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原発問題(4)・・・京都党という地域政党の見解を問う

京都滞在中の写真を整理していたらこんな一枚が。

京都党

京都の「京都党」という地域政党のポスターです。
この京都党、京都府民に広がっている原発事故への不安に対し、
京都府内には原発が一つもないのに、
原発反対という動きはいかがなものか!?
と語っていると聞き、京都党のその見識を問いたいと思った次第。

その前に、この京都党という地域政党に対し、わたくしが、
いかに地域政党に対して関心を抱いている一人でも、
いかに、京都の歴史文化遺産と京都の和菓子のファンではあっても、
選挙権もない身ゆえ支持者でもなければ反対派でもありません。
そのことをまず、お断りしておきます。

さて、原発問題。反対か推進か、
いまだに考えあぐねている一人として、
この京都党の代表の方のような認識は、
どこからでてきているのか質したいと思います。

自分の住み暮らす都道府県に原発がない=安心

こういう認識の国民は、いま、
どのくらいいらっしゃるのでしょう。
福島の原発事故の影響を見れば、
いったん事故が起こって放射能が洩れるような事態になれば、
近隣の自治体も広く放射能で汚染されるということを、
わたくしたちは知ったはずなのですが・・・

以下の原発分布図を眺めてみると、

原発

たしかに、よくよく見れば京都府には原発はありません。
しかしながら、京都府と地続きの福井県の若狭湾沿岸は、原発の密集地帯です。
調べてみると、原発は14基もあり、
全国の原発54基の実に26%の原発が密集しているところです。

ここの原発で福島と同じような事故が起これば、
汚染地域とされる半径80キロとすると、
京都府はほぼ全域がそのエリアに入ってしまう。

さらに、案じられたのは、
そこに琵琶湖も入っていることでした。
観光名所として最も有名な一つ、
南禅寺の水路閣のことが思い起こされた次第です。

京都の人たちの飲料水は、
琵琶湖の水でまかなわれいるはずで、

そこで、改めて調べてみたところ、
京都市内には、
「蹴上浄水場」「松ヶ崎浄水場」「山ノ内浄水場」「新山科浄水場」
という4つの浄水場があり、
水道水源のほとんどが琵琶湖疏水の水です。

南禅寺の美しい水路閣は、
滋賀県の大津市の長等山というところをぶち抜いて、
最初のトンネルが作られてたそうですが、
こうしたトンネルを幾つもの山々をぶち抜いて作って、
琵琶湖から京都への水路を確保した大工事の産物です。
明治時代に国を挙げて取り組んだ一大巨大プロジェクトでした。

当時、地下水か川の水を利用するしかなかった京都の100年後を見据え、
近代的な機能を備えた都市として発展すべくこの水路の完成を推し進め、
そして、今、まさに世界の京都になってきたわけですが、
それを担保しているのは、琵琶湖の水だともいえます。

若狭湾の原発に事故が起こって放射能が放出された場合、
その琵琶湖の水は、もう飲料水として使えない。
その可能性を誰が否定できるのか。

京都には原発がないから大丈夫だという方たちは、
ぜひ、この可能性についてのお考えを聞かせていただきたいです。

京都のことは京都が決めるという党是なら、
国の原発政策に対して、地域政党なら、
他の未来図を示してもいいのではないか。

万一にも、ですよ、
大量の放射能が漏れてしまうような事故が
万一、若狭湾で起こったなら、
わたくしたちは、原発汚染だけでも大きな痛手を受けるだろうに、
京都をも失うということになるのではないかと。
この世に「絶対」はないゆえに、
ましてや、「想定外」のことばかりがこの国で起こっていることを思えば、
日本人の心を魅了してやまない京都を守るために、
京都の地域政党と京都の有権者の皆様には、
よくよく考えてもらいたいものです。



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テーマ : これからの日本
ジャンル : 政治・経済

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若狭湾や敦賀は、昆布の産地でなく加工地です

若狭湾や敦賀は、昆布の産地でなく加工地です。
全て北海道産の乾燥した昆布が送られてきて、加工されています。
詳しくは、敦賀 昆布館 などにお問い合わせください。

中世から江戸時代初期にかけて、北海道で獲れたコンブは若狭湾の敦賀に船で運ばれ、琵琶湖西岸を通って大津を経由して京都に陸送されていました。そのため、敦賀近辺に加工場が多く、中世には「若狭召昆布」と呼ばれていました。(後略)

再び勉強中です

コメントと情報をいただき有難うございました。
まだまだ勉強が足らないことを実感いたしました。若狭湾の原発事故が起こった場合のイメージというのは、こうした範囲でした。
  ↓
http://honplan.seesaa.net/article/190805632.html

それが、

>琵琶湖淀川水系を飲料水とするすべての市町村、大都市だけでも京都、大阪、神戸まで
関西全体が、壊滅してしまいます!

思わず、「あっ!」と、
目が開かされた思いでした。


>若狭湾は日本有数の昆布の収穫地。
若狭湾産では売れないので、
他県産として出回っています。

初めて聞きました!
地元の関係者の方たちの持つ情報と他県での情報には何て大きな隔たりがあるのでしょう。情報社会などと言われてはいても、大切な情報はやはり自ら収集するか、こうしていただかないとと入ってこないものだということ、改めて痛感。

日本の原発のこと、
さらに勉強していきます。
ご一緒に考えていただければ幸いです。

京都だけではありません

京都だけでなく、
琵琶湖淀川水系を飲料水とするすべての市町村、大都市だけでも京都、大阪、神戸まで
関西全体が、壊滅してしまいます!

私が10代から原発問題に関心を持っていたのは、
他人事でなく、
ひしひしと恐怖が迫ってくるのを感じたからです。

さらに、若狭湾は日本有数の昆布の収穫地。
若狭湾産では売れないので、
他県産として出回っています。

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