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「日本沒有資格與中國談釣魚島」 ・・・中国側の論拠を知っておく

さて、「環球時報」に掲載された「日本沒有資格與中國談釣魚島」
( =日本には中国と釣魚島について交渉する資格はない)
の日本語訳全文を探しましたところ、以下がヒットいたしました。

お読みになられた日本人は、さぞかし驚愕されるのではないでしょうか。
あるいは、いまの政権与党の政治家たちのように、
内心その通りだと了解されるのでしょうか。
ちなみに、以下の記事における「琉球」というのは日本の沖縄県のこと。
なぜか、OKINAWAとは語らず、RYUUKYUUという表現で語られていますが、
以下の記事をお読み頂いてのご感想が、
どうかジョークだろうと勘違いなさいませんように。

    ***   *****  ***

1879年の琉球出兵前の中国地図に注意して欲しい。
中華琉球王国(=沖縄県)は一貫して中国朝廷直属の独立王国であった。
琉球は日本から遠く離れた東シナ海の果てにあったのだ。
釣魚群島(尖閣諸島)にいたっては日本から1000キロ以上も離れた、
中国大陸の大陸棚の端に位置している。
琉球との間には深さ3000メートルもの琉球海溝もある。
地質の構造から見ても、歴史的な帰属から見ても、
そして国際海洋法の規定から見ても、琉球とは無関係だ。
日本政府は琉球を使っても、釣魚群島を自国領土に関連づけることはできない。

さらに問題のカギは「琉球は日本の領土ではない」という点にある。
日本には釣魚群島と東シナ海問題をめぐって、我々と対話する資格はないのだ。
琉球と大陸朝廷と関係があったその他の属国と異なる点は、
琉球の国民は大部分が福建省、浙江省、台湾沿岸の住民だったという点にある。
祖国大陸とは血筋においてつながっているのみならず、
言葉や文字は中国語であり、儀礼や制度も大陸朝廷と完全に一致している。
さらに一貫して自国が大陸朝廷の一部であることを忘れることなく、
政治的には完全に朝廷に服していた。たとえその野心をたくましくしたとしても、
朝廷に王として封じられ国を建てることにとどまっていたのだ。
歴史的記述によると、琉球王国住民は自力で海を越え渡った大陸同胞以外にも、
一部隋唐時代の朝廷に派遣された者もいる。

隋唐時代の琉球は大陸にとって対外貿易の重要な窓口であり、
その建設と発展を支持していた。隋朝は琉球当局の求めに応じて、
現代中国の経済開発区建設と同様、琉球を国家建設の重要拠点としていた。
政策的、資金的な支援の他に、さらに福建省から優れた職人を招聘し
琉球に派遣、建設事業に参加させた。
最大で1度に2000人が派遣されたという。
福建省に住んでいた36もの一族はみな人員を派遣している。
政府が派遣した職能を持った人々である証明だからだ。

日本は長年にわたり、琉球をその版図に加えたいと熱望していた。
しかし薩摩藩の侵略にも倭寇の襲来にも琉球王国は動揺することはなかった。
明治維新後、日本は強大化した国力を背景に琉球国王を捕らえ、東京へと連れ去った。
日本に帰順するよう脅迫したが、しかし目的を達することはできなかった。
もはや策がなくなった日本は、1879年3月、派兵して琉球を占領する。
その後、清朝と交渉し、琉球の主権割譲を迫った。
しかし光緒帝と李鴻章は強い態度で抵抗し、
さまざまな手段を尽くして日本を批判、琉球から撤退させようとすると同時に、
いかなる形式の琉球主権の割譲協議をも拒否した。
日本人に買収された一部の軟弱者はいたが、李鴻章は
「琉球は東シナ海の貿易である。
もし日本人の欲しいままにさせれば、
必ずや我が方の戦略的安全保障に危険を及ぼすだろう」
との理由で一切の協議を拒んだ。

