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「シャンパンハウス25時」

シャンパンハウス25時

仙台に転居して早々、ある方のご自宅でのパーティにご招待いただいた折、
50名はいたと思われる招待客の中で
もしかしたらわたくしが最年少じゃないかと思われたとき、
やや同年代と思われる素敵な男性が一人・・・・、
それが、以後10年にわたってお付き合いいただくことになった
このエッセイの著者です。

先日、初出版となったこのエッセイを記念して、
出版記念のパーティが開かれました。
この著者の多くのファンがわんさか駆けつけるのではないかしらと思っていたところ、
パーティには彼の経営するシャンパンハウスのお客様ではなく、
無論、時には皆さんもお客になりますが、
個人的な交友を育んでこられた人ばかり。
そんな100名ほどの方達が集まり、大変愉快なパーティとなりました。

20081130_01.jpg

杜の都を愛し杜の都をより素敵な街にしていこうと活動している人たち、
この都市から他県のもならず世界に向けて発信している方達、
そんな老いも若も揃っての集ったパーティですから、
愉しくないはずがありません。

版元も当市でスタートした「本の森」という出版社。
挿絵も当県在住の画家のお一人でいらっしゃる菊池正則氏のオリジナルイラスト。
どこまでも、この杜の都を愛する著者の
気持ちや考えが行き渡っています。

笑いとおしゃべりと久々に顔を合わせた人たちとの交流・・・・
そんなパーティのお手伝いをしてくれていたのは、20代とおぼしき美女たち。
著者がダンディでハンサムだからという以上に、
やはりお人柄でしょう。
硬派な殿方ながら、
人生と人間を信じ愛している・・・・

シャンパンとワインを楽しみ、さあ、二次会ね、となるのは当然で、
二次会では深夜のャンパンに不自由しない極楽タイムを堪能してきました。
気がつけば久々の午前様。皆でそろそろ店を閉めようとなった時、
外は雪がみぞれに変わっていました。

そんな外気がとても気持ちが良くて、思わず空を仰いでいたら、
横から静かに傘を広げ、「濡れますから」と語ったテノールの響き・・・
そういう魅力的な著者の初エッセイ、 シャンパンハウス25時 
あなたも開いてみませんか。


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テーマ : エッセイ/随筆
ジャンル : 本・雑誌

「天誅」(てんちゅう)・・・・(4)

紅葉
(テラスから眺めた今日の紅葉)

二大政党が切磋琢磨して政治のダイナミズムを生むなら、
それも悪くないとわたくしは思うけれど、
政権を水面下で禅譲し合うようになったり、
権力闘争に明け暮れたりするとどうなるか。

戦前の日本は、戦争直前まで二大政党だったんですよね。
慢性不況に喘いでいた時代に関東大震災という未曾有の震災が起こったというのに、その当時の二大政党は、権力闘争に明け暮れていたようです。選挙で民意を問わずに総辞職を選ぼうとした政府与党と、倒閣一辺倒の政党との政争です。

議会での追求の激しさから答弁を間違えた蔵相の言葉で、
本来救済すべく法案を通そうとしていたにもかかわらず、
破綻しなくて済んだ銀行がいくつもの破綻。
その対応策に追われる政府で、何と、閣僚同士の確執もあって、
国民生活において甚大な影響を及ぼすというのに、
緊急の救済策が否決されちゃうんですよね。

その結果、金融恐慌が起こってしまいました。
第一次金融恐慌と言われるものです。

こうなると、
この金融恐慌を招いたのは政治家だと言いたくなります。
もうちょっと詳しく知りたいと関心を持たれた方は、リンク先をお読み下さいね。

こんな政治状況下ながら、昭和の初めって、
経済的な豊かさが都市部のサラリーマンを中心に広がっていたようです。
これには、毎回驚かされるわたくし。
なぜって、わたくしが中学高校時代、学校の歴史で習ったことは、
戦前の日本は軍部が幅を利かせた闇黒社会だったというものだったからです。
ところが、そうじゃないんですもん。

日本に最初に冷蔵庫が輸入されたのは、大正時代の末期ですけれど、
この頃になると、アメリカのGEに対抗して国産の冷蔵庫が生産され始めます。
冷蔵庫ですよ!こうした電化製品を購入する層が、
昭和の初めに社会に生まれていたんですね。


眼下の紅葉
(テラスから眺めた今日の紅葉)


財閥系に限らず企業に就職するサラリーマンも増え、
彼らは都市に住むようになり、
彼らが占める都市人口の比率が各市とも3割前後までになっています。
つまり、各都市の3割は、地方出身者ということになります。
田舎や地方から街に大都市へと人口が移動している時代だったんですね。

これが交通網を整備し各都市を一気に発展させていく背景にあります。
東京の山手線や中央線の運転間隔は3分となり(←3分ですよっ!)
浅草と上野を走る初めての地下鉄も開通。(これは良く知られていますね)

