スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

岩倉火祭りが行われる神社「石座神社」

石座神社 鳥居

実相院問跡の右奥に坂道を登っていくと、
この鳥居が見えてきます。
近くで工事中の音がなければ、鳥居の前も
さぞかしひんやりとする静けさに満ちていたでしょう。
こにお鳥居をくぐると、そこは、

石座神社 境内

まさに別世界で、帰り際まで工事音んもことも聞こえなかったほど。
梅雨入りかと思われる雨の降りそそぐ中、
階段を上るごとに、何か侵しがたいところに向かっているような、
あまりの静けさにそんな感じを抱いてしまいました。

人もおらず、人の気配すらなく静まりかえっている境内、
ごちゃごちゃしたものが視界に入ってこず、
左前方に、古い神輿(みこし)庫があり、

石座神社 神輿庫

その北側に、これまた質素というか素朴な、
かなり古そうな神饌(しんせん)所の蔵がありました。

石座神社 神饌所

歴史のあるりっぱな神社だわと思いつつ、ご祭神はだれなのだろうと興味を抱きつつ、
階段を上っていきましたところ、拝殿の向こうに見えてきたお社は、

CA3J1074.jpg

こちらと、

CA3J1075.jpg

こちらと、

CA3J1077.jpg

つまり、同じ形同じ大きさの本殿が二つ並んで立ち、
帰宅後調べたところ、一間社流造という古い形だそうですが、
どちらのご祭神も不明で、どきどきしてしまいました。

どこかに説明書きがないものかと周囲を見渡しましたが、
それらしきものはありません。なので、再び、
拝殿の下方にあった札のところに戻りましたところ、

何と、この神社、創建自体が不明とのこと。けれど、その説明札に、
八所明神、十二所明神が本殿東西に併せて祀られているとありましたので、
再び、階段を駆け上がって本殿へ。

こちらが本殿の西側、

CA3J1076.jpg

そして、こちらが東側。

CA3J1078.jpg

古い神社によく見かける形ですが、
主祭神の名前はふせられていて他の神々も境内に祀られているとき、
古代史ファンならぞくぞくするものを覚えるのではないでしょうか。

少なくとも、○○大明神という名で祀られているとき、
それは、天照大神ではないことだけは確かです。
古事記に出てくる出雲系の神様が祭られていたりするのと似ていますが、
ここは、京都。奈良ではないので、ちょっと考えさせられてしまいます。
帰宅後、調べてみたところ、

八所の明神とは、やはり、
石座 新羅 八幡 山王 春日 住吉 松尾 賀茂 

ちなみに、十二所明神とはこれらに四明神を付加したもので、
伊勢 平野 貴船 稲荷

★ご参考までに・・・→http://www.shiga-miidera.or.jp/serialization/shinra/150.htm

祭神名が土地の名前の場合、中には、太秦寺つまり、広隆寺のように、
太秦大明神という名前で祀られていて、太秦=秦氏と思っても、
いまなお「不明です」と答えられてしまう・・・
そんな祭神が境内でひっそりと祀られていたりするのです。
日本の歴史には、特に、上代、古代と称される時代からの、
そうした解明されない謎が連綿と続いているんですね。

けれど・・・・、由緒があるからこそ、

CA3J0131.jpg


このように指定され、
毎年、秋に(10月23日に)開催される「岩倉火祭り」もまた、
京都の無形民俗文化財に指定されています。

境内でしばし想像の輪を膨らませた後、
帰ろうとしたとき、改めて目に入ってきたのが、こちらでした。

CA3J1084.jpg

境内に入ってすぐのところにある西座。

CA3J1085.jpg

こちらが東座。

こうした形式を揃え、現代に面々と続く祭りも行われている神社ですが、
火祭りのルーツとして語られているのは、以下のお話。

昔、ここ岩倉(石座)に、雄と雌の大蛇が住んでいて、
村人に大きな危害を加えていた。そこで、神様に祈ったところ、
神前の灯火で退治せよとのお告げがあり、松明に神火を点したところ、
大蛇は二度と現れなかったとのこと。
岩倉の火祭りは、このお告げに感謝しての伝承行事。

火で焼かれて死んだ大蛇と言うのは、
岩倉に隠れ住んでいた異国の人々だったのでしょうか。

古代より、豊富な水系を持っていた盆地だった京都には、
こうした伝承行事がたくさんありそうで興味が尽きません。
その中には、現代のわたくしたちにとって、
思い起こしてみる必要のあることや考えてみた方がいいことが、
たくさんあるように思われてなりません・・・
後ろ髪を引かれる思いで神社を後にしました。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 神様の領域
ジャンル :

コメントの投稿

非公開コメント

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。