1945年の日本敗戦後、「無条件降伏文書」「カイロ宣言」「ポツダム宣言」により、
一切の不法に占領した領土から退出することが決まった。
琉球も日本支配を離れ、独立することとなった。
1971年の米中接近により米国は中国が琉球の主権を回復した後、
軍事基地を置く場所がなくなることを不安視した。
日本も米軍の存在というチャンスに乗じて、
米国の後を継いで琉球の管轄権を確保しようと考えた。
当時、米国はまだ台湾と断交していなかったため、中華民国に再三、
次のような弁明を行っている。
「(米国は琉球の主権を有していないため)日本に主権を移譲したわけではない。
たんに行政管理権を日本に移しただけである」と。

米国の決定をくつがえす力がなかった琉球人は、
数万人が中心広場に集まり号泣した。
そして日本の侵略者を追い出そうと誓ったのだった。30年以上が過ぎたが、
日本を追い払い独立を勝ち取ろうとする戦いが中止されたことはない。
2006年3月4日、琉球全市民の住民投票が行われ755%が独立し、
中国との自主的な往来を取り戻す選択に一票を投じた。
残る25%は日本の血をひいていたため、独立を要求することはなかったが、
しかし自治に賛成票を投じた。

これからもわかるとおり、日本の琉球支配にはまったく合法性がない。
合法性を獲得する唯一の道は中国政府と交渉すること。
琉球問題に関する協議に中国を調印させ、
琉球支配権の承認をだまし取ることしかないのだ。
東シナ海の油田問題や釣魚群島の帰属問題でたびたび問題を起こす
その目的は、中国政府を交渉のテーブルに着かせるため。
琉球の民意を無視して領土確定協議に調印させることにある。
もし東シナ海のガス田と釣魚群島の主権が中国に属するものとして調印されたとしても、
それは境界線外にある琉球の主権が日本にあると認めることになる。
こうなれば日本の琉球占領は合法的な根拠を得て、
琉球民衆の独立要求は鎮圧されることになる。

日本政府はどんな資格をもってして、
琉球の境界や東シナ海及び釣魚群島(尖閣諸島)の帰属について話すのか。
どんな資格で我々の漁船、我々の漁民を捕らえるのか。
その唯一の歴史的な根拠は琉球を侵略し、占領したことにある。
日本はまさに侵略期(日中戦争期)に実現できなかった妄想を
現実のものにしようとしている。
その狙いは我が国が大海に出る通り道を切断し、
中国が遠洋へと向かう扉を永遠に閉ざすことにある。


唐淳風:日本沒有資格與中國談釣魚島
(=「日本には中国と釣魚島について交渉する資格はない」)

   ***    *****    ***

この記事は、唐淳風(日本の中国大使館勤務をされた)という人物の論説で、
中国側の公式見解として発表されたものではありませんけれど、
在外中国大使館に勤務していたような人物ですから、
日本における外務省の高級官僚と称される人物と変わらない。
言論の自由や報道の自由がない中国でこうした記事が掲載されるということは、
ここに示されている考えやその論拠もまた、
中国政府を代弁しているものだと思って間違いないわけです。

なので、こうした言説に対して日本も放置していてはいけないわけで、
きちんと反論しなければならない。

馬鹿な事を言ってると揶揄した程度で放置していると、
沖縄も遠くない将来に中国領だと訴えられる。
こうした記事によって中国人読者は学習し、その内容がいかに、
荒唐無稽な話であろうと、事態は中国政府が目指す事態に沿って
時間をかけて既成事実化されていきます。

以下のサイトなどを日頃からご覧になられて知っておかれるとよろしいですね。
情報戦で負け続けの日本ですが、「彼を知りて己を知れば百戦して危からず」
まずはここから正していきたいものです。
http://j.people.com.cn/94474/100700/index.html



