スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

原発問題(24)・・・東北で74万キロワットの地熱発電

昨日配信の日刊工業新聞の記事を、以下に転載。

日本地熱開発企業協議会(東京都品川区、安達正畝会長、03・5437・8227)は22日、東北地方に少なくとも74万キロワットの新規地熱発電出力があるとの試算結果を発表した。青森県の下北半島や福島県の磐梯地域など8地域19カ所の開発有望地区の地下データを基にシミュレーション。開発規制のない自然公園外で17万キロワット、規制が比較的緩い自然公園の第2・3種特別地域で57万キロワットの新規開発が可能との結果を得た。

同協議会ではこのデータを経済産業省に提出し、新規開発への協力を仰ぐほか、新規参入を検討する企業などに提供し、事業参画を働きかけていく方針。さらに地元自治体に対しても「これを元に開発事業者の募集や勧誘をしてほしい」(安達会長)としている。
東日本大震災からの復興の観点から、協議会の会員企業と地熱開発に関わる14社の持つ東北地区のデータを集め、共同で分析した。

   ***   *****   ***


原子力発電所一基をフル稼働させて得られる電力エネルギーは、
100万キロワットと言われています。
これまでフル稼働している原発は全国どこにもなく、
原発の稼働率は一基あたり7割程度ということなので、
女川原子力発電所1基分が地熱エネルギーで可能になる?

可能になれば、いっそのこと、
東北が道州制のさきがけとなり、
その電力供給源としてこれまで東北で稼動してきた原発1基分を、
廃炉にするというモデルを作っていければ、
エネルギー政策も大きく変化していく可能性が見えてきます。

エネルギー供給をこれまで通りにしなければ、
日本の産業が空洞化し日本経済は破綻すると騒ぐなら、
いっそのこと、国立公園や国定公園の規制を緩和し、
エネルギー供給源として開放すれば、さらに多くの発電が期待できるかもしれない。

福島原発事故後、代替発電としての地熱エネルギーに関しては、
ソフトバンクの孫正義氏がかなり熱心になられたことで、
いまや自治体をも巻き込んで多くの人たちが「いいんじゃないか」と、
そういう明るいイメージを持ち始めていますが、
この地熱エネルギー、この半年の間に読んできた原発・エネルギー関連本に、
地震や火山の噴火を誘発するリスクがあると書かれていた本もあり、
少なからず気になっています。

専門家ではないので、原子力エネルギーの可能性同様、
わたくしにはそれの判断のしようがありませんが・・・・
日本列島には噴火する危険のある火山が多々あります。
そのことを思うと、確かに、そうしたリスクがあるのではないかと。

地熱発電の開発や稼動においてどういったリスクがあるのか。あるとすれば、
そのリスクを回避するための対応策が同時に考えられているのか。
日本の技術力の凄さには定評がありますが、
地熱発電所が近い将来作られるかもしれないとして、
その安全対策技術のレベルをいったい誰がどこがそれを検証するのか。


正しい情報が欲しいです。


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : エネルギー問題
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

女川原発

本当に、原発を誘致した(する)自治体の問題は、なかなか難しいものがございますね。

震災後、女川の住民の方たちの話をここのブログでご紹介させていただいたことがあるのですが・・・
確かに、原発反対にせよ推進派にせよ、原発に対して意識の高い方たちが女川や石巻市におられたことは確かですが、・・原発事故後、石巻市で原発反対の署名運動も起こっておりますけれど、女川町の住民の方たちのどのくらいの方たちがいま原発に反対しているのかは不明です。

震災後お会いしてお話を伺った女川町出身の方たちやテレビで放映された女川の方たちの意見の多くは、「事故は心配だけど、原発で息子が働いているから・・・」「原発があるから、ここの町には仕事があるのではないか。それを思うと反対と一概には言えない」「学校で原発の話があったという記憶はない」「親たちが、昔原発をどうするかということで、町が二分された時代のことをたまに話しているのを聞くけれど、ほとんどは関心ないよね~」「原発にも安全なものがあると思う」「女川では原発の話をする人はあまりいないんじゃないかなと」・・・・そういうった話が多かったように思います。

選挙では、常に原発推進派の候補者が勝つというのはここ宮城県女川町でも同じです。そして国会議員はそうした町長の支援がなければ当選できません。いまの財務大臣の安住氏の地元です。

