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国難と総選挙

首都に大震災が起こらないと、
東京中心主義の発想のこの国は、国難というものを理解できないのではないか
と前のブログで書きましたが、

リーマンショックを「100年に一度起こるかどうか」の凄まじい経済金融危機だと
口々に語ったアメリカも思考停止状態に陥っていたのか、
本来なら、大変な「国難」のはずの状態を、
思考停止状態に陥っているとしか思えないような対応でやってきて、
「国難」を「日常の延長」にしてきたように思われていたところ
いよいよ「深刻で甚大な金欠病」に直面する事態を迎えているようです。

以前から一部の人たちから、アメリカはやがてデフォルト宣言をするんじゃないかと
警鐘を鳴らされてきたわけですが、親分のアメリカが自国の国益に沿って「国難」と向き合えば、
いかにおめでたい子分の国であろうと平気でいられるわけがない。

日本の財務省はそうしたことなど「想定」していないのか、
増税路線を既定路線にしたまま、それで頭がいっぱいなんでしょうか。

震災前にはあれほど論議されていた財政再建も景気対策も、
日本の経済政策をどうするのかといった論議もどこにいってしまったのか。
全然聞こえてこないのはあまりに異常ではないか。

日本の国会議員には、いまの「国難」も見えていなければ、近い将来の「国難」も、
ぜんぜん見えてはいないゆえにのんきでいられるのだろう。
国会審議中に居眠りしていられる彼らの神経を疑う。
こうした老体議員は、選挙で葬るしかないが、
震災復興を早めるよういくら現場の窮状を訴えても駄目なんですと
語るだけの若手も何か勘違いしているとしか言いようがない。

現場の窮状を見ているということを、
選挙用のアリバイ証明にしようとしているのだろう。
いくら訴えても駄目なんですという言葉もおかしい。
菅総理をやめさせるための署名運動で忙しいという仲間など当てにせず、
国会議員の仕事は、立法にある。

議員立法であろうと、党派を超えての法案であろうと、
やる気があれば出来るはずのことがいっぱいある。
一人ひとりが立法の権限を持たされているのだから、
他の議員がどうであろうと我こそやろう!ではないのか。

日本赤十字に蓄えられたままの義援金を、
分配委員会などに任せず被災者に直接届けることができる特措法とか、
民間アパートやマンションに賃貸で入居する被災者に、
家賃を2年間支払う支援法の改正案で、
誰も入りたがらない仮設住宅(作るのが遅すぎたからこうしたことになった)
この大いなる無駄を即刻改善する法案を作るとか、
やろうと思えばできることがあるはずではないのか。

いくら言っても駄目なんですというだけなら、
若手も中堅も無能だということだろう。
こうした若手もご老体同様選挙で排除していくしかない。

いかに被災地は選挙どころではないといっても、
自ら口にしている「国難」に対応できない以上、
総選挙をするしかないのではないか。

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アジシオ次郎さん

おはようございます。
アジシオ次郎さん、ご丁寧なコメントありがとうございました。

本当に、皮肉一杯の思いで、「本当に、国難なのか」と反論したくなるほど、いまの日本政府の対応は、異次元の仕事ぶりです。
国政を担う責任を有する議員たちの顔には、まったく危機感がなく、「皆で渡れば怖くない」といった心情丸出しですね。
昨日久々に眺めた政治家の顔に、呆れ果てました。その顔を拙ブログにアップしようかどうか思案中です。
行政府の官僚たちの仕事ぶりに至っては、もう仕事をしているふりをしているのだろうとかんぐりたくなるほど。もはや、論じる対象ですらなくなっています。

これこそ、第二の「国難」でしょう。

閉塞感だらけの政治

 こんにちは。

 未曾有の大震災と経済危機にある日本、にも関わらず政府は全くその対処法も解決法も持ち合わせていないことについて「国難」とは思えない感じです。

 増税路線ばかりにこだわり、景気対策も経済対策もそっちのけ、全く国民のことを考えていないような気が・・・!!

 日本赤十字に備蓄された義援金も被災者には届かない。と言う現実、これが被災地格差を生んで心まで貧しくしてしまうのではないでしょうか!?
 国会審議中に居眠りする議員を見てると、これが国民の代表か!? とすら思うし、何でこんな人間が国会議員をやっているのか不思議で仕方ない。いい加減で国民のことを考えない人間は国会議員として失格!! こういう連中ばかり蔓延るから閉塞間ばかりの国会になるのでは!? です。

 今の日本の政局は、デフォルトか債務引き上げかでもめているアメリカ政府と並んで「深刻」な状況かもしれないです。
 アメリカだってあのリーマン・ショック以上の深刻な状況になりかねない状況にあると言うのに、民主党と共和党で平行線なまま、アメリカの「国難」だと言うのに・・・。

 こう見ると日本もアメリカも、今の状況は恐ろしく似ていますね。
 このアメリカの話題ですが、私のブログで取り扱ってますのでぜひ見に来てくださいませ。

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