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菅総理と社民党・・・亡国の「魚心あれば水心」

菅総理は、夢見る夢夫さんの鳩山然総理と違って
リアリストであると称されてきましたが、
いまでは自民党以上に政権維持が至上命題のような総理として、
支持率はさらに危険水域に入りました。
けれど、仮にもリアリストという側面が本当なら、
社民党との連携を求めた背景にどのような考えがあるのか。
わたくしなりに考えてみました。

DSCN1655.jpg

この写真は、菅総理との会談後の映像ですが、
昨日のニュースでこの映像を目にした瞬間、
ぎょっとさせられたわたくし。

いつになく張り切っている福島党首にぎょっとしたのでありません。
彼女に同行している社民党幹事長の重野氏(左の男性)の表情です。
嬉しくて嬉しくて仕方がないと言わんばかりの、
子供のようにはちきれたこの重野幹事長の笑顔
に、
思わず目を見開いてしまいました。

こうしてブログに掲載し改めて眺めていたら、
社民党の数を利用するつもりが再び足をすくわれるのではないか。
という心配はしなくてよさそうだなと思うに至りました。

菅総理は、万一有事になったりすれば、
いかに社民党でも国家的な見地で行動するだろうと思っているらしく、
(あるいは、国防や外交など官房長官に任せて何も考えていないにしろ)
社民党との典型における安全保障上のリスクは、
さほど考えておられない様子です。

懸案の普天間基地問題の進展では、
先日の選挙で勝利した沖縄県知事の含みを持たせた発言に食い込んで、
互恵関係で解決するための話し合いの橋渡し役を、
候補者さえ出せなかった民主党としては社民党に頼むしかない。
そう思っている節がある。
存在意義を示したい社民等としては、待ってましたというところ。
社民党は沖縄問題での政治姿勢が決まっているので、
普天間基地問題との架け橋にはなり得ないはずですが、
もし連立するとなれば、前回のように党是にこだわり連立を離脱することはないなあと。
幹事長の嬉しそうな顔がそれを物語っています。
党員や他の議員たちと見解を異にする党首の間に立たされて、
社民党の幹事長は、よほど困っていたのでしょうね。
ぶちぎれているのではなく、
見事に喜びと安堵ではちきれているではありませんか。

菅総理も笑顔になるわけです。
場合によっては、有事を引き込むような、政権安定どころか、
政権迷走の火種となるかもしれない政党でしたが、
社民党が瓦解すれば、つまり民主党に吸収すれば、
その心配は無用になりますから。

亀井静香氏が提唱した「国民新党、社民との3連立なら政権は磐石だ」という、
亀井節に菅総理が乗ったのだとしたら、
背景にはそうしたささやきもあったのではないか。
魚心あれば水心。

今国会で成立を求めた郵政改革法案の審議入りが
またしても見送られましたが、
亀井静香は忍耐した。
それしか国民新党が生き残る道はないからです。
同様に、
このままでは社民党もいずれ
国会に議席を有する公党としてはなくなる公算が高い。
連立に復帰し労働者派遣法改正案の可決させ、
その功績で来春の統一地方選挙を戦えると思っているのでしょうが。
またぞろ、「政権の一翼を担うことで」存在意義を語るつもりでも、
民主党政権から遠のけば、存在感はますますなくなっていく。
来る総選挙を何で戦えるのか難しい。

前回、沖縄の普天間基地問題で連立を離れた後、
政権から離脱すべきではなかったと言う声が
社民党内で相当に大きかったそうですが、
それを思うとこの政党の節操のなさもまた凄まじい。
一度政権を担うと国会議員というのはかように節操がなくなる。
そういう見本のようですが、
もともと同じ政党にいた人たちですから、
感情的な怨念さえ解消できればそう難しいものではありません。
民主党の中には社民党同様の護憲派もいらっしゃるし。

問題は、党首の福島ということで、
彼女も党首でありつづけるには、そうした声を無視することは出来ない。
けれど、果たして、民主党との連携協力の中で、
国家的な有事を想定した審議や社民党の党是に反する審議になれば、
福島党首は亀井静香氏のように忍耐できるか。

福島瑞穂党首は、
社民党の党是を曲げることに我慢が出来なかった。
そのために連立を離脱したが、
離脱後の社民党での孤立にも忍耐できなかった。
なぜなら、いまや、社民党の党是=福島瑞穂だからです。

今般、仮に再連立となろうが閣外協力となろうが、
福島党首が「ぶちぎれて」再び離脱カードを出した場合、
おそらく彼女は社民党の国会議員たちに干されるでしょう。
彼女の辞任が先か、辻本議員のように議員が離党するのが先かは不明ですが、
社民党は「誰もいなくなった」式の解党、
民主党に吸収されてなくなるチャンスを探しているのかもしれませんね。
それ以外に国会で生き残る道がないからです。
菅総理がリアリストというなら
こうした目論見があるのでしょう。

それにしても、しみじみ思うことは、
政権維持が命題のような菅総理とそれに唯々諾々として従っている閣僚たち、
そして、節操のない黄昏政党の少数議員たちの集まりの協力で、
菅内閣は何が出来るのか。
たとえば、沖縄県の基地負担を軽減するために何が出来るのか。

名護市辺野古周辺への移設に断固と反対し、
国外、最低でも県外に基地を移設するという案や、
日米地位協定の全面改正、並びに
在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の段階的縮小など、
どのようにやっていけるのか。

