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 「12月8日」という日

12,9-1

昨夜は、日曜日のライブに続いてのライブに出かけることになり、
遅く帰宅。疲れました。おそらく精神的な疲れでしょう。

12月8日といえば、

わたくしは正直申して、「真珠湾攻撃の日」というのがまっさきに浮かびます。
日本が体験した一番最新の戦争で、いまだに語りつくされていない戦争であり、
国土が焦土と化し原爆も投下され(それも二度も)
65年前にジェノサイドの対象とされた民族であるということ、
敗戦で降伏したことで侵略国という汚名を着せられたまま、
国際社会に復帰し世界に多大な経済貢献もしてきた国ですが、
戦争の悲惨さを記憶することでノーモアウォーを国是としながら、
なぜ戦争に至ったのかなぜ負けたのかを考えること語ることがタブーにされ、
戦争責任を戦犯のせいにし自らを省みることなく平和を享受してきた日本だから、
どうしても、12月8日は、アメリカとは違う意味で
わたくしにとっても「リメンバー、パールハーバー」なのです。

個人的な事柄を申せば、
わたくしは戦後生まれなので、無論、
戦争も戦後の混乱期も体験せずに育ちましたが、
この戦争でわたくしの老親は6歳で父親を亡くし、
戦争遺児として父親のいない家庭の4人兄弟姉妹の長男として、
戦争未亡人となった母親を助けながら苦労して育ちました。
祖母は、世が世ならお姫様でしたけれど、
戦後、世の中はひっくり返ってしまいましたし、
大恋愛の末に結婚した夫の戦死を聞かされたとき、28歳。
涙も出なかったそうです。すでに老齢の舅と姑二人のお世話と
これから一人で育てていかなければならない4人の幼子を抱え、
28歳の祖母は、どんな思いだったことか。

戦争未亡人となって、戦後、
生きるために、子供たちを育てるために戦ってきた祖母のような女性は、
日本にもたくさんおられたし、
戦争で家族を亡くした人たちもたくさんいらっしゃる。

亡くなったわたくしの母も、
子供の頃から大好きだったという年の離れたたった一人の兄をこの戦争で亡くし、
「生きていたら、どんなにかあなたたちを可愛がってくれたことか」
という話を何度母の口から聞かされたことか。
親孝行で家族思いで子供が好きでとてもやさしくて、
大変優秀で家族にとって誇りだったそうです。
母の人生の中でこのおじの戦死は生涯消えない悲しみとなっていました。

意識しようとしまいとわたくしたちは、
戦争で親や家族を亡くした人たちの子供であり、
当然、そうした親の影響を受けて育ってきたはずで、
そのわたくしが親になって自分の子供を育てることになったときも、
意識しようとしまいとそうしたことが陰に陽に影響を与えてきたはずです。

だから、こういう世の中になっている。

と、12月8日を迎えるたびに
いろいろと考えるようになって久しいのですけれど、

12,9-2

この12月8日を、「ジョン・レノンが銃弾に倒れた日」として、
心に刻んでおられる方たちもいらっしゃるんですね。
どれだけの人がそうなのかどうかは知りませんが、
昨夜は、あるミュージシャンの仙台での電撃ライブに出かけてきましたところ、
出演者たちもそして観客の多くもそうした方たちで、
途中から「Imagine」の曲でジョン・レノン追悼ライブとなり、
少なからず違和感を感じたわたくし。

ビートルズナンバーにはとても好きな曲もあり、
好きで聴いて来たという個人史はありますけれど、
わたくし自身ビートルズ世代じゃないせいか、
会場の空気に違和感、というか、溶け込めない疎外感のようなものを、
感じてしまいました。

若い頃にビートルズに熱狂し、また、
ジョン・レノンの音楽や生き方に共感してきた(している)人たち、
彼と同じ時代を共に生きて同じ時代の空気を吸い、
忘れ得ない思い出となっているジョン・レノンに対し、
会場のミュージシャンや観客の一部の人たちのように、
ある種格別の思い入れのようなものが持てず、
楽曲の素晴らしさはそれとして、
イマジンを全員で歌うという行為に違和感を拭えず、
会場で配られた歌詞を眺めながら虚しさに襲われて脱力。

これって、篠田正浩監督の映画『ゾルゲ』を観に行ったときに感じた思いと同じ。
ラストでいきなりこの「イマジン」が流れてきたときの驚き!
その瞬間、「このラストのイマジンで映画は台無しになった」と、
ある種の怒りにも似たような感情を抱かされたものでしたが、
あの時似ているなあと。

ジョン・レノンのファンゆえの思い込みの激しさなのか、
知らず知らずに、自分のライブに来た人=レノンのファンという、
独善性のようなものが幅を利かせてくる雰囲気。
もはやライブに集中できなくなり途中で会場を後にしてきたわたくし。
不快なライブでした・・・

残念。

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