人力車時代はいまやすでに遠くなり、人を乗せて走るのは自動車となり、
一円タクシーという市内はどこでも1円で走るタクシーも普及。
当時の大卒の公務員のお給料が33円~133円、年収は×12ですね。
サラリーマンの年収が平均して1500円。
いかに当時の企業のサラリーマンが高所得だったか分かりますが、
公務員天国の現代とは大変な違いです。


県立美術館のさざんか
(県立美術館のさざんか)

ちょっと脱線しますが、
面白いと思ったのは、会社の名前。

それまでは、たとえば、現在の近鉄奈良線は大阪電気軌道、京阪本線は京阪電気軌道、京王電鉄京王線は京王電気軌道という名前でした。電鉄会社って、「軌道」という呼称だったんですね。
それまで6本くらいだった私鉄がこの時期に増え、
社会は私鉄の開業ラッシュとなります。
東急池上線、東急東横線、小田急線など、
まさにこの時期、私鉄の開業ラッシュ!
それだけ、都市生活者が増えてきていたということでありますけれど、
日本にはお金があったんですね。
高級住宅地で名高い田園調布や芦屋などの住宅もこの時期に造営されています。

戦前の作家の小説などを読んでいると、
この頃の生活レベルに驚かされたものですが、
電車だけではなく道路の舗装も進められ、上下水道が整備され、
洋風の応接間をもった和風建築、文化住宅も昭和初年に登場。
瀟洒な住宅も建設された都市部では、暮らしも豊かになっていきます。

女性の社会進出が進み、
彼女たちはタイピスト、デパートの販売員、銀行や電話交換手などに就職。
そういう需要が高まった時代だったということが、分かりますね。
この背景には、中学や高校、専門学校や女子大以外にも、
女性に門戸を開放し始めた大学が増えてきたという教育の規制緩和がありました。

仙台の晩秋
(仙台の晩秋の空です。ご近所の路上で撮りました。)

こうして、
テニスコートでテニスを楽しみ、ゴルフ場でゴルフを楽しみ、デパートで買い物を楽しむ人たちも増え、レコードが普及し、映画だけではなくクラシックコンサートも多く開催され、いまと全然変わらないような文化というか娯楽が都市で花開いています。
高額なチケットも飛ぶように売れています。
作家には生活保障となったでしょうか、出版もブームとなり特に全集本がとにかく売れています。新しい時代を迎えて経済的に豊かになってきた中間層が教養のために購入したのでしょう。

文化水準は上がり、多くの娯楽がこうして都市部ではかなり普及している姿が、
日本の戦前の昭和の初めです。驚かされた方もおられるのではないでしょうか。

持ち家ではなく借家志向が普通だった当時、アパートの家賃は10-15円。
昭和の初年にあの青山の同潤会アパートが建てられています。
当時のサラリーマンの年収2年分でマイホームが買えました。その持ち家は120坪の木造新築(家屋部分は60坪)が平均的だというので、これにも驚かされます。
こうした中からリッチな層が社会に構成されていくわけですね。

ちなみに、
昭和初期の大企業に就職した大学卒業のサラリーマンの年収は、1500円。
これは前にもご紹介しましたが、気になる会社社長の年収は、税引きで15万円くらい。
100倍違うんですよね!現代の一部上場企業の社長のお給料が月額200-300万円前後、年収2000-3000万円というところでしょうから、新卒の社員の10倍程度です。しかも税金でかなりの部分を持っていかれる現代のサラリーマン社長のことを思うと、昭和の初めのころの社長がいかに高額所得者であったかが分かります。

格差社会と言われた戦前の昭和。
それでも、いまのアメリカの大企業の社長の年収とは比べるべくもありませんが、
何だか、格差=悪といった発想が幅を利かせ始めているいまの日本・・・・
そういうところが、気になりますが、
当時の話に戻ると、
財閥系の会社役員の給与などから、彼らを「リッチな層」だとすると、
では、「リッチじゃない層」とはどういう人たちだったのでしょう。

次回ではそれを見ていきたいと思います。

そして、こうした社会の中から、
なぜ「天誅」と叫ぶようなテロが発生したのか。

教養の水準がいまと違って
相当に高かったと思われる都市生活者も増えていたはずなのに、
どうしてテロが多発したのでしょう。考えてみたいと思います。


テーマ : 世界金融危機
ジャンル : 政治・経済

「天誅」(てんちゅう)・・・・(3)

元厚生事務次官の方が亡くなられた折、メディアの対応に≪いやな感じ≫を抱かされたわたくし。その事件の後に「天誅」というタイトルの日記を書き始めたわけですが、事件そのものと拙ブログの記事は無関係です。テロという報道に触発されて考えてみたいことがあり、書き始めました。そのことを改めてお断りさせていただきます。

