スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

猪瀬都知事はなぜターゲットにされたのか

猪瀬都知事2


もう、だいぶ前のような気がしますけれど、この会見のときには「目が点になる」ほど驚かされたものでした。大学生の娘など、いきなり爆笑したほど。そして、こういうものを提出しらことに対し「信じられない!」と。5000万円の借用書がこれでは、無理もありません。


猪瀬都知事


つまり、このときの都知事の対応は、大学生の常識からしても考えられないほど非常識なもので、
かつ「稚拙な」対応だったからで、呆れられ失笑を買ったのも無理はなかった。
これは、かつての民主党代表だった小沢氏の、あの記者会見をまねたのかもしれませんが、
猪瀬都知事、いま、何が起こっているのか分からないのかもしれません。

昨日の都議会での答弁で、5千万円を持ってこられたときの感想を尋ねられ、

「親切な人がいるものだと思いました」と返答。

これが、冗談じゃないがゆえに絶句してしまったほど。失礼ながら呆れ果てた有権者も
少なくなかったでしょうし、もう、だめだ、こりゃと実感された方も多かろうと思われました。
北斗の拳流に申せば、「お前はもう終わって」いる、と。


PC090282.jpg


都知事の「年間の給料」が2500万円であろうと、そんなものを返納することではもうすまないのです。いかに、都知事が「早く知事としての仕事をさせてほしい」と思おうと、都知事としては「もう終わっている」ということをなぜ分からないのか。作家としの想像力がもうなくなってしまったのでしょうか。

オロンピック開催を招致できた直後なだけに、猪瀬都知事には、いま、何が起こっているのか分からないほど、舞い上がってしまっていたのかもしれません。石原都政を継承したという自負とオリンピック招致を実現させた自信で、開催年は自分の手でとの思いもあっただけに、得意の絶頂から驚きと焦りと不安と恐怖の放心状態に、一気に急降下状態なのだろうとお察ししますが。


ところで、沖縄での基地問題にいきなり話題を変じますが、この都知事問題、沖縄の基地問題をめぐる選挙に絡めて考えると分かりやすいように思いました。

民主党政権でマイナスに後退した沖縄の基地移転問題は、日本政府にとって何が何でも解決させようと思っている重要案件ですから、来年に迫った沖縄での選挙は焦眉のもの。安倍政権は政権の命運をかけて戦う覚悟のはずです。

勝つかどうかは直前まで分からないのが選挙とはいえ、負けない選挙にするために、やるべきことはある。では、負けない選挙にするには何が必要か。

選挙マネー対策が徳田議員逮捕ですでに始まり、なぜかTVニュースではほとんど報道されませんが、公職選挙法違反容疑で徳田ファミリー逮捕も続き、医療法人「徳洲会」グループの選挙支援活動は手足を失いつつあります。このグループの財力とその影響力は、関東の感覚では分からないほど、現地では大きい。だからこそ、泣きついた総理もいた。

来年は、知事選挙も含めて沖縄は選挙の当たり年です。そうした流れで眺めれば、
徳州会関連の一連の「事件化」は実に大きな意味を持ちます。
負けないための選挙のため戦いは、すでに中盤を迎えており、描かれた絵に沿って軌道に乗りつつあるのだろうと。
これをつぶせば、あとは、沖縄の基地移転を巡る利権の分配問題だけ。

オリンピック招致が決まった時点で利権発生ですから、これを選挙のバーター利用しようと思う輩がいても不思議ではない。都知事にとっては降ってわいたような5000万円問題も、その延長にあるものだという読めば、分かりやすい。すでに選挙関係の方ならご承知のことでしょう。

東京都ほどのマンモス首都になれば、幾らでも「問題にされ得る」材料は眠っているはず。脇が甘い相手なら、それらを持ちだせばあっという間に「問題化」できます。素人知事ゆえに、いけにえにするのに都合がいいのか、収賄事件化の可能性を示唆する世論を形成するだけでこの知事を終わらせることができる。
東京でのオリンピック開催が決まった以上、都レベルのことしか頭にない知事は、もう要らないということなのでしょう。

受け取った5000万円を、「落選後の暮らしが不安だったから、一応預かることにした」「個人的な、私的な借用だ」という主張も、おそらくその通りなのでしょう。私的な個人間での貸借のようなものだという理解も、本人にしてみれば、その通りなのでしょう。

しかしながら、選挙に出るということは、すでに公人なのです。
当選後にはさらに公人として認知され公人として扱われるのですから、選挙資金として使ったわけではないから問題はないという認識は、残念ながら、通じない。

