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京都 法然院 Honen-in (4)・・・・陶芸家 中野亘氏の「聞思得修信の庭」

今日はお花見に出掛けております。以下は、留守中の予約投稿ですが、
お楽しみいただければ幸いです。


法然寺78


本来なら、法然院のご紹介に当たって、
伽藍内部の様子、本堂の本尊の阿弥陀如来坐像や法然上人立像のこと、
特別公開で拝見してきた狩野光信の襖絵や堂本印象の襖絵の数々について、
そして、また、境内の講堂や経堂のことも写真付きでゆっくりお話したいところですが、

今回は写真撮影が厳禁だったため、それらはいずれ折を見てご紹介させていただくことにし、
今日は、それらとは別に、冒頭の陶芸作品をご紹介したいと思います。


法然寺76


とあるように、法然の800回忌を記念して、中野亘氏という陶芸家の方が奉納されたもので、
経堂の奥を進んだ先にありました。最初に見た時、これは何だろうと興味津津に。
思わず、あれこれと友人と共に考えさせられておりましたところ、
正面右手の下の方に、以下のものがありました。


法然寺81


このブログをご覧になられた方、この週末、お閑でしたら、
この「聞思得修信の庭」と向き合ってみてくださいませ。



法然寺79



★中野亘氏略歴

中野亘

京焼、高橋道八氏に師事。
南米ペルーでプレ・インカの土器を研究。
1985年、工房を滋賀県東近江市に設立。
以来、毎年各地で個展を開催。弥生の土笛と出会い、作陶の傍ら自作の
土笛などで演奏活動をする。土の造形と土の音による表現
に独自の世界を見出している。

1953年9月2日新潟市中央区に生まれる。
現在、滋賀県東近江市在住。

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テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

京都 法然院 Honen-in (3)・・・・法然院の椿

今日はお花見のため、以下は留守中の予約投稿です。
お楽しみいただければ幸いです。


法然寺20 掲載画像
(撮影は、4月7日の夕方でした)


京都のお寺に限らないけれど、それでも、
京都のお寺には、椿を植えているところが実に多いなあと。
実家のお寺にも何本もの椿が植えられていて、
子供の頃、台風の後に、椿の実を拾う楽しみがありましたっけ。

以前ご紹介した京都の椿寺と呼ばれるお寺は、そこは樹齢が見もので、
本数ではこの法然寺の比ではありません。
この法然寺にはあちらこちらに椿があり、本当に「椿の寺」のようです。



法然寺29


法然寺の椿はあまりに多すぎて、とてもご紹介しきれないので、
今回は、中庭の椿をご紹介させていただきますね。



法然寺32


法然寺36


本堂北側の中庭に並ぶこれら三本の椿は圧巻!
椿には多くの銘柄がありますけれど、ここのは、
説明によれば、五色散り椿、貴椿、花笠椿。

上空に枝を伸ばし様は、まさに椿の伽藍でした。



法然寺37 掲載画像



その下を見れば、白砂に赤い花弁が散って・・・

などと思っていたら、その先を見やれば、とんでもないものがありました。



法然寺34


こちら、象の足ではありません。


法然寺42


椿の花の伽藍を作りだしている足元なのです。
このような椿はめったにお目にかかれるものではありません。
思わず見入ってしまいました。

椿の庭と称されるのは伊達ではありませんね。
花の伽藍のような椿の花ができるには、
このように根を張った礎があるのですね・・・・感慨深いものがありました。



法然寺85


まさに「椿の寺」と呼びたいほど、印象的な椿たちでした。

どの季節に出掛けても、ここは気持が落ち着くお寺だろうと思いますが、
この椿、今月中には散りそうです。

京都にお越しの折はぜひ、春の特別公開期間中に合わせてご覧になっていただきたいです。
まさに、おススメの椿のお寺です。


この法然寺に心動かれた方はお寺の歴史や委細については、
こちらをご覧いただければ幸いです。⇒★法然寺について


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京都 法然院 Honen-in (2)・・・・境内という清浄空間

