これまでも著名なお店のどら焼きなど、随分いただいて食してきましたが・・・・・、
正直、甘いものが欲しかったときでも、
お茶のときにそう美味しいと思ってたべたことがなかったわたくし。


ドラ焼き1

けれど、このどら焼きは美味しい!ホントに美味しい!!
あんまり美味しかったので、
ブログでご紹介させていただくことにしました。


おかののどら焼き

当県の石巻市の岡埜栄泉というところのどら焼きです。
どこの地方でもそこの地元で評判のものってあるものですけれど、
本当に美味しいものって、多分そういうところにあるんだろうなァと改めて思ったわたくし。
発送しているのかどうか(多分発送していないと思われるのですが)、
石巻市にいらしたら、是非召し上がってみてください。

もう、嵌ってしまいました。




★ご参考までに。
http://www.ishinomakinet.com/net_daccha/buy/14.html


テーマ:これは美味い!! - ジャンル:グルメ


思い、いいろいろ
昨日は、いくつものニュースに触れて、
いろいろな思いが生まれ湧き、湧いては溢れ、やがて静まり・・・・
そんな繰り返しで一夜が明けてしまいました。

★俳優の緒方拳さんの訃報

映画ブログの方に思いをアップさせていただきました。
男の71歳、71歳の男というものを演じきれる数少ない俳優を日本は失ってしまった。
映画『ミリオンダラーベイビー』でのクリント・イーストウッドも70歳を過ぎてから。
緒方拳、享年71歳。ご冥福をお祈りしたいと思います。

★当地での楽天とソフトバンクとの試合を最後に、王監督が引退

一口に50年というけれど、半世紀です。
そんな長きに渡る野球人生というものに、監督のお人柄を思いつつ感じ入ってしまいました。老害という言葉さえ生んでしまっている政治家の50年というのとは、あまりに違いすぎて、そうしたものと比較しては王監督に申し訳ないほど。さぞかしお疲れのことだろうと王監督の表情を眺めていて思いました。それにしても、楽天イーグルスも王監督の引退試合で、よくぞ勝ったと。

★17歳の力士死亡の初公判、

裁判で明らかにされた真相に、娘と絶句してしまいました・・・・
これは、時津風親方一人の、個人的な問題だとは思えない。日本相撲界全般にはびこっている何かが時津風親方に暴力団顔負けの惨いリンチを許したのだろうと。
力士は、引退したら、一定期間学校に戻って勉強するなり、社会勉強をするなりしてから日本相撲協会の理事になるというルールを創設してはどうか。
不審な死の多くが殺人だった可能性も出てきたのだから、若い無念な死を無駄にしてはならない!そう思われてなりません。

★国会

もういやになります。選挙と政治は違うということをこれほど痛感させられるとは・・・・
政局先行、政局優先・・・・世界同時株安で不況の強風が日本を襲撃する危険が濃厚なこの時期に、何をやっているのかと案じられてならない。何でもかんでも一人で計算してお疲れなののか、小沢民主党代表が入院されたようです。

★世界同時株安

さきほどのネット配信で、今般のアメリカのサブプライムローン問題から発した世界の金融資産の損失をIMFが143兆円と試算したとの速報を見て、その金額で済むのかと疑心暗鬼。その震源地アメリカの大統領両候補の今日の討論で、果たしてこうした経済状態を招いた責任に対する見解が聞けるのかしら。この問題の原因はアメリカ財界のモラルハザードの延焼なのに。


そして、続くときというのは続いてしまう・・・
先々週末友人のお父様が亡くなられたとの訃報で、先週弔問に行って来たばかりでしたが、昨日、こちらの、書家である友人のお父様が亡くなられました。昨夜、その連絡に追われていた矢先、今度はその友人のおじ様も亡くなられたという連絡が入りました。
お父様の死は覚悟していたとはいえ、
こうしたことというのは、本当に続くときには続いてしまう・・・・

今夜の通夜には、娘が書道教室の生徒さんたちである大人たちと行きますが、
わたくしは再び、今日これから東京です。
明日の告別式に間に合うように帰ってこれればいいのですが。
こういうとき、こうしたことも重なってしまう・・・・・