都下の徳州会施設に補助金が使われていたことを、猪瀬都知事が、額から流れ落ちる汗を拭うことを忘れて「知らなかった」と返答したことも、おそらくその通りなのかもしれない。

しかしながら、知事というのは自治体の行政のトップです。予算を決め予算の行使をする最高権力者なのです。なのに、当人は、質問者の意図を理解しかねているわけです。
こうした猪瀬都知事の一連の稚拙さを見ても分かるように、彼は、政治の世界では素人なのです。守護者もいない。

けれど、物書きとしての知事のキャリアや発信力は油断がならないので、この知事では駄目だと判断した向きにとっては、この知事から攻撃できる立場を奪うことにしたのでしょう。彼自身が攻撃指弾される立場に置かれたということは、物書きとしての武器を奪われたことを意味します。


これまでと違って、都議会での質疑応答の場面は、ここ京都の地方局でも、連日のように報道しており異様なものを感じされていますが、猪瀬都知事が辞任しない限り、今後もテレビ報道は続くでしょう。百条委員会の設置が決まれば、なおさらです。都知事選の話題が出てくる頃には、沖縄の選挙戦の水面下の戦いは半分終わっているでしょう。
政治というのは、非情なものです。


スポンサーサイト

テーマ : 政治のニュース
ジャンル : ニュース

「大義がない」とされた男が口にした「歌を忘れたカナリア」という批判

久しぶりに聞いたなあと思いました。「歌を忘れたカナリア」という詩句。


みんな1

離党の機会を窺っていた「みんなの党の」前幹事長の江田議員が、本日、
比例区選出の一年生議員ら14名とともに、
離党会見を行った席上で口にしたもの。

世論の動向に敏感な江田氏らしい時期選びだったとも言えそうですが、
さて、その世論、読み違えていなければ幸いですが、
マスコミと秘密保護法案反対で国会前に集まっていた人たちの、
その抗議を世論だと思ったのなら、読み違えているかも。

国会審議、数の横暴という前に、
野党側の質問も誉められたものではなかったと、そう思っていましたたので、
あのような質疑が延々と繰り返されるだけの国会なら、
多数派が決議するのは民主主義を是とするならやむを得ない。
そう思われました。

PC090262.jpg


この江田憲司前幹事長と党首の渡辺代表との軋轢は、
政界再編への道筋をめぐるものからだと思われますが、
歌を忘れたカナリアという詩句が、
どうも本来の意味とは異なる理解から発せられたもののように思われて、
違和感が大きかったわたくし。


PC090261.jpg


江田氏は、歌=本来の結党の理念や目的
カナリア=渡辺代表および代表の下で活動するみんなの党の議員
という意味で口にされたらしいのですが、
言われた側の渡辺代表は、


PC090259.jpg


憤懣やるかたない様子で、「大義」という言葉で切り捨てた。
どちらに「大義」があるかどうかはマスコミではなく、
「みんなの党」の支持者と物言わぬ国民が判断すればよろしいけれど、
カナリアという表現は、この場合、違和感が拭えない。

まずは、「歌を忘れたカナリア」の歌詞、ご存知でしょうか。
西條八柔(さいじょう やそ)という童謡詩人の詩句ですけれど、
以下に掲載してみました。

   歌を忘れたカナリヤは
   後ろのお山に棄てましょか
   いえいえそれはなりませぬ

   歌を忘れたカナリヤは
   背戸の小藪に埋け(埋め)ましょか
   いえいえそれもなりませぬ

   歌を忘れたカナリヤは
   柳の鞭でぶちましょか
   いえいえそれは可哀相

   歌を忘れたカナリヤは
   象牙の舟に 銀の櫂
   月夜の海に 浮かべれば
   忘れた歌を 思い出す


この歌の歌詞を江田議員は、果たしてご存知なのでしょうか。
どうもそうだとは思えないでおります。

以下のお三人とは何度も会って語り合ってきたとのことですが、
離党後早々、お勉強会を開催されるのだとか。


選挙が心配なだけの三人組


政界再編のための新党立ち上げ準備会らしいのですけれど、
これらお三人の顔ぶれのどこに「新しさ」があるのか。
行動力も期待できないのに、どんな新しさがあるのかまったく分からない。

そもそも、選挙で地道に議員数を伸ばして35名となった小中規模の党の中で、
立党の理念実現方法を巡る意見の相違程度のことで対立したぐらいで、
結党のときの同士に対し「月夜の海に銀の匙を浮かべて」
話し合ってみることもしなかったような人物が、
ここで新党結成への意欲を口にしても、

