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新しく「安重根記念館」をオープンした韓国

さて、日本と中国の関係を大変案じてくれている韓国ですが、
その韓国で、安重根(アン・ジュングン)記念がソウルで新しくオープンしました。

安重根(アン・ジュングン)の記念館

ご存知ない方のためにお話させていただくと、
安重根という人物は、日本の小中学校の歴史教科書に、
韓国の抗日闘争のヒーローとして紹介されている人物です。

ところで、アメリカ合衆国の初代大統領といえば、ジョージ・ワシントンです。
彼は軍人でありアメリカの独立戦争を戦ったヒーローであり、
アメリカの子供たちは誰でも「偉大な大統領」として教えられて育ち、
その生い立ちや人物像、独立戦争の詳細に至るまで学校で習うようですが、
アメリカの子供どころか世界中の多くの子供たちも、
ジョージ・ワシントンの名前は知っている。

日本の初代内閣総理大臣は、伊藤博文です。
日本の子供たちは、日本の初代内閣総理大臣は誰かと聞かれても、
ほとんどその名を言えないのではないでしょうか。
当然、伊藤博文の生い立ちや人物像なども知らない。
歴史教科書では年表的な史実のところでその名が出てくる程度で、
暗殺されたことはさりげなく書かれています。

暗殺したのは、冒頭の安重根。
暗殺された側からすれば間違いなく要人暗殺のテロリストですが、
国を思う愛国心ゆえに暗殺したとなると、
その人物はヒーローになります。
結果が国を救うことになるかどうかは別問題ですが。

安重根

国のヒーローとされる人物は、ときに、
愛国心教育や民族としての誇りを涵養するために利用されたりもします。
朝鮮の民衆にしてみれば、自国を統治し防衛する能力のない統治者を批判して倒すよりも、
進軍してきた外国に憎悪の思いを向けることは自然の情だったでしょう。
儒教の国ゆえ義の精神が沸き起こる愛国の士が出てくるのは、
幕末に尊皇攘夷と開国の志士たちが立ち上がったのと同じとも言えますし、
日本においても生麦事件などがありました。

朝鮮では、国家的危機だと思われた事態に際して、
自発的に立ち上がり”内外の敵”に抵抗する活動や運動をする民衆、
つまり、指揮官や司令官のいる軍人とは違う人々を義士と呼ぶそうですが、
安重根は義士ということになる。


清帝国と大日本帝国とロシア帝国に囲まれた朝鮮で、
もし、幕末日本で倒幕に動いた志士たちのような義士がいたならば、
その後の国の運命は大きく変わっていたのではないかと。
歴史に「If=イフ」はないけれど、
わたくしは朝鮮半島のその後の不幸は、
いまの日本の不幸に繋がっていることを思うとき、
残念でならないと思うばかりです。


ソウルの南公園でオープンした安重根の新しい記念館は、
安重根義士記念館というそうですが、
日本にとっては初代内閣総理大臣を暗殺したテロリストでも、
相手側からすれば義士と呼ばれるヒーローになる。

歴史観というのはまさに国によって異なるのだということに尽きます。
なぜ、いま、安重根なのかと日本人としては思うわけですが、
そのとき、その歴史の何が真実かと問えば、
立場によって双方それぞれに抱く真実というものがあり、
史実でさえもそういう真実とリンクしがちになるので、
自らの寄って立つ立場を離れて歴史を眺めることなしには、
歴史の真実に向き合うことはなかなか難しい。


今般、式典には政府関係者や顕彰団体関係者ら約1000人が集まって、
開館を盛大に祝ったそうですが、数年前、
没後100年を記念して韓国の人たちよってハルビン市に
安重根の銅像が建設されましたけれど、
中国側は、「外国人の銅像建設は許可しない」と撤去。
記念式典もハルビン駅の広場での開催は許可しませんでした。

歴史というのは、かように、
後世になっても国と国の関係次第では、
いつでも外交案件となるわけです。


韓国側としては、やむなくハルビンではなくソウルに、
記念館と銅像を建設することにしたのでしょうが、
記念館では、伊藤博文のことを紹介するよりも、
安重根の偉大さをアピールすることに熱心なようです。
伊藤博文は日韓併合に慎重だったと言われますが、
韓国が他国の干渉を受けないくらいに自立し、
自立できるほどに富国強兵の国になるまで、
韓国を見守ろうとしていたなどとは、
絶対に認めずその紹介もしないことでしょう。


べトナムで韓国の大統領に中国との握手をお膳立てされて
ジャパニーズスマイルしながら菅直人流で、

  貴国の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)さんに、
  我が国の初代総理は射殺されてしまいましたが、
  もう大昔のことですから日本ではほとんどの国民は知らないんですよ。
  (ニコニコスマイル・・・ちょっと目が眠そうに)
  まあ、残念というか結構なことだというべきか僕には判断しかねるので、
  その判断は貴国に委ねたいと思いますが、
  (ニコニコスマイル・・・まぶたが落ちそうに)
  その伊藤博文は貴国に対し真摯な同胞愛を抱いていた人物だったんです。
  税金と国民の募金179億ウォンで建設された新しい記念館で、
  ぜひそのことを粛々とご紹介いただきたい。 
  (ニコニコスマイル・・・まぶたをあげて)
  それに、日本には安重根さんを義士として称える人たちもいるんですよ。
  日本の歴史教育の成果でもあるかなと。
  韓日の明るい未来はそこから開かれるに違いない。
  と僕は信じているんです。  (きっぱり・・・ニコニコスマイル)
  記念館は地上2階地下2階、延べ3756平方メートルというではありませんか。
  なので、日本側が提出する史実研究の資料を館内のどこかにぜひ、
  置いていただけませんか。お願します。(ニコニコこスマイル・・・退場)


まあ、こういった与太話はこのくらいにして、

それにしても、
総理大臣体験者だった人物って、
現職の総理大臣とは大変な差があるものですね。
伊藤博文が現職の総理大臣だったときに暗殺されていたら、
どうなっていたかしら。
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