スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

長崎への原爆投下

二度までも原爆が投下された国、日本。
今日は、6日の広島に続いて
65年前に長崎に原爆が投下された日です。
そして、息子の誕生日・・・・

多くの方が、この原爆投下についてあるいは戦争について、
ブログでもお書きになっていらっしゃると思いますが、
わたくしはいまだ長崎には行ったことがありません。
広島には数回行っているのですが。

なので、長崎の原爆記念館としての資料館に、
被爆の様子をイメージしてもらうために、

8,6-4

こうした蝋人形が展示されているのかどうか分かりません。
報道等を通してもそういったものはないように思えます。
そんな長崎に対して広島以上に被爆都市としてやりきれないものを感じるには、
この都市の姿勢のせいかもしれません。

お隣の国では、半世紀前の戦争のことを、
自らの国の状況はさておき、
日本の鬼畜的蛮行、残忍な侵略の歴史としてのみ伝え教育しているとのこと。
その記念館や施設では、思わず目をそむけたくなるような様子の蝋人形が、
これでもかこれでもかと展示されていることを写真で拝見したことがあります。
隣国や日本の近代史を自らひもどいて勉強した人たちにとって、
それらの展示内容は、史実に反したものも多いと思われることでしょう。
けれど、後世に何を伝えたいのか、自国民に何をどう伝えたいのかで、
こうした資料館の姿勢が変わります。

そしてまた、こうした歴史をどう清算し、
どういう時代を新たに作っていきたいのか、どのように作っていこうとするのかでも、
こうした記念館や資料館における取り組みは実にまちまちです。

明らかに史実に反していることでも
平気で展示するというのもその国の事情次第で、
そこにざわざわしてくるものを感じるわたくし。

日本のように誰に遠慮しているのか分からないけれど、
明らかにあったことなのになかったかのように、
史実を取り扱ったり、あるいはカモフラージュしたり、
あるいは、どこに迎合してのことか、
歴史に対して政治的な対応をしたりという国もあるわけです。

自国を断罪するための歴史資料館を、
イデオロギーでゆがめられた”平和”や”戦争”観で建設しようとしたり、
そうした政治利用を推進したり、政治利用に屈する自治体もあります。


こんなことがいまだに許されているようでは、
いつまでたっても、広島同様、長崎でも、
人類史上最悪の惨事と被害と悲劇を生んだ原爆投下という強権的愚行と過ちが、
広島だけのもだったり長崎だけのもので終ってしまう。

教育の力が求められるときなのに、こんなことが続くようでは
似非教育やイデオロギー教育で原爆投下はますます風化していく。
これは、ある意味、教育の力の悪しき成果であり、
軽視してはいけないと思います。

いったい、どれだけの日本人が今日、
6日同様、黙祷を捧げたことでしょう。


この日だけでも、

8,6-5

爆心地の地上の温度が、
3000度~5000度だということを思い、

8,6-3

その熱のせいで一瞬にしてここまで変形した広島のガラス瓶同様、
長崎でも、地上は、まさに灼熱地獄だったことに思いを馳せ、
心を震わせてほしい。

原爆投下という史実から、”日本”というリアリティが消され、
そこで犠牲となった”日本人”というリアリティが消されている限り、
政府は慰霊碑に対して儀礼的に献花を続け、
総理は誰が書いたか分からない原稿で毎回決まりきったスピーチを読み上げ、
新聞は、「風化させてはいけない」と説く。

唯一の被爆国という言葉には手垢がつき、
いまや多くの日本人にとって、
原爆投下の記念日は夏の風物詩と化しているというのに、

誰も心を痛めない。

心を痛めたら、心が痛んだら、
まずは、怒りの感情が生まれるはず。

怒りに身もだえして初めて、
歴史に対し政治的な眼ではない人間の眼で見つめ直し、
真実を知ることで初めて、二度とこうしたことが起きないようにするために、
わたくしたちは原爆投下をどう考え、
その歴史の清算をするにはどう対応するべきなのかを、
思慮分別をもって考えることが出来るのではないか。