選挙が心配なだけのお三人がリードするような政党では、たとえ、この後、
数十人という数合わせができたとしても何が期待できようか。
そんな余裕がいまの日本にあるとはとても思えないのですけれど。


テーマ : どういうことだ?
ジャンル : ニュース

議員の異性スキャンダル・・・・議員の「不適切」な「不純異性交際」や「不倫行為」、「性的趣味」等についての愚考

佐田玄一郎

ということで、衆院議院運営委員長を引責辞任された佐田代議士。
こうした記事は、ホントはこのブログでは取り上げたくなかったのですが、
委員長を辞任された佐田議員に対し、「それで済むのか」「議員を辞職しろ」
といった鬼の首でも取ったかのような批判がネットで起こっているのを見て、
あえて取り上げることにしました。しかも、写真付き。

女性有権者からの批判の背景は、わたくしも共感できるものがあります。特に、男女の関係に対して潔癖な女性ほど、こうした醜聞には厳しい。このブログでは「政治家の顔」というカテゴリーを設けているので、まずは、下半身の抑制がきかないがために辞職せざるを得なくなった政治家の顔を、眺めて見ることにしました。

DSC_8962.jpg

不適切な異性との不純交際がスキャンダルとなった国会議員は、数え切れないほどいそうです。昔など、総理になったばかりの方が「遊んだ」相手に数万円しか渡さなかったということで、相手の女性から暴露され、総理辞任となる呆れ果てるものもありましたし、政府の要職にあった男性政治家(自民党の次世代を担うと期待されYKKと称されたお一人でしたね)が、「不適切」な交際をしていた相手の女性から性的趣味まで暴露されるといった醜聞もありました。このとき、スキャンダルばかりが注目され、国家機密に属する情報管理、総理を始めとする政府の要人たちの海外日程や宿泊先などを女性に知らせていたということが問題にされなかったことが、とても残念でなりませんでしたけれど、そもそも、この手のことは、発覚しない限り「スキャンダル」ではありませんし、「スキャンダル」にもならない。また、そこに違法性がなければ、いかに公人といえどもプライバシーの領域と主張されればその通りと認めるしかないものでもあります。わたくしはそう考える一人ですが、政治家として、その「脇の甘さ」は指弾したい。また、男女関係や恋愛感情や性的趣味がいかにプライバシーであろうと、それが発覚したときに、政治や自党(自分が所属する政党)に与える影響や家族はどうなるかを考えない「愚かさ」も指摘しておきたい。

そうした「脇の甘い」「愚かさ」を暴露された政治家として、
最近ではこの方たちが印象に残っています。

0b8ffff4.jpg

なぜなら、あっという間に、国土交通・復興政務官辞任されたからでした。
そのせいか、収束も早かった。この方の場合、「過去の」異性問題でした。

こちらも辞職された。麻生内閣のときの福官房長官という要職でした。

090513020 (1)

しかも、不祥事の責任を取る形で辞職ではなく、官房副長官は「更迭」となり、
さらに、自民党県支部連合会(県連)は除籍を決めた。
にも関わらず、麻生政権は倒れた。

こうした政治家を擁護するつもりはありませんが、こんなに「脇の甘い」「愚かな」政治家をその後も国会に送るかどうかは、まさに選挙区の有権者がどう判断するかの問題。そして、その有権者の選択は尊重されなければならない。

しかしながら、こうした「不適切な」「不純異性交際」をスキャンダルとして、
参議院選挙に利用したいと思っておられる方たちがおられるとしたら、
その前に、眺めていただきたい顔があります。
選挙前ですので、以下の方たちのお顔も載せなければ公平ではありませんものね。

20091216210934.jpg

この御仁(人物)の「不適切」な「異性不純交際」のこと、お忘れでしょうか。
既婚者にとっては「不倫行為」になります。

27164-1.jpg

けれど、細野議員を議員辞職などしませんでしたよね。
当時、民主党は野党でしたけれど、「政権奪取」と叫んでいました。
なのに、その後総理となった以下のお二人もまた、

b3fe9d0e.jpg

愛妻家と聞こえる元鳩山総理ですけれど、やはり、選挙区において「不適切」な異性関係を持っていたことが発覚しました。既婚者ゆえに、まさに「不倫行為」になりますが、これもスキャンダルとなりましたけれど、なぜか、妻に謝罪し許しを得たということで、早々に、収束。

