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国民に向けて真摯な総理談話がない日本

北朝鮮の韓国領の島への砲撃以来、
緊張感の続く朝鮮半島において韓国当事国の動向を始め、
北朝鮮の思惑や米韓同盟の行方、中国の出方などへの注視で、
日本も自国の安全保障への関心がかなり高まった1週間だったろうと思います。

この間の菅政権の対応で内閣支持率がまたも急落したのは、
優先すべきは民意民意と連呼し、
国民の暮らし最優先と言い続け、
政治主導だと叫び続けてきた割には、
その政治家としての感覚があまりにズレており、
思考停止状態で感性も鈍磨しているために、
この政権がこの事案で国民が求めていたことが何であるか
そこに思いがいたらなかったことにあるように思われます。

韓国を支援する、
日韓米で緊密な連携をして慎重に対応していく、
あらゆることを想定し万全を期す、
と語るばかりでは国民が聞きたいことが何も語られないのと同じ。

韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が、今日、
国民に向けて談話を発表しました。

李明博(イ・ミョンバク)大統領

「民間人に向けた攻撃は反人類的犯罪」と断言され、
「今後、北の挑発には必ず応分の代価を払わせる」と姿勢を明確にされてから、

家屋と暮らしを破壊され亡くなった民間人と遺族、
兵士たちとその遺族に対しては、
「国民の生命と財産を守ることができなかった責任を痛感する」と謝罪。

「住民が平和に暮らす島を無差別に砲撃した」と繰り返すことで、
北朝鮮の暴挙に対して糾弾すると同時に、
国民の感情に共感を示し、
過日の哨戒艦沈没ばかりではなく、
過去に遡って北朝鮮のテロや軍事的な挑発、および暴挙に関し、
それらを知らない若い世代も含めて、
国民に歴史的な事実を列挙することで情報を提供し、
また国民にそれらの事件への思いを喚起し、
「(ここまで)忍耐を重ねたのは、いつかは北朝鮮も変化するだろう」
と思ってきたからだと述べることで国民の共通の思いをまとめあげ、
「これ以上の忍耐と寛容はより大きな挑発を生む」
とそうした経緯があっての現在の認識を語り、

ウラン濃縮による核開発の公開の直後の延坪島砲撃で受けた韓国の国民の衝撃を、
今後は「断固とした対応」を取ると宣言することで緩和し、
「わが軍をより強力にするための国防改革をより強力に推進する」
という表現で、戦争への不安を緩和しつつ
政治主導を国民に示したわけです。

米原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機による強襲訓練など、
昨日から始まった米韓合同軍事演習は今日も続き、

哨戒艦沈没という北朝鮮の軍事行動に対し、
前回は議長声明で終わってしまった国連で今回はそうはいかなくなった中国も、
黄海での演習に危惧を示しつつカ国会議の開催を急遽呼びかけるまでになり、
今後は落ち着くところに落ち着くという流れが、
いまとられつつあるように見えますが、

日本と違って徴兵制のある韓国の人たちも、
日本国民同様に、万一戦争になどなったら実は「失うものが大きい」と思っているので、
軍事的な応戦で北朝鮮からソウルにミサイルなど飛んでこようものなら、
大変なことになると恐れを抱いている以上、
いずれ気持ちが落ち着いたなら北朝鮮に対しては妥協するしかない。
平和的な解決を望む側はいつでもそうしたリスクに脅えているので、
北朝鮮の瀬戸際外交と称される外交と軍事行動を含めた挑発や挑戦は、
今後も北朝鮮のカード足りえるわけです。

戦闘状態になっただけでウォンも円もすぐさま暴落するので、
経済優先で国民の暮らしを守ると言う以上、
韓国が取りえる対北挑戦カードは、
日本同様、かなり限定的とならざるを得ないのが現実です。
いかに圧倒的な火力を有軍事力では勝っていても、
国民に覚悟がない以上、軍事力の行使をいとわない国の方が立場は強い。

DSCN1008.jpg
(国の安全保障に対し自民党以上に酷いセンスと認識の菅民主党政権)

アメリカから譲歩を引き出せない以上、
北朝鮮が軟化することはあり得ないという覚悟が、
今回の砲撃だったのではないか。
にも拘らず、今般の日本政府の対応は、
国民を失望させるものだったことは否めない。

アメリカが譲歩せず、
中国が北朝鮮に対して影響力を行使できない場合、
そして、国連を始めとする世界の世論が北の孤立化を促進するようなら、
その間にも北朝鮮はミサイルに核弾頭を搭載し、
公海上か日本海あたりに飛ばしてくるかもしれない。

日本は、万一という「朝鮮有事」に対して、
本当に備えができているのか。

国民が菅総理に求めているのは、
李明博(イ・ミョンバク)大統領のように、
国民に向けての毅然とした政治談話ではないか。

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アジシオ次郎さん

>日本はこの緊迫は他人事ではないと思いますね!