今日はお花見に出掛けるため、以下は留守中の投稿予約です。


法然寺59 掲載画像


山門を入ると、拝観受付までこの道を行きます。


法然寺52 掲載画像


清掃されてゴミ一つない境内は清浄そのもの。
お寺の境内の佇まいというか様子というのは、

そこが大事な空間なればこそ清められねばならない、で、あります。


法然寺51 掲載画像


お寺に庭は付き物だけれど、その庭も境内も日本文化として眺めれば
浄土宗のお寺も禅宗も他の宗派も、さらに言えば、神社も同じで、
日本の寺社仏閣は皆、清浄さを重んじればこそ、掃き清める。

だからゴミが放置されているような寺や神社はそれだけで堕落していると感じるわたくし。
清浄さを好み求める心は、宗教というより、まさに日本文化そのものだなあと、
改めて感じ入った次第。

子供の頃の朝一番の仕事は、和尚といっしょに境内と山門までの「庭掃き」仕事でした。
なのに、この頃のものぐさブリはどうしたことか。
潔癖症よりはマシかなと言い訳するわたくしなれど、
歳のせいにしておこう・・・




以下の写真は、閉まってしまった山門を境内側から眺めたものです。
入る時、後ろを振り返っている暇がなかったものだから、
最初目に入って来た時、あれはどこだろうと思ってしまったものでした。
健忘症が惨いと焦った瞬間でもありました。


法然寺65 境内から眺めた山門


山門をくぐってすぐのところに、以下のような盛り砂があり、
山門を背にして右側の盛り砂に桜の花びらが模られ、


法然寺66 清めの砂 桜


左側の盛り砂には水の流れが模られていました。


法然寺67


これらの白砂が盛られたところを白砂壇(びゃくさだん) といい、
神社でいえば手水舎のような役割をもっています。

山門を入ってここを通り抜けて参拝する先は、浄化された領域だということですね。
清めの川に季節柄の花びらをあしらっているのでしょうか。

確かに清めの白砂壇なのですけれど、おもてなしというと語弊があるけれど・・・
お寺に季節の花弁ということで、わたくしには「おもてなしの桜の花びら」のように感じられ、
気持が澄み渡っていくような安堵の思いが生まれ、頭が下がる思いになりました。

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京都 法然院 Honen-in (1)・・・・茅葺の数奇屋造りの山門

今日はお花見に出掛けるので、以下は、その留守中の予約投稿に。


法然寺 はじめに


銀閣寺から南に下る道として疏水に沿った「哲学の道」がありますが、
その道から一本山側に入ったところを並行して走る道があり、
この法然院は、その鹿ケ谷にあります。

日も陰り始め、あまりに静かで見逃してしまいそうなほどですが、
この日、春の一般公開の最終日でしたので、
多くの方は早々に拝観されたのでしょう。

法然院の伽藍内は、普段、非公開で、毎年、春の4月1日から7日までと
秋の11月1日から7日までの年2回だけ一般公開されるのですが、
のんびり花見しながら歩いてきたせいか、
わたくしたちは閉館数分前の最後の参拝者となりました。


法然寺 はじめに2


閉館間際に入ったせいか、出会う人の姿はほどんどなく、
閉館間際だったのに、参観後は「春の特別公開」の寺宝をゆっくり拝見できました。
受付に間にあったときは、走り過ぎて、息は、ぜえぜえでしたけれど。


法然寺 はじめに4 円光大師


法然院は、その名の通り、浄土宗のお寺です。
以前にもご紹介しましたが、円光大師というのは法然の勅諡(ちょくし)号。


法然寺 はじめに3


この「歴史的風土特別保存地区」というのは、
「光悦寺」のご紹介の時にリンクを貼らせていただきましたけれど、
初めての方は、どうぞクリックしてお読みになってみてくださいね。

大急ぎで山門を走ってくぐりぬけたので、山門までのアプローチの素晴らしさを、
風情あるその山門の写真を撮り損ねてしまいましたので、
ネットから以下の画像のみ拝借いたしました。


2008041318.jpg
(ネットから画像を拝借した法然寺の山門)


この茅葺で数奇屋造りの山門は、法然院を象徴しているかのような情緒で、
新録の頃も素晴らしいけれど、紅葉の季節もまた素晴らしい。
写真でしか見たことはないけれど、雪の積もった法然院も見飽きない佇まい。
いつか雪の日に訪れたいなあと。


★ご参考までに⇒法然院(←クリックしてご覧になって見てください)

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