黄葉


さて、「天誅」(3)
前回、戦前のテロ、昭和の最初の頃に多発するようになった日本国内のテロ事件の事例を挙げさせていただきました。いずれも高校の日本史の教科書に書かれてあるような事件ですが、近代史に入った明治あたりで歴史の授業が終わる学校も多いとのこと。ならば、高校生の方は、この冬休みにでも自分で学習してくださいね。
よく言われるように、そのテロの背景にも「貧困」があり、当時の社会にも「格差」があったと鬼の首でもとったかのように喧伝しておられる方達がいますが、それって、さも「貧困」と「格差」がテロの原因であると暗黙のうちにアピールしているように思われます。本当にそうなのか。貧しくてもテロを起さない多くの人たちがいます。格差社会=悪だというけれど、格差社会の典型のようなアメリカには移民してくる他国民が絶えず、ホームレスのアメリカ人からはアメリカ国民を辞めたいという声も聞こえてこない。

そのあたりをちゃんと見つめてみようと思った次第です。そのためには、その時代のことを知る必要がありますよね。戦前=暗い時代、昭和の初め頃の日本=戦争への道を歩んだ日本といった一般に流布しているイメージでは、先に進めません。

なので、どういった時代だったのか。
テロを起すしかないほどに国民は「貧困」に喘ぎ、「お金持ちと貧しい国民」に別れた超格差社会で、お金持ちだけが安寧な暮らしをして、貧しかった国民はもはやテロしか生活を変える手段はなかったのか。そういったことを考えるために、もう一度改めて当時がどんな時代だったのか、わたくしなりに読み聞かされて知っている事柄を思い出してイメージしてみようと思います。

といっても、難しいお話ではありません。
そもそも難しいことはわたくしは分からないですし、
当時の社会全体を俯瞰することは手に余りますけれど、
政治だけに偏ることなく、経済だけに偏ることなく、
その時代が、「こんなだったんだァ」とイメージしていただけるように事実を列挙して、
読んで下さった方に自由に想像していただきたいと思います。


黄葉2

歴史って、連続しているんですよね。
なので、NYのウォール街の株価暴落で経済恐慌が起こった、それが世界的な恐慌になったと簡単に片付けていいのか。ましてやその大不景気が戦争に繋がったとまで言われるけれど、その1929ウォール街での株価大暴落ショックが波及する前の日本って、はたしてどんな状態だったのか辿ってみることは意義があるはず。学校ではそのあたりを教えて下さる先生が少ないのでしょうか。関東大震災から立ち直ろうとしていた日本経済を何と何度も金融恐慌が襲っていたなんて、自分で調べてみるまでは知らなかったですものね。

信じられない~と思うほど、当時の政治家の愚昧ぶりに呆れました。
なぜって、当時の政府が国会に出した法案が機能していれば
ダメージが大きかったその金融恐慌は
間違いなく起こっていなかったと思われるからです。

次のブログで、そこをみていきたいと思いますが、
何だか、同じだな~と思ってしまうのはわたくしだけではないと思うけど、
呆れないでくださいね。

テーマ : 気になったニュース
ジャンル : ニュース

クロッキーのモデルをさせられる猫

モデルを強要されたマルコの顔

趣味のクロッキーのモデルを娘に強要されて、
じっと我慢の愛猫マルコ。
娘の部屋から「ダメでしょ、マルコっ!動かないでよ!」
と聞こえてきたので、覗いてみたら、
じ~っとしたまま目だけこちらに向けたマルコ・・・・・

「マルコは猫なんだから、強要しちゃ可愛そうでしょう」

と声がけしたわたくしに、

「違うよ、モデルの協力をマルコに頼んだの。
頼んだのあって無理強いしてないもん」

と答える娘。
う~ん・・・・高校生にもなるとそういう悪知恵が生まれてくる。

強要か依頼か。

いずれであれ、マルコにとっては
忍耐となることに変わりはないようです。
娘の口から「よしっ!」という言葉が出てくるまで、
小一時間もずっとモデルをしていたマルコでした。

強要か、協力か。

真実は、マルコの表情に表れていると思ったわたくし。
けれど、娘はこともなくこう言い放ちました。

「うう、マルコ~可愛いっ!これって、愛よねっ、マルコ♪」



テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

霜月の空がこんなに青い

晩秋の空

週末になって、やっと一息・・・・
映画ブログとネットシッピングブログを更新して、
やっと本家ブログに戻ってこれたような感じ。

更新できない間にいただいたコメントを拝見して
すぐにお返事したくなったほどとてもおしゃべりしたい気持ちになりました。
有難うございました。楽しみは後ほどにとっておいて、
その前にこちらのブログの更新をさせていただくことにしました。
コメントを下さった皆様、もう少しお待ち下さいね。

写真は、ご近所の路上から眺めた、
当地の晩秋の空。
ああ、神無月が終わったと思ったら霜月も明日で終わり・・・・
いよいよ、師走ですね。
一年最後のせわしい月を前にした空の高さ、空の青さに感じ入り、
しばらく見入ってしまいました。


テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

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