氏のライバルだったこちらのお方も、負けてはいませんでした。

ref_l.jpg

恐妻家で聞こえた菅直人元総理でしたが、ホテルでの密会が発覚して、その情事が「スキャンダル」に。恐妻は雲隠れしノーコメントに徹してくれたお陰で、こちらも収束。この御仁も既婚者ゆえ、まぎれもない「不倫行為」だったわけです。けれど、マスコミは野党の政治家の情事には甘いようで、「仕方ない奴だなあ」的な扱いで早々に収束。

自民党や民主党に限らず、この政党にもおられましたね。

74025-1.jpg

昔の社会党のなれの果てのせいか、政府案には何でも反対の印象が強い社民党ですけれど、この又市征治議員(参議院比例代表選出)も、議員辞職はしなかったように記憶しますし、いつもなら、議員の「スキャンダル」発覚の際は「議員辞職」を要求する政党なのに、又市議員には要求もしませんでした。
又市議員にしても、議員会館に呼びつけて事に及んでいた女性に、手渡していた金額が数千円だったということで苦笑された。報酬の金額に呆れ果てるという揶揄する記事が多かった。男性社会ならではの低レベルな記事ばかりでした。

mataichi20070621001 (1)

が、いつの頃からか、この国では「不倫は文化」となっていたせいで、
こうしたスキャンダルは、いずれも時と共に収束。
つまりは、その程度のことなのでしょう。

それを政争に利用するというのなら、また、けしからんので辞職を要求するというのなら、それは、こういった政治家の辞任が「国益」と「国民の利益」にかなうという条件を満たしてからにしてもらいたい。なぜなら、辞職と簡単に言うが、補選の費用はバカにならないからで、投票率も低いままで終わってしまうのも目に見えているからです。ちょっと待てば、次の選挙で結果は出るだろうからです。「そこまで待っていたら、スキャンダルの存在が忘れられて投票に影響しない」と言われるなら、それは有権者の問題になります。

スキャンダルを選挙に利用するというケースも、よくよく考えてみたいものです。そうなってしまうことを許せば、スキャンダル合戦選挙になってしまう。なぜなら、自分たちのサイドにもスキャンダル発覚者がいるからです。そのような選挙になって得をするのは誰か。少なくとも有権者にとって有益ではないと思われるので、以下のように考えてはどうかと。

人としての倫理性や道徳観の問題を、政治家に対して問うか問わないかは、
いまや、文化の問題であり政治の問題とはならない。問題にしても有益ではない。
信仰をお持ちの方にとっては、宗教の問題になるかもしれませんが、
こうした問題を政策論議よりも上位に置くという愚かな対応だけは避けたい。

個人的に、わたくしは政治家のプライヴァシーは尊重する立場を取っています。もともと、彼らのプライヴェートなことにも関心がない。政治家としての仕事をしっかりやってもらっていれば、それでよいのであり、そのために彼らがいかなる性的趣味を持とうと、いかなる不適切は異性関係を持とうと、国と国民に対して実害が生じなければ不問でよいと思っているわけです。いまさら、権力を持った人物に聖人君子であることを求めるつもりはさらさらなく、そんなことより仕事をしてもらいたいという要求が、わたくしの中では優先されているということで、異性に何の関心も持たず結婚生活を守る良き家庭人であるけれど、政治家としては無能であるという政治家や、不倫行為に無縁であり、あるいは独身を貫いているせいでスキャンダルには遠いけれど、仕事はしない出来ないという政治家では、困ると思っているわけです。無論、政治を担う能力もなく議員になっている議員に対して、そうした分際で、異性関係だけは活発な輩というのは論外なれど、そういう輩を選んでいるのは誰なのか。議員の資格をはく奪する権利を行使するのは、そのような人物を選んだ有権者に委ねたい。

そもそも、こうした政治家の「不純異性交際」を非難する資格のある有権者は、
おそらく聖人君子の殿方と夫婦愛に満たされておられるご夫婦と、
そして純愛カップルと、異性と無縁な独身者くらいなものではないかと。
なればこそ、こうした政治家に「ノー」を突き付けたい方は、
そうしたご仁に1票を投じなければいいだけのこと。
ためにするような扱いは無益だということです。


最後に、今回の参議院選挙について。
いい加減、「どんな選挙になるか」ではなく「どんな選挙にしたいか」と考えたい。
大震災後初めての参議院議員選挙です。経済のこと、景気や雇用の改善はとても重要な課題ですけれど、震災復興のこと、原発のこと、エネルギー政策のこと、国の安全保障や外交のこと、近隣国との今後の関係のこと、憲法改正、皇室典範の改正問題、教育、年金社会保障制度、医療、少子化問題、そして、参議院不要論も含めて、実に多くの課題が山積しています。