人は病気や怪我では死なない。寿命で死ぬのだという祖母の言葉を思い出し、
その寿命のために、出来ることは精一杯やり、
寿命が尽きて逝ってしまわれた方達のご冥福をお祈りし、
遺族となった友人たちと思いを分かち合いたいと思うばかり。


外は雨。
涙雨ですね・・・・



いまさらな「結婚しない宣言」
キャメロン・ディアス2

言わずと知れたソフトバンクのCMガール、じゃなくて、
女優のキャメロン・ディアスです。


キャメロン・ディアス

役作りのためにこうした頭になったようですが、こんな写真も平気な彼女。髪はいずれ伸びるしウィッグもあるので、あまり抵抗は無い時代なのかもしれませんね。こういうのを見ると、ちょっと古いけれど、デミ・ムーアの主演映画 『G.I ジェーン』で彼女が軍隊で自己への正当な評価を求めんがために丸坊主頭にしたときのことを思い出します。
まあ、そういったことはこのブログの主題ではないのでさておき、・・・・

実は、このキャメロン・ディアスも含めての以下の面々が、


「結婚しない宣言」


をしたという記事をGyaoの映画最新情報というサイトを見て知り、
ちょっと頭をひねってしまったわたくし。
彼女のように明るくてチャーミングなキャラクターで人気絶頂の女優でも、
わざわざそんな宣言をしなければならない理由があるのかしらと。
それで、彼女たちの事をちょっと眺めてみることにした次第です。



ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマン 、彼女はリュック・ベンソン監督の『レオン』で鮮烈なデビューを飾った子役の少女ですね。彼女のファンの管理人の方のブログを見つけましたので、ちょっとご覧になってみてください。いま、27歳。ちょいちょいいろいろな映画に出てはいましたが、イマイチぱっとしなかったようにも思いました。これからが期待される女優かもしれません。現在27歳、ある意味一番きれいなときかなァとも。
ちなみに、キャメロン・ディアスは現在36歳。


ジェシカ・ビール 1982生まれ

こちらは、ジェシカ・ビール
何といっても代表作は、あの『テキサス チェーンソー』でしょう。ホラー映画の代表作です。現在26歳。この手のお顔は年齢と共に面白い役がやれそうだと思うので、地道に演技を勉強したなら期待できる女優ですね。

ハル・ベリー

こちらは、いまや押しも押されぬハリウッドのアカデミー受賞女優、ハル・ベリーです。

一児のママとなり、ますます魅力に円熟味を加味してきましたが・・・・
なぜ、わざわざ「結婚しない宣言」組みに名を連ねたのでしょう。シングルマザーの大先輩たちがいるハリウッドで・・・・・と思うと、その背景を考えたくなります。
バカの一つ覚えのように結婚報道をしたがる芸能マスコミ対策でしょうか。
さすがにこの磨きのかかった美しさは、20−30代の女性のものではありませんね。
ハル・ベリーもいまや42歳。まさに女ざかりといえるでしょうか。つまり女性としての魅力全開の年代に突入したということです。


キーラ・ナイトレイ

あのエンターテイメント大作『パイレーツ オブ カリビアン』のエリザベス役でブレイクして以後、『プライドと偏見』『つぐない』といった文芸路線で演技開眼、いまがまさに旬のキーナ・ナイトレイですが、
老け顔なれど、実はまだ23歳です。


映画ブログを書いてはいても、わたくしはハリウッドの映画人のプライベートなことはほとんど知らないに等しく、ゴシップにも関心はありません。気になる役者の表情が変わったわと思ったときに、何かあったのかしらとチェックする程度。なので、ここに挙げた彼女たちが、なぜ、いまさらな「結婚しない宣言」をするのか、正直、よく分からない。ここに挙げた女優以外にも「結婚しない宣言」をしている女優たちはいるようですが、


「元祖結婚しない宣言」をした女優を始めとして、結婚しない宣言をした女優たちは過去にも結構いるように思いますが・・・一般の女性たちと比べれば、はるかに結婚と離婚を繰り返すことに抵抗がない職業の彼女たちが、わざわざこうした宣言をせざるを得ないほどに芸能記者たちの目が五月蝿いのか・・・と想像しちゃいましたが、

