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2010年を振り返る(2)・・・≪亡国≫の民主党”菅・官”政権を憂える

午前中、年末大掃除を第一弾を済ませました。
そこで、気になった今年の出来事を振り返るブログを書こうと思い、
パソコンの前に座って多くの事柄を振り返っていたら、
突然、「母さん、僕のあの麦わら帽子、どうしたんでしょうね」という
詩句が口を衝いて出てきました。
正しくは、以下の詩句。

  母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね
  ええ、夏、碓氷から霧積へゆく道で
  谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

この西條八十の「ぼくの帽子」という詩篇の冒頭。
人間の証明という小説やドラマで使われて以来、
それなりに有名になりましたが、
民主党政権になって2年が過ぎようとしていると思った瞬間、
思わず、この詩篇を思い出してしまいました。
以下のことを思っていたからでしょうか。

   民主党議員の皆さん、
   川辺ダム八ッ場ダム(やんばダム)は
   どうなったんでしょうね。

今月、やっと結審した諫早(いさはや)湾の開拓(干拓)訴訟。
福岡高等裁判所は佐賀地裁の一審判決を支持し、
「5年間の潮受け堤防排水門開放」を国側に命じる判決を下しました。

この問題に対し、
野党時代から取り組んでいたことを思い出されたのか。
菅総理は、政治主導を示すべく、
農林水産省の反対を押し切って上告は断念すると表明。

これで、潮受堤防の閉め切りと漁業被害との間に、
やっと因果関係が認められたわけで、
防災上やむをえない場合を除いて、
今後、水門は開放されることになります。
その結果、今後多くの損害賠償訴訟が発生するのではないでしょうか。

すでに干拓地で営農しておられる住民の方々にとっては、
上告しないという国の姿勢は到底納得のいくものではないでしょう。
総理は、諫早湾の干拓地で農業を始めておられる住民に対して、
農家の方たちの暮らしが立ちゆかなくならないように、
農林水産担当大臣に対応を指示されたので、
有明海で漁業を営んでおられた猟師の方たちに対して、
600億円とも1千億円とも言われる賠償を行なうことになる。
だとするなら、漁業権を求めてこられた方たちに対しても、
干拓地で営農をすでに始めておられる方たちに対しても、
つまりは、双方に国が補償をするということになります。

どのような形であれ税金で支払われるわけですが、
そもそもこの諫早湾の干拓事業の責任は、
誰にあったのか。果たして、
その責任を国民に回すというのは正しいのか。


当時のことを思い出しますね。
諫早湾に漁船が数百艘集まって、
干拓事業を止めろ~~~と叫んでいた光景。
テレビのニュースで大々的に放映されたあのシュピレヒコール。
あれからおよそ10年経って、
堤防は開門と結審したわけです。

典型的な政官業による「税金を食い物にする」事業でした。
そして、今日に及ぶ天下り批判の理由ともなった、まさに、
天下りという官僚たちの既得権益構造を保持するための、
官僚主導による官僚のための官僚の事業だったことになる。

この干拓授業を受注したゼネコンは30数社に及び、
農水省(農林水産省)を退官した農業土木技官たちを始めとして、
九州の農政局だの水資源開発公団だの緑資源公団だのの官僚OBたちが
天下りルートが確保される事業でもあり、
さらに干拓工事に関わった関連各社、
コンサルタント会社だの設計や測量会社だのにも天下りは及び、
まさに天下り利権官僚帝国による利己的事業だったことになる。

国の名の下に、湯水のように税金にたかって進められた事業。
当事者は、以下のように作文しますけれど。
★http://www.maff.go.jp/kyusyu/nn/isahayaindex.html

なぜ、このようなことになったのか。
この事業の推進理由として、
「住民からの要望」「農業振興のため」「農地整備のため」などなど、
なるほどと思えるような理由があり、
反対する方たちも「公益」に従わざるを得ないのではないかと、
当初多くの国民は思ったはず。

与党の国会議員たちからもそうしたもっともらしい理由が挙げられ、
そのアリバイとして推進する側の農業従事者たちの発言も、
テレビでは放映されていました。
その一方で、この諫早湾の干拓事業は、
まさに天下りも含めた官僚主導の事業でした。

この事業が全国的に知られるようになった時点で、
住民による反対集会も事業を阻止するための反対運動も
漁業の方たちの私的な理由によるものとして指弾され、
そこに野党の国会議員たちが付くという構図になり、
当時野党だった民主党の菅直人議員は一方の象徴的な存在でしたし、
官主導のこうした国家事業の洗い直しが始められ、
公共事業の多くは、国政における与野党の対立抗争の象徴的なテーマとなり、

  政官財の利権構造の公共事業VS自然との共生事業

というように、いまの民主党の「コンクリートから人へ」という政策に
直線で繋がってきたわけです。
官主導の公共事業は政治家の側にとっても
実は大きな利権となっていた背景が公開されるようになった。

工事を受注したゼネコン各社とその関連会社から、
当時の政権党だった自民党の一地方支部に過ぎない長崎県連支部に対し、
総額10数億円とも言われた突出した政治献金が、
干拓事業開始とともに開始されていたと記憶します。

だから、「コンクリートから人へ」

だったはずなのですけれど、
政権を取って早2年。

鳩山さん、菅さん、前原さん、そして他の民主党の議員の皆さん、
この諫早湾の開拓大規模事業と同様と称されたダム工事、
川辺川のダムと八ツ場(やんば)ダムの工事、
どうなったんでしょうね。
ええ、あの政権交代と騒がれた選挙で、
皆さんが誇らしげに確信的に必ず実行すると挙げて戦ったときの
あのマニフェストの目玉公約ですよ。





晦日の記事が、期せずして、民主党政権の目玉公約の一つだった
大規模公共事業の見直し、あの”コンクリートから人へ”という政策を
問うような記事になりました。それ以上に、
国民の国防意識を覚醒させてくれたとも言える尖閣問題は、
愛国心の欠如したマスコミでさえも、
その問題を取り上げているので、拙ブログでは別の切り口で、
後ほど取り上げたいと思います。
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