自分なりに考えて各党に質問するくらいの構えで投票したい。
そんな選挙になればとの思いから政治家の醜聞問題を上記のように考えてみました。


★立ち去られる前に、よろしければ「拍手」に1クリックお願いします。

テーマ : 本日気になったネタ
ジャンル : ニュース

ウルグアイ大統領の舌禍問題とアルゼンチンの外交姿勢

桜の写真をご紹介する予定でしたが、
その前に・・・


P4062673.jpg
(ウルグアイのムヒカ大統領・77歳)

この御仁、ウルグアイのムヒカ大統領ですが、
今回の舌禍福事件で、初めてじっくりお顔を拝見しました。
人の良さそうなおじいちゃんにも見えるお顔ながら、
映画によく出てくるような南米の独裁政権の政治屋や
その権力と癒着して暴利をむさぼる巨悪企業家役のお顔にも見えるなあと。
外見は陽気でチャーミングなおっさんながら、
影ではかなりエグイことも平気でやる、映画なら、さしずめ
そういった役どころで、思慮に欠ける男でもある。
そう見ようと思えばそう見えるといったところですが、
実際のムヒカ大統領はこんな演説もしておられる。

さて、この大統領、諸外国のトップが並んでの4月4日の記者会見で、
マイクのスイッチが入っていることに気付かずに、つまり、
聞かれちゃまずいことを口にしているなどといった自覚もなしに、
また、聞かれてしまうことなど夢にも思わずに、
男同士の気軽さでか、つい、口にしてしまったようです。

P4062668.jpg

「年老いた口うるさい女で、とても頑固だ」
「斜視の旦那よりクソババアはたちが悪い」

いやあ、外国の元首に対して、いえ、ただの外国ではありません。隣国です!
その隣国の元首に対して、こんなことを言ってしまう感覚は、
国を危うくしかねないものながら、やってしまったわけです。
隣国アルゼンチンのフェルナンデス大統領を侮辱し、
*斜視の旦那=フェルナンデス大統領の夫君だった故キルチネル前大統領をも
侮辱する発言で、まさに舌禍事件。
いつぞやも、イギリスで似たような舌禍問題が起こりましたけれど、

P4062670.jpg
(フェルナンデス大統領・60歳・・・男って、ホント、どうしようもないわね、そんなお年寄りの戯言をまともに相手しているほど、こちらは暇じゃないのよ、大統領なんだから、とは口にされません)
この「侮蔑」に対してアルゼンチン政府は抗議するなど、
両国の外交問題にまで発展しているそうですが、
政治家の発言としてうんぬんであっても、こうした点においても、
国際政治の現場(外交)というのは、実に「人間臭い」舞台でもあるなあと、
改めて人間がしていることなのだとの思いを抱かされました。

それはそれとして、ここでは、
このアルゼンチンのフェルナンデス大統領が、
対イギリスとの外交で演説されたことで考えさせられたことがあり、
そのことを書いておこうと思いました。4月2日の、
フォークランド諸島(アルゼンチンではマルビナス諸島と呼ぶ)を巡った折り
戦没者追悼式典(あのフォークランド戦争)で行った演説だそうですが、

「同諸島の独立性や信念のために戦った人々のことは忘れないと」

と自国の領土における主権を守るために戦死した兵士たちを慰霊した上で、
その他国と争っている領有権について、

「我々が求める唯一のことは国連決議に従う」

と国連主義を全面的に押し出して、英国政府に対し、
両国間のフォークランド諸島の領有権問題について、
国連での話し合いのテーブルにつくことを求めたそうです。
つまり、英国との戦争を望まないことを前面に押し出した演説になります。
英国は、自国の国益になると判断する状況にならない限り、
こうした要求に応じることはないでしょうが、ここで考えたい問題は、

戦争しても勝てない相手国との間で領有権問題が発生しているケースと、
戦争したら勝てる相手国との間で領有権問題が起こっているケースでは、
その解決策における選択肢には当然違いがあるということで、
その違いは、以下のケース、

領土問題で武力を行使する国としない国と
領土問題で武力を行使できる国とできない国とでは、

外交はさらに複雑になる分、
その違いもさらに大きくなると思われますが、(いまのところ)、
なぜか、領土を奪われた側の解決策が同じになっている・・・・

「国連の場で話し合って解決する」(=「武力での解決は望まない」)
「平和的な方法での解決を求める」(=「戦争は望まない」)