では、頭の体操として上記の新聞に記載された記述における間違いを、
皆様に探していただきご指摘していただこうと思います。
また、中国の人たちが「尖閣諸島も沖縄も中国固有の領土である」と言われるとき、
日本側における公式見解を知らなければ反論のしようがないと思われるので、
以下に、ご参考までに日本政府の公式見解をご紹介しておきます。


尖閣諸島問題における外務省の公式見解←クリックしてご覧ください。
一度はお読み頂きたいと思います。
★読むのではなくお聞きになりたい方は、
こちらをクリック⇒尖閣諸島の領有権における日本の基本見解

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テーマ : 沖縄米軍基地問題
ジャンル : 政治・経済

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ケロリンさん

おはようございます。ケロリンさんのコメントに溜飲が下がる思いをされた方同調された方は多かったろうと思います。本当に、おっしゃる通り。
唐淳風氏の話は、突っ込みを入れようと思えば、いくらでも入れられる内容ですけれど、中国では愛国的な言論人ってどうしてもこういう論旨になるようです。

世界ではカラスは黒だというけれど、隣国では政府の意向に沿った色になる。国が赤だといえば赤になり、白だと決められれば白になる。こういう国と話し合うには、同じ土俵に立つしかないのでしょうね。同じ土俵といっても、国の体制も制度も文化も価値観もまるで異なるので、同じ土俵に立つには「互恵主義」というよりは「共通の利益」を持つしかないのでしょうか。両国の「共通の利益」を探して(作って)それを追及する。あるいは、共通の敵を探して(作って)協調していく。その限りにおいては、付き合っていけるということになりましょうか。

いずれにしても、地政学的に日本は中国の海洋進出をふさぐような形で位置している国なので、軍事力で双方(同盟国も含めて)のパワーバランスが崩れたときは、日本の危機ですね。

>アポロ11号の月面着陸はハリウッドが作ったインチキだ、とか言う手合い。

それって、そういうキワモノを芸とするTVタレント(?。?)

竹島問題でもある

むちゃくちゃな物言いもあったものですな。琉球海溝の位置が間違っているし、それを言うなら沖縄トラフの事だろう。最も深い部分で2200m。海溝ではなくて、もっと浅いトラフと言われる地形。

まあ、地形の定義は中国側もどうでもいいだろうからこれ以上突っ込まないけど、大陸棚につながっていると言いたいのでしょう。その理論で行くと、当然ユーラシア大陸でつながっているチベット、ロシア、ヨーロッパまで版図に入る訳で、将来一大帝国を目指したいのでしょう。

他国との領土問題を、条約で画定して来たご先祖様の事績は都合が悪くなると考慮しなくていい訳ですな。そのうち、ネルチンスク条約も無効だと言い出してアムール河を超える事になるかも。

まあ、共産中国は、過去の条約など自分が成した条約ではないと見なしているのだろう。それならそれでかまわないが、そうであれば、過去の明や清の時代の地図がどうたら、書物に(あやふやな)記述があるなどと、ご先祖様の事績を持ってくるのはいかがなものか。

2006年に沖縄県民75%が独立の意志を示したという事績を知らないのだが、県知事選挙の事かな?
選挙制度がないからよく理解できないようですな。
というか、材料は何でもいいんだな、相手を叩くには。左巻き系がよく使う手だ。それに乗っかる知識人も日本にいる事だし。うらやましい連係プレーだな。
日本と連携できる勢力が中国には見当たらない事を思えば。

あれと一緒。アポロ11号の月面着陸はハリウッドが作ったインチキだ、とか言う手合い。
当時のビデオ映像を見て、月面なのに星が見えない、とか、旗が揺れている、とか、自分がいかに科学的に論述してるか、という話の展開をしながら、何一つ科学的な説明ではなくて、ただ、底流として反米なのだ、という毒を含ませている輩。
この手の輩は、日本だけではなくてアメリカ内部にもいるんだよね。それだけ思想の自由があるという事だけど、「素直な眼で見たい」(アシタカ談)。
という人材を育てていきたいものです。

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