そうして、やっと、わたくしたちは、

人の誤りを許すこと

について考え学べるのではないかと思うわたくし。

こうしたことが原爆投下の記念日に語られることもなく、
怒りも憎しみも悲しみもずっと口に出来ないまま、
史実へのカモフラージュと政治利用を許し、
迎合と媚と薄ら寒いスピーチばかり。

いかに世界中から
原爆ドームや記念館や資料館を見に多くの人たちが来ようと、
そこに以下のようなメッセージがあったら、
世界の人たちはどう思うでしょう。

8.5 204

戦時中のこうした中国共産党のプロパガンダ用のビラを、
さも史実であるかのように掲載して憚らない本が、
いまでも堂々と原爆記念館で売られていました。

こうしたことが何ら訂正もされず規制もされず、
堂々と自由に作られ販売されている
唯一の被爆国、日本。

こんなまがい本で原爆投下の正当性なるものを教えられてばかりいたら、
子供たちはどう育つか。それで戦争を避けるために努力する子供が、
果たして育つものなのか。
二十年後には歴史への無関心が増産され、
唯一の被爆国という史実もやがてただの夏の風物詩と化して
成長した彼らの心から消えていくに違いない。
学校で習ったことの多くが記憶から消えていくように。

そういう日本人ばかりがこれからも育っていくならば、
原爆投下という人類史上最大のジェのサイトは、
まちがいなく風化していくことでしょう。

核抑止論を正当化し思考停止となり、
使えない兵器としての核より、
新たな通常兵器で十二分に闘える国が口にする核軍縮に、
日本は喝采を送るのでしょう。唯一の被爆国として。

こうしたことを少しもヘンだと思わないから、
いつまでたっても核保有国の二枚舌に翻弄され、
翻弄されるだけならまだしも、
そこに依存している属国魂ゆえに蔑(ないがし)ろにされ、
蔑ろにされるだけならまだしも足蹴にされツバを吐かれ、
いずれは滅ぼされるかもしれない。
歴史はそれを教えてくれているというのに、
日本人は歴史から何も学ぼうとはしなくなっている。

軍縮など進まない世界に慣れっこになり、
核を持とうとする国をけしからんと言ってみたり、
あるいは勇気があるなあと羨望しつつ、
自らは深いところで病んでいく。


そういう国にならないよう祈るばかり。


広島に投下された「リトルボーイ」は、ウランからなる原爆、
長崎に投下され「ファットマン」はプルトニウム型の原爆だったそうですが、
戦争を早期に終わらせるために原爆を投下したというのなら、
なぜ、異なる原爆を使用する必要があったのか。

原爆投下は戦争を終わらせりためにやむを得ずに使用したという理屈、
戦争を継続していたら数百万人の人命が失われたはずなので、
そうした人命を救うため原爆投下は仕方がなかったという人たちに、
お尋ねしたいものです。



関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 戦争についての教育
ジャンル : 学校・教育

コメントの投稿

非公開コメント

南老陽朱雀さま

初めまして。拙ブログの管理人の月光院でございます。コメントをいただいて早々に、貴ブログにお邪魔させていただきましたが、こちらのコメントへの返信が今日になってしまいました。夏休みに入ってネットから遠ざかっておりましたので、ご容赦くださいませ。

>現在の教育はとにかく「当時の日本は悪だった」ということを感情論的にこどもたちに教え込んでいます。

本当にこの歪みを何とかしなければと思ってボ力ながら務めて参りましたが・・・教条主義というのは、なかなか大変な壁で御座います。
こちらもブログやコメント欄で、この件に関して持論を展開する意図はございませんので、65年間という歳月をかけて歪められてきたものを正すには同じだけの時間がかかるのかもしれません。
大事なことは、日常の日々の暮らしの中から少しづつ、諦めることなく繰り返し繰り返し問い続けていこうと思っております。

またのお越しを楽しみにしております。

ご無礼致します

私は「戦争についての教育」を作成した者です。
このところカウントが上がっているので
他の方も戦争の教育についていろいろ書かれているのだと思い、
こちらにもお邪魔をいたしました。

現在の教育はとにかく「当時の日本は悪だった」ということを感情論的にこどもたちに教え込んでいます。
そういった感情に流されずに論じ合うことができるのが「おとな」だと思うのですが…
お邪魔しておいて持論を展開するところでした。ご容赦を。

では今はこれにて。

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。