おや?と、
上に挙げた女優たちに共通することに気づきました。

ハル・ベリー(42歳)とキャメロン・ディアス(36歳)を除くと、皆20代。
そして、いずれも、ハリウッドでは「旬」の魅力を放っている独身女性だということ。
そして、いずれも、人気先行で、これぞという名作大作の主演映画で評価された実績がなく、キーラ・ナイトレイにしても、『ベッカムに恋して』や『つぐない』で映画賞を受賞はしていても、いわゆるハリウッドのアカデミー賞クラスではなかったので、ハリウッド映画界で押しも押されぬキャリアのある女優たちの間では新人みたいなもの。もしかしたら、周囲が思っている以上に、当人たちは、
将来のキャリアに対して不安を抱えている女優たちなのではないかしら・・・・


それで思い出したのが、日本のケース。

日本では、たいしたキャリアがなくても「旬」の女優やタレントだと、彼女たちが男性と交際するに当って、その交際が発覚した折、とりあえず「結婚を前提にお付き合いさせていただいています」と言うケースが多いですよね。そうすると、芸能マスコミの人たちの目が和らぐので、当人や関係者にしてみれば、この際「破局」までは「結婚を前提にまじめにお付き合いさせていただいています」ということでいこうと。(苦笑) 事実、そう思っておられるのどうかは窺い知ることはできませんけれど、結果としてはそう言いえるかなと。
つまり、「宣言」することで周囲の暗黙の了解を得る。その宣言が免罪符になるという人気商売での習慣ですね。その手を使う20代の女優やタレントと、今回の「結婚しない宣言」をした女優たちって似ているなあと気がつきました。

ハリウッドでの彼女たちが、「結婚しない宣言」だとすれば、
日本は「結婚したい宣言」や「結婚を前提として云々宣言」で、
現れ方は180度違うけれど、そこには共通項があるなァと驚きます。

つまり、タレントであろうが女優であろうが、
要は未婚の、それも旬の輝きを放つ独身女性が男性と交際するにあたって、
まじめであろうが不真面目であろうが真剣であろうが遊びであろうが、
≪結婚≫というものに対するスタンスを問われる存在だということです。

う〜ん・・・・と唸りたくなる局面です。

結婚と離婚を何度も繰り返して自由奔放に見えるハリウッドの女優たち、そうしたプライバシーが彼女たちの社会的な立場を損傷したり仕事に支障となるようなことにはならない(ように見える)ハリウッド女優であっても、いまだキャリアの不十分な人気だけが先行している女優や、あるいは将来に不安を抱えている20代、30代、場合によっては40代の女優たちでも、芸能マスコミや業界に対してそこから求められる価値観や期待値に対して、「宣言」することに意味があるのだとしたら、
宣言せざるを得ないその背景ってなんでしょう。
何が彼女たちをしてそうさせるのでしょう。
免罪符を必要とするのって、弱さの表れでもあったりします。

女優というは、その起源にあって女性が結婚せずとも食べていける数少ない女性の職業として近代以降は認知されてきました。同じ女性ならではの仕事でも売春と違い、日陰社会ではない社会に立てる女性ならではの職業です。川原乞食だのと称された大昔と違って、いまやセレブなる呼称を冠されるほど、成功すれば高収入が約束されている職業。その知名度とイメージを用いれば、政治的な影響力を行使できる存在にもなり得る。
けれど、人気商売である以上、実社会でのルールや価値観がどこかで踏み絵のようにして彼女たちに試される。それが、女優の場合結婚へのスタンスなのだとすれば、自由に見える彼女たちも、「そこ」だけは踏まえないといけないということになります。

アメリカって、結構若い女性に対しては保守的ですもんね・・・・

同世代同士では結構愉しくやっているように見えるのに、
何だか、不自由そうです。

日本でも周囲から注目を浴びた独身女性が自由でいたいとき、
「実は、わたしも結婚したいんです」という女性像を演出すると、免罪符を得られますが、あちらでは、「結婚しない宣言」をすることで自由になる免罪符が得られるのということなのだとしたら、どちらも、何だか、役柄のイメージと違って、かっこ悪いなァ・・・と思ってしまいました。


