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文科省に問う・・・「35人学級で教職員定数を増やす」のは誰のためか。

DSCN2007.jpg

この新聞「河北新報」というのは、
当市で発行部数(50万部以上)が一番多いブロック紙です。
その第一面で、教職員の不祥事がこのような見出しで出るのは久しぶりでしたが、
これ以降、我が家にいらっしゃる方たちの多くから、
教職員の話題が出されるようになりました。

宮城県では、指導力不足の教員の再教育に力を入れ、
不適格教師をほかの行政職に移すシステムが可動するようになって以来、
不祥事は、一桁になっていると記憶しますが、
東北全体でみると教員の呆れ果てる不祥事は増加の一途を辿っています。

飲酒運転というだらしのない教師は後を絶たず、
公金を横領しパチンコ代やギャンブル代に使って憚らないという、
法律で裁けるような問題行動が露見した教師ばかりではなく、
さらに深刻なのは、児童買春ばかりか教え子を脅して
性的関係を迫るような教師という、もはや教壇どころか、
学校に居させてはいけないような教師たちの存在を、
わたくしたちはどのように考えたらいいのでしょう。

教職員組合では、毎回、不祥事の理由を、
教師の抱えるストレスが大きいからだとか教師の仕事が多すぎるからだとか、
あるいは、モンスターペアレンツに代表されるような保護者の問題を挙げて、
抗弁ばかり続けてきました。そして、不登校やいじめの問題をなくすため、
子供たちにきめの細かい指導をするためにと、
30人学級にしろ20人学級にしろと要求してばかりで、
そうした要望が実現すれば、問題はあたかも解決されるかのような言い分で、
彼らにとって教育現場の問題の原因はいつも≪外≫にあります。
しかしながら、教師の不祥事とストレスの因果関係について、
納得のいく説明は寡聞にして聞いたことがない。

そんなにストレスがたまる仕事なら、
適性がないのかもしれない。やめていただいて結構なのではないか。
先生になりたいという若者や臨時採用のまま都合よく働かされている教師は、
たくさんいるのだから、教員が足らなくなる恐れはない。

こうした甘ったれた教員の声に押されて、
多くの自治体の教育委員会では、
これまで、そして、現在も事なかれ主義でやってきました。
この新聞でも、こうした教師の不祥事対策として、
「ストレスを抱える教師のために学校に教師専用のカウンセラーを置くべきだ」
などという呆れた対応策を語る人物の声を掲載しています。

そして、文部科学省も先週の予算の閣僚折衝で、
子供たちに「きめの細かい指導をするために」という理由で、
35人学級に向けて動き出しました。
つまり、「小学1、2年生の35人学級の実現」に必要な教職員の人件費が、
認められたということです。
今回は、小学1年生からの分ですが、1学級あたりの人数の上限引き下げは、
1980年度に45人から40人学級になって以来約30年ぶりです。
学校現場から期待が高かった少人数学級に向けて、
ようやく一歩を踏み出すことになると評価されているようですが、
はたしてこの評価は本当に適切な評価でしょうか。

高木義明文科相は、
きめ細かい教育を行う少人数学級のスタートが切れることは、
大変意義があると語れらましたが、
本当に、教員の数が教育の質を担保するのか。
その検証はしているのかと申し上げたい。

DSCN2029.jpg

現在の40人学級の現状は、
学年の生徒数が81人を超える場合3クラスの編成となり、
各クラスの生徒数は現実には
30人にも満たないところも少なくないはず。
わたくしの子供達も東京都と仙台で小学校時代を過ごしましたが、
1クラス30人前後でした。
そこに、担任と副担任を配置したのに、
子供たちのいじめはなくならず
学力向上への対応は二の次でした。
多くの児童生徒は学習塾に通い家庭教師をつけてもらって、
学力を上げているのが実情でした。

教職員組合から支援してもらうだけではなく、
そうした団体と政策協議をしてきた民主党にとって、
少人数学級の推進をマニフェストに挙げ、
35人以下学級の実現に必要だという
教職員定数改善計画案にそって、
全国の公教育における教師の数を大幅に増やそうとしていますけれど、

これって、いったい誰のためなのか。

わたくしの上の世代の方たちは、
小中学校時代10クラスだったとか13クラスだったなどという人たちで、
1クラス60人だったという声も聞きます。
わたくしの小学校時代は各学年2クラスで、
1クラスの生徒数は、50人くらいだったと思います。
担任は、業者の作ったテストだのプリントだのは使わず、
学習プリントは先生が自ら作成していましたし、
授業の内容が分らないという生徒や
病気などで欠席した生徒に対し、担任の先生は、
放課後や土曜日の午後などに≪生徒たちのために≫≪普通に≫
補習をしてくださっていました。
金八先生のような偽善的な教師ではなく普通の先生たち。

教育には、時代が変わろうと変わらないものや
変わってはいけないものもあるのではないでしょうか。

教師の資質のない教員をいくら増やそうと、
きめこまかい指導など出来るとは限らない。
20人学級が子供たちにとって理想だというデーターも
外国の一部の学校におけるもの以外に
どこにあるのか文科省にお尋ねしたい。

分かっていることは、日本ではこの30年、
教職員組合による甘えの構造以外の何物でもない
おかしな要望に応じてきた結果、
冒頭に上げたように教師の不祥事が絶えなくなり、
自殺する小中学生は増加したという事実ではないのか。

文部科学省がすべきことは、
こうした自制心のない甘ったれた教師をいかに現場から外し、
教員たちの道徳心をいかに醸成するかであり、

また、財政難の中で、
いかに教職員の高すぎる給料を減らすかであり、

既得権益となっている教育人事にいかに切り込み、
大分県の県教委の教員採用におけるような
縁故採用を徹底してやめさせ、

校長の順送り人事と退職後の天下りを禁止し、
いかに日本の公教育を正常化するか?
ではないのか。

そうしたことのためにこそ、
予算を獲得すべきなのではないのか。
これ以上教育公務員たる教師を甘やかしてはいけない。

文科省は、こんな状態を放置したままで、
子供たちの教育に対して責任を負っていると言えるのか。
自分たちの天下りに熱心になっているから、
ダメなのである。
天下りって、文部科学省が一番多いのではないか。

35人学級にしようが20人学級にしようが、
教える側の人間の質が上がらないのなら、
結果は、同じです。いや、もっと悪くなる。
そう断言しておきたいわたくし。


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