 時間が経ちましたが、再レスを。

 女川原発建設に対する市民の意識が高かったという事ですが、日垣隆というジャーナリストが、福島第二建設当時の市の議事録の内容をツイートしていました。
 彼によると、「利権でウハウハ(確かこんな感じの書き込み内容」な状態だったそうで、選挙でも反対派は悉く落とされたそうです。それによって正常な議論が出来なかったという事なんでしょうね。

 いや、しかし難しいです。

りんたろうさん(2)

りんたろうさん、今回メルトダウンを起こした福島原発と女川の原発の違いについてお調べくださったのですね。嬉しく思いました。

>なぜ女川が初期に避難所として利用され、福島で事故が起こったか

女川原発も当初は福島第一原発と同様の海抜での設計だったそうです。が、地震発生時の津波を想定した海抜からの高さを、想定標準の二倍にして設置されました。当地は、過去の三陸大津波と宮城県沖地震を体験している自治体のため、建築基準法を満たしているからいいという発想では原発の誘致は認められないほど、意識の高い市民が少なくありません。そうした意識の高い市民の要望に答えて、設置された場所も海抜からの高さも独自の基準で、地震に対しても基準法の3倍の強度設計になったと聞いています。技術者が本社に掛け合ってそうなったとも聞きました。
そうして信頼が育まれてきたために、原発が地元住民の避難所になったわけです。3月の震災後、「福島の原発が大変なことになっているそうだ」という声に反して、「女川は大丈夫だ」という声が仙台市民の間で自然発生的に聞かれたものでした。
福島第一原発と同型の原子炉の弱点と危険性について指摘されていたにも関わらず、放置してきた東電の怠慢、安全確保の責任放棄は、隠蔽体質以上に問題視されなければならないと思っています。刑事告訴の対象にすべきだとさえ思っています。その背景には、原子力研究と開発に心血を注ぎ責任を持っている技術者の方たちの存在と彼らへの信頼を、個人的に持っているせいかもしれません。

>千年に一度程度の大津波による被災、或いは東電や政府の失策を、そのまま原発の危険性に押し付けるわけにはいかないでしょう

まったく同感です。この数ヶ月原発関連の本を二十冊~三十冊ほど読んで参りましたが、原子力エネルギー利用の是非について、実はますます判断しかねるようになってしまい、勉強が追いつきません。

ですが、福島第一原発のように老朽化している原発、安全基準が低いまま設計された原発、危険性が指摘されていながら改善せずに稼動してきた原発は、再稼動させるべきではない。そう思います。

>引用の記事は、僕には信用出来ないです。

そういうもの書きや御用学者やタレントヒョウロンカたちの言説が、正しい情報を分からなくさせているという点で罪は大きいですね。けれど、いまやネット世論が大きな力を持ちつつあるので、そうした輩は駆逐されていくのではないでしょうか。
新聞がネットに本格参入してくるまえに、そうなってほしいものです。

>昔住んでいたラスベガスには、少し郊外に行くと巨大な風力発電の風車のようなのがそびえていました。

わたくしも見ています。不思議に思って聞いたところ、何と掘削済みの油田の目印だということでした。石油メジャーをコントロールしているアメリカですが、実は、自前の石油は自国民のためにとっておいてあると。

 なぜ女川が初期に避難所として利用され、福島で事故が起こったかについてですが、福島の設計にあたった職員の方のインタビューがあります。
 福島原発は、当初高台にあったものを、地盤が貧弱だという理由で地盤を削って海抜を低くして建造されたそうです。その方の反省として、「高台を削る事なく、強い地盤までボーリングして柱を立てれば良かった」そうです。であれば、津波を被る事もなかったでしょう。
 千年に一度程度の大津波による被災、或いは東電や政府の失策を、そのまま原発の危険性に押し付けるわけにはいかないでしょう(無論、日本では危険だという意見はありつつも、です)。
 石炭や石油による発電は有害なガスを出します。池田信夫などもブログで引用してますが、大気汚染による死者は多数です。それに比べると、原発の事故での死者はごく少数です。