国連主義と平和主義、いかに困難であっても、
それで解決する可能性があるのなら、
わたくしもそれを望む一人ですが、民族国家が続く限り、
国益が絡まない領土問題は、話し合いでは決して解決しない。
こうした歴史に、わたくしたちは何を学ぶべきなのか。

侮蔑的な言葉を、たとえバレテも「内緒で」投げかけられていうちは、
実は、国としては、その安全保障上、まだ、ましなのです。
表立って批判できないからこその悪口だから、遠吠えみたいなもの。
怖いのは、遠吠えもなく、突然、有事が発生することで、そのとき、
準備を怠っている側は、常に、悲惨な状況に置かれるということです。

桜を、愛してやまないわたくしたち日本人ですが、
そこに、いかに「美」を見ようとも、
儚く散っていい命でいいはずがない。

戦争するくらいなら、桜のように散ればいい・・・
そのように訴える反戦論者に同意してはならず、
非戦を訴えるなら、非戦に訴えるに相応しい準備を怠ってはならないはず。
自衛隊の名称を国防軍として自衛官の身分保障を行うことも、
その一つであるという考えを否定するとき、
わたくしたちは無責任であってはいけないと思うばかり。


異国の話題でしたが、拍手コメントに1クリックいただければ幸いです。
 ↓

テーマ : 政治家
ジャンル : 政治・経済

平野元復興小に続け!?・・・・離党者が続く民主党への提言

平野達男
(民主党を離党した平野元復興担当大臣・岩手選出参議院議員)

震災復興のために尽力したい。大臣としてその責任を果たしたい。
ということで、昨年末の選挙の前に小沢一郎氏と袂を別ち、
風前の灯だった民主党に残留する道を、
参議院議員として選んだものと思っていましたが、
どうやら違ったようです。

民主党に残留することは氏の政治決断だったはずですが、
その「民主党では」「選挙に勝てない」から離党するとのこと。
思わず、笑ってしまいましたが、目が点になってしまったのは、
無所属で戦うので、自民党から推薦を貰うらしいことに加えて、
離党を表明したその民主党から、(出来たら)「推薦」してもらいたい、
そう述べられたと聞いて、目が点になってしまいました。

離党の理由を「選挙に勝てないから」としか説明できないのでは、
あまりにお粗末すぎますが、これは笑うしかない。
無所属で戦うと言われても、
民主党の公認候補だったような候補者を、さて、
自民党は取り込む考えなのでしょうか。

自民党岩手県連は、離党後の平野氏推薦を検討中とのことですが、
だとしたら、節操のなさは候補者と同類となり、
自民党にとってはマイナスイメージが大きいのではないか。
無所属でも勝てそうな候補者なら、叩かずに裏取引で放置プレイにし、
勝った後で取り込めばいいだけのこと。それができないところに、
自民党のゆとりのなさと自信のなさが感じられる、
そんな選挙区になりそうですね、岩手選挙区。

それにしても、民主党からの推薦も欲しいとは、失礼ながら、
離党者にそんなことを言われてしまうくらい、
党として落ち目になっている民主党、その党首たるものが、
平野元復興大臣の離党表明を受けて、気色ばんで、

海江田万里
(会見でのお顔があまりに、わなないていたので、撮り損ねてしまったので、
こちらの画像をネットから借用させていただきました)

こんなことしか言えないようでは、もう本当に、
この党は≪じり貧≫ですね。

かつて、時代に捨てられた社会党という船がありました。
その沈みゆく船から、我も我もと逃げ出して民主党に乗り換えた輩が、
当時、鼠に見えたことをつい思い起こさせられました。

P4032248.jpg

もっとも、いまの段階で、いえ、いまなお、と言うべきか、

P4032249.jpg

と言うしかないところに、哀れを感じてしまいます。
解党のカウントダウンのスピードが増してきているのでしょうか。

民主党の起死回生は、いまや、
思いきった選挙制度改革しかないのではないか。
日本にとって不要な国会議員を国会から一人でも多くなくしていく。
かつてマニフェストで挙げた数字、民主党は忘れているけれど、
かなり思い切った数字を揚げていたはず。
議員でいられる間に、議員定数の削減をきっちりやってもらいたいものです。


拍手コメントに1クリックいただければ幸いです。
 ↓

テーマ : 政治
ジャンル : 政治・経済

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。