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羽田空港ハブ化の未来と更生への道が暗礁に乗り上げそうな日航の未来

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羽田 ブログ2

羽田 ブログ3

羽田 ブログ5

先週は、羽田空港の国際路線拡大ニュースで、
遅れを取っていた日本の空港のハブ化がやっと一歩大き遅く前進したと、
官民合わせて歓迎の声がしきりでした。
わたくしも個人的にかなり喜んでいます。
前原大臣が国土交通省の大臣だった去年、羽田のハブ化を口にされたとき、
千葉県知事は目をひん剥いて抗議していましたが、
成田空港の国際路線も拡大され両空港に競争原理が導入された以上、
成田にも千葉県にも頑張っていただきたいものです。


さて、そうした晴れがましいニュースの陰で、
会社更生手続き中の日本航空の人員削減がなかなか進んでいないことが、
テレビではあまり報じられていない。
あれほど騒がれた日航再建問題、
報道されることが少ないのはどうしたことか。
なので、ささやかながら拙ブログでも取り上げることに。

日本航空は25日、パイロットと客室乗務員を対象に
270人の希望退職を追加募集する方針を固めたそうです。
このリストラ、全職種を対象に9月から2回の希望退職を募集しても、
削減目標の1500人を下回ったため、11月上旬を期限に3次募集となりましたが、
3次募集でも削減目標に達しない場合は、
準強制的に雇用契約を解除する、いわば整理解雇を検討するとのこと。

毎日新聞によれば、
日本航空乗員組合は20日、成田国際空港でパイロットら約30人が、
約1時間にわたり解雇に反対する2000枚のビラを配布とか。
解雇対象は年齢や過去の病欠日数を基準に選ばれた約320人で、
会社側は乗務を外した上で個別面談を実施。
それに対して、組合側は「事実上の退職強要」として反発。
航空労組連絡会も今月8日、馬淵澄夫国土交通相に対し、
こうした退職強要に対して是正指導を求める文書を提出したとか。

更生計画では、今年度中に全グループで1万6000人規模の人員削減となっています。
にも拘らず、9月末まで受け付けた1次募集では約500人の応募しかなく、
2次募集の締め切りとしていた10月22日になっても、
削減目標にぜんぜん達しなかったとあっては、
管財人の瀬戸企業再生支援委員長が記者会見で述べられたように、
強制的に社員を解雇する「整理解雇」を「覚悟しないといけない」わけで、
削減計画を達成するためには、会社側も何らかの打開策を講じねばならないでしょう。
そうしなければ、放漫経営で破産し、
多額の税金を投与することで再生する道を選んだ日本航空の
再生への道はいったいどうなるのかという話になります。

ちなみに、「整理解雇」というのは、

●人員削減の必要性
●配置転換などで解雇を避ける努力
●対象者選定の合理性
●労使協議など手続きの妥当性

が求められるということですが、
いまだ人員削減計画の半分にも満たない退職者では、
日本航空の再建はいよいよ難しくなる。

会社の将来を不安に思うあまり覚せい剤を使った職員もいた!
というニュースもありましたが、
会社の将来ではなく自身の今後への不安と言うべきでしょう。
会社の将来を本当に憂えるなら一人でも多くの職員が、
我先にと退職しなければならないわけで・・・

稲盛和夫会長の言葉、

「京セラでもKDDIでも解雇した経験はないが、日航には公的資金が注入されている。国民負担を回避するのが使命なので(社員に)ご協力願いたい」

これを理解するには、公的精神というものがないと難しい。
長年高額な給与でふんぞり返っていた日航社員という、
マイナスイメージがなかなか払拭されないのも、
そうしたあたりに原因があるのではないか。

社員個々人には、いかに給与が目減りしようと
退職したくない理由がそれぞれおありだろうが、
世の中には、税金をまじめに支払いながらも
不本意なリストラを受け入れてこられた人たちが山といらっしゃる。
日本航空だけ特別でいられるわけがない。
ましてや、高コストでやってきた放漫経営と滅茶苦茶な労組主導という、
自業自得という面が濃厚なだけにそろそろ特権意識から目覚めてもらいたいもの。

忘れてもらっては困るのは、
日本航空への公的資金導入には国民の多くが反対だったこと。

しかしながら、そのナショナルフラッグという性質上から、
再建への道を選ぶ政治判断が下されたわけで、
1兆円とも言われた債務超過のあるところに1兆円を融資。
いまさら投入された税金はどうにもならない。

地方空港の低迷や採算が見込めない路線の維持や、
需要が落ち込んだままの国際線や、
日本の空港行政における問題をいくら挙げ連ねても、
そこに国も地方も議員たちの選挙が絡んでいる以上、
なかなか理想どおりに行くはずもない。

なので、

せめて当事者には、
公的精神というものにかんがみて
自らどうすべきかを決意してもらいたい。
税金って、打ち出の小槌じゃないのだから。
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むね様

恐縮です。この日航の再建への道を考えるとき、まさに、むねやけのする思いでございます。

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いつもながら、素晴らしい論説、興味深く読ませてもらってます。

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