 それから、地熱発電についてですが、適した土地が国立公園などに指定されている場合が多いそうですし(記事の自然公園という意味が分かりかねます)、温泉地などでは当然出来かねるでしょう。また、理系の学問には疎いのですが、核分裂のエネルギーに対して、石油・石炭の化学反応による熱エネルギー、更には地熱から蒸気を利用する地熱発電のエネルギー効率が良いとはとても思えません。感覚的にも、石油・石炭にも大分劣るでしょう。

 具体的には、福島の原子炉はかなり老朽化が進んでいたそうなので、他にも老朽化が進んでいる所は早急に変える、という事が望ましく、また同時に他の安全対策と、事故が起きた際の対策を早急に整えるのが最善だと思います。

 昔住んでいたラスベガスには、少し郊外に行くと巨大な風力発電の風車のようなのがそびえていました。しかし、アメリカでは殆どが石炭火力に頼っています。

 原発に利権があるように、風力にも、地熱にも利権があるでしょう(飯田哲也なんかは各方面で批判されたデタラメな数値を引用したようですが)。引用の記事は、僕には信用出来ないです。

りんたろうさん

りんたろうさん、お久しぶりです。
ご紹介のサイト、拝見しましたが、通り一遍のことしか触れられておらずなかなか曲者です。

というのも、地熱発電のデメリットのところに、地震を誘発する危険性があるということが記載されていないんですよね。デメリットの(1)(2)に、地域が限定されているということや発電規模が小さいということが書かれていますが、なぜそうなのかは説明されていません。
現状では建設地域に規制があるためとされていますが、それなら、規制を緩和できれば問題はなくなります。けれど、そうなると、地震を誘発するリスクは高まるわけです。
代替エネルギー開発に関しては、原発同様にそのリスクがちゃんと説明されていないのは、問題だと考えています。

りんたろうさんが仰る通り、いまの原発をめぐる議論は、原発安全神話が崩壊した反動として冷静さを欠いて不安だけが助長されており、その不安ゆえに思考停止になっているように思われてなりません。これでは、国家として責任あるエネルギー政策など構築しようがありません。

>とりあえずの方向性としては、より安全に原発を運営する事、というのが最善だと思います。

とりあえず、で、いま原発の稼動を認めていいのか、わたくしは答えが出せないでいます。

東海地震、東南海地震の発生率が東京直下型地震同様に相当高まっていると言われるいま、今回事故を起こした福島第一原発と同じ型の原発を、住民の健康と人生、生命や財産を犠牲にする可能性がある状況で、<とりあえず>稼動しなければならない理由があるでしょうか。

わたくしは財界の言い分を認めるわけではありませんが、原発が今回まで事故を起こしてこなかったということはもっと考えられていいのではないかと思っています。事実をまず事実として認め、その上で、なぜ福島第一原発で事故が起こったのか、この事故は防げなかったのかということを、国の総力を挙げて検証しその情報を開示することを求めたい。

そして、福島原発と同型の他の原発で事故を防ぐことが技術的にも人為的にも可能であるという体制と態勢が担保されるまでは、事故を起こさないということへの信頼が担保されるまで、安易な稼動は見合わせる。それが大事ではないかと考えています。

いまやるべきことは、原発に対する国民の信頼を構築したいのなら、という前提ですが、福島原発事故の責任ある収束と、他の原発の稼動の安全性を国と電力会社が担保することだと思っています。

そのためにも、情報を隠蔽する体質を改め、稼動の安全基準は上げて然るべきです。それができないままなら、地殻変動期に入ったと思われる日本列島で、北海道の事例のように原発を稼動することはかなりリスキーと言わざるを得ません。そう思いませんか。

 下記URLに凄く簡単に地熱発電のメリット・デメリットが書かれています。この程度は既にお調べになっていると思いますが。
 地熱も含めて、自然エネルギーというのは概ね不安定なものだそうで、だとすると企業などはもしかしたら止まるかもしれない不安定な電力源よりも、より安全な電力源を供給出来る海外に工場を移転するでしょう。

 僕は、かつてあった原発「安全神話」と、それに代わった「原発不安」が、反動としてあまりに大きくなりすぎている為に冷静な議論が出来ていないのがエネルギー問題に関しては大きいと思います。
 とりあえずの方向性としては、より安全に原発を運営する事、というのが最善だと思います。
 http://necojp.org/Documents/%E2%91%A3%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%EF%BC%8D.pdf

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。