おっしゃる通りです。先週以降、朝鮮半島の緊張感は、わたくしゅたち日本人が想像している以上の状況だろうと思っています。

>日米韓で連携して慎重に対応するというだけでは日本政府には危機管理能力があるのか? と思われます。

いかに政府がアメリカに心身ともに依存しているかの証左でしょう。

>もし北朝鮮の大量破壊兵器が飛んで来たらどうするのか? それに対する備えがあるのかどうか

きっと考えたくないのでしょう。思考停止のために何とかなると思っているようです。

>国民に向けた政治談話を出し、危機管理能力をキチンと持たないといけないと思います。日本政府は。

覚悟のない政治家ばかりとは思いたくありませんが、末期的症状を呈している菅政権は、危機というものに対するイメージが空白で、それを支えている論拠もまたあまりにズレています。
国民としては、政治家としての構えがあまるにズレている政権の早期退陣を願い、自衛の気構えを高めておくしかないでしょう。

ケロリンさん

ケロリンさん、真摯かつ辛口のコメント有難うございます。本当におっしゃる通りですね。今般の朝鮮半島の緊張事態に対しての日本政府、特に総理の頓珍漢な対応には、失望を超えて本当に脱力いたしました。

>この機会をとらえて国防というものに国民の意識を向けてもらいたいもの

聖域なき予算削減という文言を訂正し、国防のあり方日本の安全保障政策を見直して必要な予算を投じるといった決断がいまだに為される気配すらありません。

国民への最初のメッセージがあたかも他人事のような、「国民に備えが万全だと言える態勢を作りたい」という気の抜けたサイダーのようなものだったからこそ、野党から総批判された菅総理なのに、それが分からないらしく、その後も「「韓国の李明博大統領から迅速で強力な支持表明を感謝された」とお馬鹿な答弁ばかり。

>近々に対処してほしいのは、朝鮮半島で事が起こった場合、邦人を救助するために自衛隊機を派遣できない、米軍に救助してもらうにしても、その米軍機を守る事ができない、という現体制を是正してほしい。

自衛隊の海外派遣に関する法整備を見直さない限り、現行法では出来ないことばかり。平和だの親睦だのといった寝言ばかり口にして韓国にすりよってきた民主党ですが、その韓国との間で有事の折に邦人保護のために自衛隊を派遣することさえ話し合われていません。自衛隊=暴力装置といった大昔のイデオロギーに汚染されたままの頭の方たちですから、今後も無理でしょう。要は、国家の安全も国民の保護も、日本は人任せかつ思考停止状態なのです。
これが、この国の一番の危機だろうと思います。

危機管理能力は

 こんにちは。

 韓国の延坪島で北朝鮮による砲撃事件が起こって、死者や負傷者が出て、避難勧告を受けた住民が大勢でいたことについて、一気に物騒となった朝鮮半島情勢、李明博大統領は国民に対して北朝鮮に対して断固たる強硬姿勢を見せた上で自国民及び兵士の命が奪われたことについての“お詫び”をするなど、毅然とした談話を行いましたが、日本はこの緊迫は他人事ではないと思いますね!

 まず近隣諸国の揉め事は少なからず影響は出るだろうし、危機管理能力が十分かも試されますからね。民主党政権はただ韓国の立場を支持する。日米韓で連携して慎重に対応するというだけでは日本政府には危機管理能力があるのか? と思われます。もし北朝鮮の大量破壊兵器が飛んで来たらどうするのか? それに対する備えがあるのかどうか、国民にキチンを説明しないとパニックになるだけです。

 国民に向けた政治談話を出し、危機管理能力をキチンと持たないといけないと思います。日本政府は。

外からのインパクト

日本は黒船来行以来、外圧がないと目が覚めないと言われていたが、黒船の時はたった四隻で、危機を悟った、とも言えるだろう。今回は漁船2隻で危機に気づいた訳だから、この機会をとらえて国防というものに国民の意識を向けてもらいたいものだ。が、幕末の幕府以上に思考停止状態になっている現政府は、日本の不幸ではある。倒幕する勢力も見当たらないし。自分の身は自分で守れ、という方針ならば、戦国時代に舞い戻ることになりはしないか。さしあたって、近々に対処してほしいのは、朝鮮半島で事が起こった場合、邦人を救助するために自衛隊機を派遣できない、米軍に救助してもらうにしても、その米軍機を守る事ができない、という現体制を是正してほしい。それやってから政権を潰して欲しいな。

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