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原発問題(19)代替エネルギー・・・ドイツの試み(8)バイオマスエネルギー

夏休み中につき、ブログはお休みさせていただいております。
以下は、予約投稿による更新記事です。


バイオマス、この数年よく聞かれるようになった言葉ですね。
数年前、俗にバイオマス法と言われる法律も出来ました。
地球温暖化防止議論から、循環型社会を目指す議論が生まれ、
エコ燃料としてバイオマスという言葉が脚光を浴びたのはいつだったか、
いまとなっては随分前だったような気がします。
当時、技術立国日本ならではの発想だと共感したものでしたが・・・

バイオマス活用推進基本法という法律があることを、
どれだけの方がご存知でしょう。
わたくしは、この法律の全文を今回初めて読んでみました。
文章だけはりっぱですが・・・・
これって、頓挫したのではなかったか。
そういう印象が大きいわたくしですけれど・・・

ウィキぺディアによれば、
この法律が出来てからの日本の政府の取り組みは以下の通り。

  ***  *****  ***

2002(平成14)年)12月、
循環型社会を目指す長期戦略「バイオマス・ニッポン総合戦略」を閣議決定。

農林水産業からの畜産廃棄物、木材や藁、工芸作物などの有機物からのエネルギーや
生分解性プラスチックなどの生産、食品産業から発生する廃棄物、副産物の活用を進めており、
「バイオマスタウン」等の構想がある。

しかしながら、2003年度から2008年度までに214事業が実施されているものの、
効果があると判断されたのは全体の16%の35事業であり、総務省は事業改善を求めている。
2011年3月には総務省の報告書においてこれまでの政策の評価が行われ、
バイオマス関連施設の約7割が赤字であるなど、
厳しい状況にあることが指摘されている。

特に林地残材の98%、
食品廃棄物や農作物非食用部の70%以上が活用されていない
などの課題が指摘されており、
関係各省に対して利用促進の勧告が行われている。

  ***   *****  ***


とのこと。
法律ができてもこんな有様なのですよね。

日本では法律というものが役人主導で作られ、
国民の間に浸透していない(させない)結果と言えるかもしれません。
国会議員主導で作成されたものなら、
事業が赤字のままになっている状況の問題点や見直しが行われていいはずで、
議員を通してそうしたことが有権者に伝えられるはず。

バイオマスエネルギーの開発


思えば、そもそも林業がいかに日本で軽視されてきたか、
林地残材の98%が活用されていないのは、
活用されるような状況がまったく作られておらず、
活用する人材もまたいないということではないのか。
あるいは、
そもそもこの法律の内容に欠点があるか、
施行時点でどこかに決定的な欠陥があるということ。


仏作って魂入れず・・・
笛を吹いても誰も踊らない・・・


という結果になっているのは、
政治の責任であると同時に、わたくしたちにも責任があるのでは・・・
日本の林業のことを何も知らないわたくしのように、
林業に感心さえない国民が多いのではないか。

林地残材の98%も活用されていない日本と違って、
ドイツでは国を挙げて取り組んでいる。

バイオマスエネルギーとして、
こうした木材利用に国を挙げて取り組んでいることに、
感心してしまいました。さすがに森林の国と称されるドイツならではの取り組み。

これらの木材から発電を生み出すなんて、
バイオマスエネルギーの実践に本当に取り組んでいるんですね・・・
製紙パルプ製造工程で出る黒液でも
バイオマス発電できるというのですから驚きました。

日本でこれと同様のことをやろうと思えば、
まず森林の再生から始めないといけないのでは?そして、
林業に対する国策を抜本的に、それこそ、
一からやり直さないといけないのではないか。
でなければ、脱原発と言おうと、
原発ムラの既得権益構造を壊すことはできないし、
原発推進の流れはだらだらと続いていくのではないか。

花粉症だけを大量生産したかのような日本の林業政策。
山が駄目なら海があるということで、
藻を使ったバイオマス研究をテレビで見ましたが、
あれはどうなのでしょう・・・

バイオマスエネルギー

ドイツでは相当進んでいるバイオマス事業。
バイオマス・ニッポン総合戦略っていう呼称も、
このままでは新成長戦略などと同じで、名前だけ勇ましいただの作文、
官僚主導の作文で終わるということです。

かように、

脱原発、原発反対、ノーモア原発という場合、
原子力エネルギーに替えて自然エネルギーや代替エネルギーの開発だと口にしても、
それは、経済産業省や文科省の所管官庁を、
統合したり独立させればすむということではなくて、

林業をどう立て直していくのか。
林業政策を環境政策とどうつなぎ、
代替エネルギーの一つとしてどう確保していくのか。
そういった国家として政策を持たないと、
バイオマスエネルギーなんて言っても、また、
日本にいかにその技術があろうとも、
どうにもならないということになるのではないか。

きわめて政治の力が求められているわけです。
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