そんな女優たちも、いま感じている踏み絵的な宣言の必要性も40歳を過ぎるとなくなるようです。
かつてワイドショーをにぎわした女優やタレントであっても、なぜか、40歳を過ぎる頃になると、そうした縛りがなくなるでしょう?
30代世の殿方を刺激してやまなかった「旬」なる女優だったシャロン・ストーンにしろ、「旬」の時代には多くの人気俳優と共演したメグ・ライアンにしろ、40歳を過ぎてからは、ある意味かなり自由になったのでは?(もう若くなくなったから売れなくなっただけ、という見方もあるかもしれないけれど、彼女たちがそんな悪意に負けて終わるような女優だとも思えません。頑張ってもらいたいですもん・・・・)むしろ、男性からちやほやされる年代を過ぎたいま、もう若い頃のように「結婚しない宣言」という踏み絵を踏まされることがなくなった分だけ、仕事を見つめる目も変わってきているはず。アンジェリーナ・ジョリーやジュリア・ロバーツのようにいい仕事でキャリアを積み上げて、メリル・ストリープに続く女優を目指してもらいたいものです。

わが日本でも、かつては男性マスコミの注目を浴びていた独身女優たちがいまもなお独身ではある場合、いまやどんな殿方とどんなお付き合いしようと芸能マスコミ相手に言い訳しなくていいですもんね。それって長い女優暦を経てやっと得られた自由だと思えれば、女優業もやりやすくなるのではないかしら。樋口可南子が好例かも。



そういえば、もう一つ思い出された言葉がありましたっけ。

「女性は40を過ぎると、男にとってもう女性ではなくなるんですよ。
言うなれば、同志みたいなもので、異性という意味での女性ではなくなる。
女性がどう思おうと、男を魅了するのは20代後半から30代前半までの女性です。
男のロマンと言ってしまえばそうだが、それが男というものなんだから仕方がないね」

これが、当時60になろうという一部上場企業のトップだった男性の言葉だったのですから、いまでも驚きます。しかも、先方はそれを当然のように、あたかも既得権の説明のような感覚で語るその感性に、正直、実にげんなりしたのを覚えています。ですから、「お言葉ですが、それって、相当いびつで古い男性の願望的感覚なのではないでしょうか」と抗弁して顰蹙を買った若かりし頃のわたくし・・・・・

けれど、そのような男性の価値観がいまなお、しかも、ハリウッドででも大手を振っているような気がします。ハリウッドは政界以上に男社会だとは言われてはいるけれど・・・・・、彼女たちの「結婚しない宣言」というのはそうした業界で生き残っていくための自己防衛なのでしょうか。

けれど・・・・そうしたものに自分を合わせるというのは、
女優生命にとってどうなのでしょう。
パパラッチなどの業界記者たちから無用な関心を買わないように、映画業界の人間たちから勝手な期待を寄せられないように、「結婚しない宣言をした女優」ということで、ある種の免罪符を買うのだとしたら、男性のファン同様に多くの女性ファンからも愛されている彼女たちですが、実は立場の弱い商品に過ぎないということを認めるようで悲しくなります。

何だか、無性にローレン・バコールやジーナ・ローランズ、ジェーン・バーキン、バネッサ・レッド・グレイブ、あるいは、ジャンヌ・モローたちの「旬」だった往時が懐かしくなりますね。彼女たちは、そんなくだらない宣言で身を守ろうとする発想自体がなかったように思います。

美しくかっこいい女優というのは、
こうした「結婚する・しない宣言」とは無縁の存在だと改めて気づかされたわたくしです。



明日からまた二日ほど留守に致しますので、
ちょっと長文になってしまいました。
ご訪問ありがとうございました。



テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画


出光コレクション「近代日本の巨匠たち」展
index_ph002.jpg
(板谷波山 いたやはざん の葆光彩磁花卉文花瓶 ほこうさいじはなくさもんかびん)

出光美術館で近代日本の巨匠たち」展という展覧会が開催中です。
春の風塵雷神をここの美術館でご覧になられた方達も、
今回はちょっと地味かなと思われるこの展覧会、
意外とご覧になっていらっしゃらないかもしれませんね。

なかなか印象深い作品と出会いました。

岡倉天心像でご存知の方も多かろうと思いますが、
その平櫛田中による木彫「張果像」という作品を初めて見て参りました。
凄まじい作品ですね・・・・
画像をアップしたかったのですが、
著作権がどうなっているのか不明のため、
断念いたしました。

