土佐旅行「番外編」・・・・住吉神社(香南市吉川町)
写真を大きくしてみましたけれど、
この住吉神社、あまりにも無残でした。
狛犬も境内の敷地のコンクリートもご覧になればお分かりのように、
説明書きの通りで、まさに、
往年の神社の面影はどこにもないといった風情でした。
歴史のある神社でしょうに・・・・・
自然災害の天災、神仏分離令による人災など、
多くの災害に見舞われたんですね。
樹木がない裸の境内は無残な姿を晒しているという印象で。
同じ香南市内の夜須町手結山にも住吉神社がありますが、
写真を見る限り、両者の印象はあまりにも違っていて、
御祭神もあまりの事態に摂津に戻られたのでは?
けれど、こうした寄進者の方たちがおられるので、
立て直しの途にあるのかもしれません。
境内の古い石碑は、説明書きにあった台風に襲われて、
多くのものがなぎ倒された際に残ったものなのでしょうか。
こうした祠の奉納もありましたが、
神社としてはいかんともしがたい崩落ぶりです。
ここは住吉神社ですから、ご祭神は、住吉三神。
底筒男命(そこつつのおのみこと)、
中筒男命(なかつつのおのみこと)、
表筒男命(うわつつのおのみこと)の総称で住吉大神とも。
海の神、航海の神ですから、まさに土佐に相応しいのですけれど。
だから、
ここで何か発見があるかなァという期待もあったのですけれど・・・
境内から外を見たときの風景です。
古代には、このあたりまで海が迫っていたんですね。
太平洋に面した漁業の盛んな土佐にとって、
勧請されるにふさわしい神様でしたけれど、
いまでは、町の史跡として存在しているだけなのか、
神社としては無残な印象を拭えませんでした。
*** ***** ***
そして、こちらも同様で、
こんなところにも神社が・・・?と思い。
車をここでも止めていただいて降りてみました。
小さな祠があるきりの神社ですが、
それでも新しく整備されています。
とありましたが、由来は分からないまま。
無残さに驚愕させられた神社でしたが、それでも、
こんな風に鳥居を奉納された方たちがおられるんですね。
けれど、神社の無残な姿をこの直後にも目にすることに。
それが、こちらです。
↓
こんな神社、初めて見ました!驚愕!
香我美町の地図に、「畠中神社」と大きく表示されていたのですが、
まさか、このような神社とは!
・・・・・・・言うべき言葉が見つからなかったです。
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Re: 不思議ですねw
余談ですが、宮城県の石巻市を過ぎて女川町方面に向かう、
その途中だったと思うのですが、万石浦というところだったか、
透き通った海水の上を観覧させてくださった船があって、
その船の名前が「なんじゃこりゃ丸」というものでした。
おなじ「なんじゃ、こりゃ」でも、
こちらは感動の「なんじゃ、こりゃ~~~」で、
それほど、神秘の海底でした。そこで、
記念のYシャツを愚息に買ったことを思い出します。
あの船も船主さんも、いまはどうなったのか・・・・
その途中だったと思うのですが、万石浦というところだったか、
透き通った海水の上を観覧させてくださった船があって、
その船の名前が「なんじゃこりゃ丸」というものでした。
おなじ「なんじゃ、こりゃ」でも、
こちらは感動の「なんじゃ、こりゃ~~~」で、
それほど、神秘の海底でした。そこで、
記念のYシャツを愚息に買ったことを思い出します。
あの船も船主さんも、いまはどうなったのか・・・・
不思議ですねw
なるほど。頭隠して尻隠さずですね。いや、尻隠して頭隠さずですかw
地震の津波や高潮被害の防護壁でもない。まさに、なんじゃこりゃですね。
地震の津波や高潮被害の防護壁でもない。まさに、なんじゃこりゃですね。
Re: 高知県と台風
> 四国地方上陸の台風は当地高知県が多いのかも。そのための防壁なんでしょうか?
畠中神社をぐるりと囲んでいる頑強な塀のことですね。
台風で倒壊するのを防ぐためだとしたら、
むしろ、お社をぐるりと囲んだ方が合理的ですよね。
とても違和感を感じました。(なんじゃこりゃ汗)
説明書きもなく運転士さんも初めて見たと言われるので、
まったく分からないままです。(謝罪汗)
畠中神社をぐるりと囲んでいる頑強な塀のことですね。
台風で倒壊するのを防ぐためだとしたら、
むしろ、お社をぐるりと囲んだ方が合理的ですよね。
とても違和感を感じました。(なんじゃこりゃ汗)
説明書きもなく運転士さんも初めて見たと言われるので、
まったく分からないままです。(謝罪汗)
高知県と台風
四国地方上陸の台風は当地高知県が多いのかも。そのための防壁なんでしょうか?
http://www.jma-net.go.jp/takamatsu/3/3-3/taifuu.html
http://www.jma-net.go.jp/takamatsu/3/3-3/taifuu.html