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「うつろいゆく時の詩・四季の情景展」・・・堂本印象美術館

夏休み中につき、
以下の更新は予約投稿です。


この夏、京都滞在中に出かけることができた美術展。
堂本印象美術館で開催された「うつろいゆく時の詩」展です。

堂本印象美術館5

わたくし以外に誰も鑑賞者がおらず、
ゆったりと見て回ることができました。
そのときの館内の静けさは、
美術館で時を過ごすものにとってまさに僥倖でした。

現在、京都府立の美術館となっていて立命館大学が管理しているそうですが、
もともと、堂本印象の個人美術館。

堂本印象美術館1

堂本印象美術館6

日本画家として名をなした堂本印象が、そもそも、
自分の作品を展示するために設立した美術館で、
岡本太郎の仲間かと思いたくなるような美術館ですが・・・

konohanasakuya.jpg
(館内に展示されている「此花咲夜姫」)

こうした作品を制作してきた堂本印象が、
自らデザイン設計したものなので、
これも堂本印象の「作品」ということになります。

昔の日本画の作家には、ユニークな作家が多い気がします。
表現対象を絵画に限定しないで、陶芸や彫刻、
作庭や造園、こうした建築設計にもその場を求めていく、
実に旺盛な表現力というか創造力というか・・・
圧倒されそうになります。


堂本印象美術館4

堂本印象という画家は、日本画家として位置づけるには、
その制作、活動の範囲が広く、多岐に及んでいるため、
堂本の生涯を追う熱心なファンじゃない限り、
どの作品と出会っているかで彼の印象が随分と違ってきます。

堂本の作品は、あちらこちらのお寺に襖絵として収められていて
わたくしもまだまだ見ていないものが多々ありますが、
智積院の「婦女喫茶」は、すこぶるモダンな襖絵です。

具象から抽象に移行してからの堂本作品を最初にご覧になると、
彼の伝統的な日本画の作品に驚き、
彼の日本画作品を最初にご覧になった方は、
彼の晩年の作品に驚かれるかもしれません。

doumotoinnshou.jpg
(実はあまり好きではないんですが、「交響」という作品・・・)

下の写真の中の彫像も堂本の作品で、

堂本印象美術館3

館内の内外にはこうした堂本自身の作品が
あちらこちらで見ることができます。


堂本印象美術館2


35度を超える猛暑も気にならないほど、
とても素敵な時間を過ごせて嬉しかったです。

堂本印象をご存じない方という方でも、
彼の作品はどこかでご覧になっておられるのではないでしょうか。
明治生まれの、大正から昭和に活躍した日本を代表する日本画家です。

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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

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見ごたえのある美術館

万葉樹さんもこの堂本印象の美術館に行かれてましたか。おっしゃる通り、見ごたえのある美術館ですよね。個人美術館ならではの良さと言えると思います。まだまだ行ってみたい個人美術館がたくさんあるんです。
堂本美術館では、本当に、とてもゆったりと、堂本の作品を観て回ることができました。誰もいなかったことに加えて、館内にすべての作品があるわけではないのに、そこにある作品とビデオで堂本という美術家の芸術志向性と創作エネルギーを眺められたように思います。

>過去の自分に飽きてしまうということは、いいことなのか、悪いことなのか。

万葉樹さん、面白いことを言われますね~
飽きてしまうという表現、核心をついていると思います。(笑)
芸術家や画家じゃなくても、いままでやってきたことに飽きたら、それを続けるのは退屈そのものとなり、時には苦痛になりますものね。

満足しないで新たな創作にチャレンジするという表現の方が圧倒的に多いけれど、
飽きたからやめる、飽きちゃったから他に移る、それで変わるというのが正しいのだろうと。
もっとも、飽きちゃったのは本人であり本人の問題であり、すでに制作された作品には無関係なので、作品を楽しむなら、すでに作品として存在している作品は作品として眺めるに限りますね。

作風の変遷

以前に記事がありましてコメし忘れたのですが、
大学の美術史で紹介されたこともあって、堂本印象美術館は私も訪れたことがあります。とても見応えのある美術館だったと記憶しております。とくにこの「交響」という、前衛的な作風は海外では高い評価を得ているのですね。ピカソのように目まぐるしく作風を変えています。

>昔の日本画の作家には、ユニークな作家が多い気がします。

開国後の明治期、そして戦後。
日本的な美術の価値観が揺らぎ、西洋で主流の表現に習って時流に乗ろうとしたせいか、複数人の画家の人生がはいりこんだのではないかと思われるほど劇的な変遷を遂げた人も多いのではと。

私はいつも同じ画風の人というのも悪くないと思うのですがね。それが、その人にしかなし得ない個性であれば。

自分が出会ったときの雰囲気が絶好調だったのに、その後、スタイルを変えて残念だという現存の美術家もいます。しかし、過去の自分に飽きてしまうということは、いいことなのか、悪いことなのか。

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