平櫛田中の作品は、
インターネット美術館でご覧になれますが、
この「張果像」はそこにはないので、期間中にご覧になってほしいなァと。

日本の「近代」というものに関心が強いわたくしとしては、
無論、近代日本の洋画、日本画で巨匠と称される画家たちの作品も、
興味深く見て参りましたけれど、
今回の目的は、板谷波山(いたや はざん)の焼き物。

富本憲吉の白磁の素晴らしさも、もう涎が出てきそうでしたけれど、
波山も、とても素晴らしかったです。


ちなみに、冒頭の作品名の中にある葆光というのは、
波山が作った葆光釉という釉薬の名前です。


テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術


ジョットとその遺産展
ジョットとその遺産展 
(損保ジャパン東郷青児美術館:西新宿)


金曜日午後4時過ぎにやっと時間が取れて、
いそぎ新宿に向かいました。
目当ては、この「ジョットとその遺産展」です。

もうそろそろゆっくり眺められる頃合かなと思ったのですが、
たまたま金曜日となったので夜8時まで開館。
ほとんど客もおらず、ゆっくりのんびり鑑賞してこれました。


ジョットとその遺産展(エレベーターの中のポスター)

美術展に行くときは、
個人的に初日と開催後1ヶ月の週末の土日は避けることにしています。
(なので、今回はピカソ展は行きません。混んでいるときは行かない)
そうすると、かなりゆっくり鑑賞できます。
土日しか行く時間がないという方も、ちょっと工夫されると、
公立の美術館でも、平日の朝一番に行くと空いていますし、
東郷美術館のように金曜日は遅くまで開館しているという美術館もありますので、
混み合う時間帯を外してご覧になれるのではないかしら。

ジョットの作品は数点で、あとの数十点は彼の影響を受けて制作された同時代の他の作家たちの作品の展示でしたけれど、それでも嬉しくて仕方が無かったのは、わたくしがルネッサンス美術のシンパだからかもしれませんね。
ヴィルヘルム・ハイマースホイと違って、
こちらの作品はやはりちょっと説明が要ると思います。

日本で超有名なレオナルド・ダ・ヴィンチが、
「過去何世紀の画家たちを凌駕した」と畏怖さえしたと紹介されるジョットですけれど、
キリスト教文化圏ではないわたくしたち日本の美術鑑賞者にとっては
美術史的な解説を要するという意味では、
ルネッサンス以前の西洋絵画といわれるものや、
ルネッサンス以後の西洋のいわゆる宗教画と同じですね。

キリスト教のモチーフに関心のない方にとっては、
ジョットの聖母子像も他の聖母子像も皆同じに見えるでしょうし、
そもそもこの頃の美術に関心のない方にはどうでもいい話かもしれないのですが、
ちょっとだけ、触れさせていただくと、
(以下は、興味を持ってくださった方だけお読みください。)


ジョット(1267年生まれ、1337年没 ← 鎌倉時代から足利幕府の花の御所までの時代ですね!日本美術もこの時代って面白いですよね・・・・)が、「近代最初の画家」だの「西洋絵画の父」だのと称されるのかは、それ以前のものと見比べるととても興味深いことなのですが・・・・、そうした美術史的な意味以上に、13世紀後半から14世紀初頭という時代に、こうした表現をジョットという個人が発見した(創造した)ということが、個人的にとても驚異なのです。
美術史的なことを学ぶ以前に、実はそのことを自分で発見したせいか、
ジョットは、わたくしにとってちょっと格別なのです。


興味を持たれた方は、その時代のヨーロッパの歴史、
そしてヨーロッパ中世の美術を調べてみてください。
きっと、発見!があるかも。
 


テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術


ヴィルヘルム・ハンマースホイ展
ヴィルヘルム・ハンマースホイ展

美術展巡りということではないのですが、
所用で出かけた先での私的時間を美術館で過ごすことが多いせいか、
結果的に、美術館巡りのようなことになってしまいます。
先週は、出光美術館と東郷美術館のほか、
画像のポスターの美術展、ヴィルヘルム・ハンマースホイ展に出かけてきました。
ヴィルヘルム・ハンマースホイ展は、場所が上野なので、その折、
またまた開催中のフェルメール展にも立ち寄ってきました。
いずれも比較的空いていてゆっくり眺めて来れたように思います。

毎回、眺めてきた展覧会のことをアップしようかなと思っているうちに、
それはそれ、これはこれ、という感じでアップしそびれているので、
今回は、ちょっと触れたいと思います。


