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自衛力の高い人低い人(1)・・・やりたいことがある人ない人

通常国会も始まりました。残念なことではありますけれど、予想を上回る政府の理念なき無能無策ぶりを目の当たりにし、怒り心頭に達している方も多いのではないかと思っていましたが、国会審議の視聴率は2%くらいで凄まじく低い。かくなる上は無能な政府から自衛する必要を痛感した次第です。

自衛意識を持ちその能力を高めるしかないと。
では、自国の政府からの自衛力とは何か。

それを観念的に受け取られてはここのブログで取り上げる意味がないので、
自衛力が高いと感じられた人と低い人とを例に挙げてみることにしました。
まずは、解雇された30代女性AさんBさんの二人のケースを
以下に取り挙げたいと思います。

どちらも上場会社に派遣で勤務し、
偶然ながら二人とも今年で5年目で急な整理解雇に遭いました。

Aさんは結婚を契機に郊外の安い賃貸アパートに転居。
暮らしの経費を抑えてお金を貯めるためです。
一ヶ月の家賃は4万円台。郊外といっても通勤時間は30分。
夫は電車通勤。Aさんは買い物も担当するのでマイカー通勤。
残業が多く帰宅が遅くなることも多いため、
夕食作りの家事は夫が担当し、洗濯や掃除は主にAさんが行い二人で協力。
会社に持参するお弁当は毎日Aさんが作っていました。
ダブルインカムノーキッズの現在、やがて生まれる子供のために、
家賃は二人の収入の10分の1に抑えることにして
郊外のアパートに転居したわけです。
総収入の10分の1の家賃というのは、まさに理想で、
通常は5分の1でも準理想な数値です。
彼女は、毎月親に3万円送金しています。
順風満帆でスタートしたと思われた新婚生活で、
Aさんは結婚を機に解雇を通知されました。
失業保険があるので半年間は何とかなりますが、
1日も早く就職先を決めたいと語っています。
この解雇を聞いた夫は、
失業保険が仮になかったとしても何とかやっていけると。
だから大丈夫だとAさんに言われたそうです。
夫の収入で何とかやっていけるのも、
清潔で新しいアパートの家賃が4万円だから。

BさんはAさんと同じ30代の独身の女性。
市内中心部の新築マンション住まいで会社まで徒歩通勤10分。
家賃は、経費と合わせて約9万円。可処分所得のおよそ半分。
地方都市に住む独身女性の住まいとしては、
かなり高額な家賃ではないかと思われますが、
価値観の多様化が進む現代では、覚悟があればそれも人それぞれ。

しかしながら、以前の会社勤務のときに結構貯めることができた貯金も、
いまの会社に勤務するようになってからは余裕がなくなったそうです。
独身で街中に住んでいるせいか友人知人との飲み会も多く、
夜の繁華街に歩いて出かけられる立地のマンション暮らしを、
彼女は気に入っていました。
カードで購入したお気に入りのブランド物の家具やバッグなど、
消費を楽しむ暮らしの価値観が身についてしまったのか、
まさに一昔前の独身貴族のようなイメージですけれど、
飲み会で行くのは安い居酒屋、ランチも安いファーストフードのチェーン店。
お弁当を作って持参したくとも会社にお弁当を食べることのできる場所がないのです。
つまりは、そういう会社であり、そういう場所に会社があるとも言えますが、
こうしたライフスタイルも、それを保持する収入があってこそ。

将来不安を時折聞くことはありました。
Bさんはいまの仕事に生きがいをもっているわけでもなく、
かといって結婚する気もない。
いまの暮らしをエンジョイしその暮らしがずっと続くと思っているような、
いまの30代女性に多いモラトリアムシングル。
不安は先送りで思考停止しているようにも見えますが、
仕事はまじめにやり、バイタリティもあり、男性に対してもシビアです。
そろそろ将来のことを考えようとしていた矢先に、
解雇の通知をもらってしまいました。
解雇後に失業保険が下りている間に再就職先を決めなければ、
家賃10万円の住まいが重くのしかかってきます。