おそらくそんなことは考えていないでしょう。
考えているのなら、少なくともそれらを実現するための戦略や戦術、
その工程表を策定しているはず。
残念なことに、そんなものはいまだにないわけです。
菅総理が石にかじりついても政権を維持すると言うのなら、
何のためにそうしたいのか。
やはりそれを国民に語る記者会見であるべきでした。

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テーマ : 民主党・菅直人政権
ジャンル : 政治・経済

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アジシオ次郎さん

レスが遅くなってしまって失礼してしまいました。

>>もう一回社民党と連立、これは虫が良過ぎるし、基地移設問題について有意義な案でも見つけたからか

閣外協力にせよ、改めて連立を組むにせよ、社民党との連携強化は、普天間基地問題を日米で合意した政府案でやるにあたって、沖縄に対し特区ということで財政支援や経済面で大幅な見返りを提示するための話し合いに社民党を参画させるつもりなのでしょう。
社民党にしても、「県外国外を堅持=安全保障に無責任な夢想論」というレッテルを恐れているはずですから。なので、社民党に「沖縄の基地問題解決を今後も継続審議とし、移転後の将来において解決するために尽力する」とかいう文言を明記して合意しそうですが・・・、社民党に気を使っているというところを菅総理や官邸が社民党に見せ続けないとちくちくやれらそうですよね。でも、菅総理は、亀井節を炸裂されるよりもこちらに対しては自身がおありのようですよ。奥方で慣れていらっしゃるから。





ケロリンさん

コメント有難うございます。
お怒りと憂国のお気持ち、了解します。

>自己否定になりかねない自民との連立をするくらいなら、半年前にわかれた女房に家に戻って来てもらう方を選んだ。つまり、国益よりも自己保存を選んだ

民主党という政権は、もはや末期的状況を通り越して亡国的となりました。
>世が世なら、クーデタが起こっても不思議ではない
戦前の昭和5年頃からの日本の状況を、以前ここのブログでも少し書かせていただきましたので、ご覧いただければ幸いです。いまの日本人は、政治に「改革」や「変革」を「求めすぎて飽和状態となり、政治に憤る情熱が萎えてしまったけれど、わたくしは眠っているだけだと信じたい。
目覚めるには、深くて心地よく長い夢からいきなり覚めるほどの衝撃が必要かもしれません。

>民主党が政権運営するには、もはや自民との連立以外あり得ないだろうに

以前の派閥全盛の頃の自民党政治なら、派閥を超えて各派閥の大連立となるところですが、逃げ腰の菅総理と正常な政治感覚を持たないまま自分は頭がいいとうぬぼれて総理の指南役をやっている官房長官の政権では、倒した相手と組むなどという芸当はできません。
いまは、反菅グループを標榜する民主党のまともな議員たちが勇気を出し、自民党やたちあがれ日本などと連立を組むくらいの構想を持って行動するしかないのではないでしょうか。
要するに、「選挙」が怖いなら、次の選挙で勝ちたいなら、そうするしかないとわたくしは思います。
憲法への考えや国家観、安全保障、そして外交というところで基本理念が同じ議員たちが組み分けをするということです。

いまの民主党菅政権の政治的無能と混迷による危機感は、近衛内閣時代のそれと同じには論じられませんけれど、おっしゃる通り、危うさは同じですね。
それでも近衛文麿はお公家のお殿様育ちではあっても、お殿様なりに責任の取り方は知っていたように思われます。それと比べて銀のスプーンを持って生まれてきたと称される鳩山兄弟の愚昧さは、そうした責任というものが理解できないようですし、庶民生まれであることを売り物にした菅総理は、やはり庶民のまま。武士のような気概や使命感、責任感など元より期待すべくもありません。

こうした日本を打開するには、理由はなんであれ(誤って飛んできたにせよ)北朝鮮からミサイルが日本の都市に飛んでくるくらいのことがないとだめだ。そのくらいの衝撃がなければ無理だと言い出すお年よりも出てきました。こうした老人の思いが若い人たちの間に広まったら、日本はどうなることか。危険を呼び込む好戦的国家だと批判され危うくなりますね。

 おはようございます。

 民主党政権は再び社民党と連立を組もうとしてますけど、一回袂を分かった相手と組むという魂胆はどうなんでしょうね・・・? 民主党からして自民党より話の分かる相手だからか、社民党が。

 現在社民党はホープだった辻元清美氏が離党したことで存在感が薄いし、自分たちがこれ以上生き残る為の策でしかないと言えます。ただでさえ人材があまりいない少数派政党ですから。

 もう一回社民党と連立、これは虫が良過ぎるし、基地移設問題について有意義な案でも見つけたからか、分かりません。

 支持率低下にあえぐ菅政権、迷走を続けるようではあっけない結末が待っているような気もしてならないです。

危険水域

日本丸はいったいどこへ行こうとしているのでしょう。民主党が政権運営するには、もはや自民との連立以外あり得ないだろうに。自己否定になりかねない自民との連立をするくらいなら、半年前にわかれた女房に家に戻って来てもらう方を選んだ。つまり、国益よりも自己保存を選んだ訳だ。国が滅ぶかどうかの瀬戸際なのに、菅内閣(民主党保存ではない)保存のためだけを考えているらしい。流氷が浮かぶ北極海を、お客さんの意見を聞きながら運行します。決して見張りの情報は参考にしません。といってる船長のようだ。戦前に国民的人気は高かった近衛文麿が、間違ったボタンを押し続けてきたような危うさを感じる。世が世なら、クーデタが起こっても不思議ではない。

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