ヴィルヘルム・ハンマースホイ展2

ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864年生まれ、1916年没)という画家は、
北欧の象徴主義とか17世紀オランダ絵画の影響とか、
あるいはまた神経症の画家だとか、いろいろと言われる画家ですが・・・・・
日本ではほとんど知られていない画家かもしれません。

けれど、その作品の美術史的、あるいは絵画構成の解説などなくても、(むしろ不要)
その静謐な世界を眺めるだけで、
わたくしなどはとても心やすらぐ時間を過ごせるので、
フェルメール同様に好きな画家の一人なのですが、
こうした絵画世界のお好きな方は、
お時間のあるときにでも、ゆっくりゆっくりご覧ください。


いつも思うのですが・・・・・、
絵画は、まずは、作品と向き合っていただきたいなァと。



テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術


オー二ソガラム サーンダーシー(2)
サーンダーシー

先日花を咲かせ始めたオーニソガラム サンダーシーの花が、
こんなふうに次から次と咲いて遠め目に眺めると大きな手毬のようです。

晴天だった今日、こうして接写してみましたが、
自然の造形の力の不思議に感服しますね。

細胞のレベルといったミクロの世界まで入ってしまうと、
もう花なのかどうかわからなくなるけれど・・・・、
時にはお花をこのくらい近づいて眺めて見入るというのも、
忘れかけていることを思い出させてもらえるようで、
なかなかいいものです。


サーンダーシーのつぼみ

二株は高さ80センチメートルくらいに伸びています。
今度、その高さをご紹介しますね。




テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用


心遣い
猫ちゃんの包み

ディズニーランドに行ってきた友達親子からのお土産。
東京駅で見かけ、ああっ、これ、絶対月光院さんが喜ぶぞ、ということで、
思わず買ってしまった!のだそうです。

こちらも、思わず、「きゃ〜、かわいいっ!」
と狂喜乱舞しそうになりましたが、
その気持ち、心遣いが何だかたまらなかったです。(笑)


ところで、この生八橋、


9.29 生八橋

この二日間の書道教室で食べつくされちゃいました。(笑)
今朝、9時頃に起床後、何となく甘いものが欲しいなァ。。。。。
あ、そうだ、生八橋があると思って箱を見たら、

    あら・・・・

昨夜、留守となった書道教室ですが、
集中して稽古した欠食児童の高校生たちが終わった後にお茶会し、
ぜ〜んぶ食べちゃったようです。(笑)

キッチンのカウンターの上に、
一個だけ、残されていました。
この心遣い、たまりませんね。(笑)


テーマ:和菓子 - ジャンル:グルメ


総論賛成、各論反対
マルコ 9.30 甘えっこ

疲れました。
一杯やって、午前2時過ぎに帰宅。

マンションの年次総会もやっと終わりました。
4時間というもの、議論百出で荒れに荒れたと言ってもいい総会になり、
ほとほと疲れちゃいました・・・・

総論賛成各論反対というのは世の常で、
少なくない金銭の負担が生じる問題は特にそうなりがちで、
散々議論されても結論は先送りにされてしまう。
こうした場合、強行採決などということは、
マンションの住民同士の関係ではできるものではありません。

けれど、多数決は民主的だとばかり思っていると、
問題が最悪の形で生じたとき誰がその責任を負うのかということも自覚していないと
集合住宅では安心して暮らせなくなります。
特に地震や火災などで死傷者が出たりした場合、係争に発展することはよくあること。
設備さえちゃんと機能していたらこんなことにはならなかったのに、と。
そうなると誰かに責任を求めずにはいられなくなる。
だから、係争に発展する。
そういうことが起こらないように頑張ってはきたのだけれど・・・・・、
少ないない出費が絡むことになると、
今回も、総論賛成各論反対で先送りとなりました。
一時金などの負担のない議案だったのですけれど、残念でなりません。

まあ、何でもプラスに考えるなら、
個人的には明日から、やっと、マイペースで暮らせる日々になります。
これで良しとしようと思います。

  過去(終わったこと)は振り返らない。

この言葉ほど慰めになるものはない。そういうときもあるということですね。

愛猫が寒くなったせいか、昼も夜も
ぴたりと体を寄せてきます。

あったか〜い・・・








テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記