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年金不正受給事件の背景

あれほど騒がれ政権交代の引き金になった一つともいえる「消えた年金」問題が、
いつの間にか忘れ去られていると思っているうちに、
いまや、「消えた年金」問題から「消えた高齢者」問題に、
マスコミの関心はシフトしたかのようです。

親の死を誰にも知らせず遺体を自宅に隠しておいたり放置したまま、
亡くなった親が生前受け取っていた年金を受け取って暮らしていた人たちの存在が、
次から次と白日の下に曝され始めているせいでしょうか。

メディアは、それらの事実を報道するだけではなく、
その背景に何があったのかを取材し報道したりもしますが、
以下のようなTV番組を見ると、首を傾げざるを得ません。

父親の死を隠し父親の年金を不正に受け取っていたということで、
40代男性が逮捕された事件は記憶に新しいですが、

年金不正受給問題と言えばいいのか、
親の遺体遺棄事件と言えばいいのか、

類似した事件が次から次と明るみに出て、
おまけに、これらが法的にどういった犯罪に該当するのか分かりにくい為、
忘れられてしまっているかもしれません。
なので、裁判で執行猶予となったその男性の事件の概要を、
ここで振り返ってみたいと思います。

父親(市役所勤務で定年退職)が生前受け取っていた年金で
病気の父親と二人で暮らしていたその40代男性は、
父親が亡くなったことを隠し遺体を自宅に置いたまま、
亡父の年金を受け取って暮らしていた。

なぜなら、その年金がなければ、
無職のために収入がないので生活できなくなり、
その家のローンも残っているので支払いもできなくなると不安に思い、
生活保護の相談にも行ったが、自宅があるので駄目だと言われ、
誰にも相談できないまま年金を当てにして暮らすことになった。

この男性が無職になったのは、20代後半。
病気になった母親の介護をするためとのこと。
その母親が亡くなってから再就職しようと思ったが、
妹が亡くなり、その後退職した父親が病に倒れ、
病気で臥せっている父親を一人置いたまま仕事に出ることが出来ず、
そのまま父親の年金で暮らすようになった。

ご近所の人からは、困ったことがあれば相談してと言われていたが、
お金のことは相談できない(お金がないという話は出来ない)ため、
ご近所の誰にも相談できなかった。
両親の親戚はいるのかいないのかさえ分からないので、
相談できる親戚もいなかった。


家族の遺体をミイラ化するまで放置し、
生存確認を拒んで年金を不正に受けとる人たちの存在が明るみになり、
いまや問題が戸籍法にまで及んでいます。

詐欺として糾弾してよい悪質な不正受給事件は論外ですが、
同情すべきケースや他人事とは思われないケース、
家族関係に問題があると言ってもいいものから、
本人にかなり問題があると思われるもの、
あまりにも無知だと驚かされるもの、
社会的な雇用の問題に言及すべきものまで、
実にいろいろと複雑系です。

この40代男性のようなケースを、
皆さんはどのように思われるでしょうか。

経済の悪化による求職難が原因だ。
現代の家族関係の希薄化が原因である。
核家族化の結果起こるべくして起こった事件だ。
公的介護が遅れているために起こった。
地域の関係が疎遠になった現代社会の病である。
という論評に出くわし、
改めて考えさせられています。

果たして、そうだろうかと。
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