成長経済の見込みが立たず、デフレ不況のいま、30代女性の再就職も、正直かなり厳しい。新卒の就職が超氷河期と言われるのは、求職サイドと雇用先のミスマッチが多いと思われますが、30代の独身女性にとって再就職先を見つけるのは、ミスマッチだからというより、年齢的になかなか厳したりします。

これまでのように消費するだけのシティライフを保障してくれるそんな給料をくれる雇用先などもうないと思った方がよく、Bさんの場合、働くということの意味や価値を、結婚同様に、ここで真剣に考え直さないといけないかもしれません。案じられるのは、ここです。

住まいを購入するにせよ賃貸で住むにせよ、
家賃にかかる費用を収入の5分の1にしなさいと言う前に、
それ以前に大事な自衛力というものがあるように思いました。

前述のAさんは、ある夢があり、以前正社員だった会社を辞めていまの会社にハンティングされ、派遣の身分でこの5年間働いてきました。働いてお給料をもらうこと自体が最優先の目的ではなく、やりたい仕事だから頑張ってきたのです。Aさんには自信とキャリアと情熱を支えてきた夢があるのです。「これがしたい」「それがやれたら私の人生は丸だ」と言えるものが、彼女にはある。加えて、それをいっしょに支えてくれるパートナーがいます。
わたくしがAさんのことをあまり心配しないでいられるのは、彼女の自衛力が高いと感じるから。

その一方で、Bさんのことを案じるのは、彼女の年齢やキャリアや価値観のせいではなく、家賃が高いマンション住まいのせいでもなく、Bさんには、「人生、これだけはやりたい!!」と思うようなものがないことが案じられる理由です。お子さんのいる同年代の方たちのように、「どんな仕事でもいい。子供を育てるために頑張らなきゃ!!」というものもない。これでは、自衛力が高くなるわけがない。

自衛力が低いままだと困難に直面したとき、
わたくしたちはいずれやっていけなくなります。
こういうタイプは甘い話にも乗りがちで詐欺にも遭いやすい。
そして空虚なものを抱えている分、自暴自棄にもなりやすい。

暮らしに困窮しても生活保護もあるし、何とかなるから大丈夫というのは間違いで、生活保護というのは、自衛力を身につけたくとも自衛力が及ばない状態になった方たちのための社会の相互扶助精神によるセイフティネットであり、それだけの意味しか持たない。

まじめに働くよりもお金がもらえるということで不正受給をし続けていると、
やがて生きる気力が削がれ、魂が腐っていく怖さもあるのですから、
30代40代なら一時避難として利用するのが正しいのであり、
ずるずる受給を受けているとダメになっていく。

お金の問題をクリアーするためには、実は、
「これだけはやりたい」と思う事や、
「これだけはやらなければ」と思うことがあるかないかが大事で、
状況は相当に違ってきます。解雇後の暮らしも再就職も、
そういうものを持っているかどうかにかかっている。

自衛力というタイトルを見て、資産形成の話、株式や債券や不動産や金などの売買や保有の話、あるいは節税の話などを期待してお越しくださった方がいらしたら、このブログ、ご不満だと思われますが、資産形成というのを自衛力だと思っておられるとしたら、それって、確かにそれもまた自衛力と言えなくもないですのけれど、機能しない政治や無能な政府から自らを守るという意味では、意外と≪外れ≫だと思います。

「自衛力の高い人低い人」

というのは、その前提となるものがあるということで、嫌なことがあっても腐らず、思い通りにならなくとも甘えず、これがあれば俺は私は幸せだというものがあるかどうか。
それがとても大事ではないかと痛感します。

家族を思う心、友人を案じる心、そういうものも自衛力を強めるけれど、
それは、ストレスになるという方も少なくない。なので、
次に、自衛力として具体的に絶大な効力を発揮する≪情報≫というものの存在、
そして、それへのアクセス力や収集力がいかに自衛力を強めるか。
そのことを次に取り上げてみます。
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