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家裁から逆送致された亀岡市の無免許運転事故の「少年」たち

京都府亀岡市で、あの悲惨な事故を引き起こした犯人たちに対し、
危険運転致死傷罪の適用が断念されたという報道がなされたとき、
憤りの気持ちが再び沸き起こったものでした。

あまりにも痛ましい被害を生じさせたその事故が、
あまりにも無責任極まりない無免許運転による過失事故と言われようと、
その無免許運転は何度も繰り返されていたという点で悪質であり、
いかに未成年でも許されるものではないと思われ、
検察には、それを問う姿勢がないのかと、
何とも言えない思いになったものでした。

もとより、京都地検や京都府警も、

この事件では、無免許運転を繰り返していた18歳の少年に対し、
(車を運転するなら、少年として扱うべきではない。無免許運転は脱法行為)
仲間たちと遊びで長時間運転した揚句の居眠り運転であれ、
集団登校中の児童と保護者を死傷させるという甚大な結果を生んだことに対し、
悪質性が高いと判断しました。

なので、自動車運転過失致死傷罪よりも罰則の重い
危険運転致死傷罪の適用を考えていたそうです。が、

京都地検は、最終的に、

無免許運転や居眠り運転が、
危険運転致死傷罪の構成要因を満たさないという理由で、
自動車運転過失致死傷罪での控訴を断念。
無免許運転と危険運転過失致傷罪に相当するほどの非行事実で、
京都家裁に送致したわけです。

しかしながら、

こんなことが許されるのか!許されていいのか?

というご遺族の懸命なご主張と、
社会生活を営む以上当然の良識を持つ人たちの世論の力で、
京都市議会では、先月、
危険運転致死傷罪の成立要件に無免許運転を盛り込むよう、
法改正を求める意見書を可決しました。
微力ながら、わたくしも署名活動に参加し署名しました。

こんなことが許されるようでは、
子供はまっとうに育たず、
安全な市民社会など成り立たない。

子供と言えども社会の構成員の一つである以上、
社会のルールは守らなければならないし、
守らせなければならない。それは大人の責任です。
それでも、不幸にして子供が犯罪に関わってしまったときに、
「子供」である場合は「更生」を考えての処遇がなされるのであり、
「子供」であれば無条件に「保護」されるわけではなく、
「少年」だから無条件に「更生」が優先されるわけではない。

この亀岡の事件も、いかに未成年であろうと、
上記の場合の「子供」というものに、
夜通し無免許運転をして遊び歩く未成年が入るのか。
今般の18、19歳が入るのかどうか。

未成年だから無条件に「子供」ではないのです。
それに加えて、「危険運転致死罪」の構成要件に、
無免許運転が入っていないということの是非が問われています。

こうした世論もあってでしょうか。京都家庭裁判所は、一昨日、
無免許運転を繰り返し甚大な事故を引きお起こした18歳の「少年」と、
この少年が無免許であることを知りながら車を貸した19歳の「少年」を、
家裁で取り扱う事案を越えているとことで、
地検に逆送致することを決定したそうです。

集団登校していた小学生たちを次から次と車ではね、
子供の集団登校に付き添っていた保護者である母親と
そのお腹にいた胎児の命も奪ったことに対し、
「少年」たちには反省も見られないようで、
「少年」たちに事の重大さから逃げている卑劣さを見た家裁は、
これらの「少年」たちに事の重大さを自覚させる必要を感じ、
裁判を受けさせることで「罪の自覚」を期したとのこと。

車を運転する以上、「子供」ではないとすべきで、
無免許運転を繰り返すことは「脱法行為」です。
そして、年頃らしくおしゃれもし、夜通し仲間と遊び歩く以上、
親の保護を必要とする「子供」ではありません。
厳しいことを申し上げるようですけれど、
もう自己責任が問われる者たちです。

家裁の逆送の決定は、社会的責任上、当然であり、
彼らの「更生」のためにも、18歳、19歳である彼らに、
自分が起こした罪と向き合わせてやりたい。
それが、自己責任を問われる年齢になった彼らに対する、
健全な社会責任なのではないかと思うのです。

この事件では、加害者側の親御さんから、
「被害者のご遺族に謝罪したい」「告別式に参列したい」
という相談を受けたという警察署長がそれを理由に、
無断で被害者とご遺族の住所や連絡先を教えたということで、
警察が陳謝するという不祥事もありました。

未成年のわが子がしでかしてしまった事件です。
親として謝罪したいと思うのは道理であり、
人の親としてわたくしもよくよく理解できますが、

突然家族の命を奪われたご遺族にとって、
被害者の親に葬儀に参列してほしいと思えるだろうかと。
焼香してもらいたいと思われるご遺族がおられるだろうか。

わが子がしでかしてしまったことに対して、
親がどのように関わることが望まれるのか、
一概には申し上げられないでしょうが、
謝罪と贖罪の思いを被害者のご遺族に示したいという思い、
それを示すことを急ぐ前に、

親なれば、いかに胸張り裂ける思いをしても、
わが子がしでかした事の重大さをわが子に自覚させ、
その罪の大きさにわが子を向き合わせてもらいたい。
親としての愛情と責任を感じるのなら、
少なくとも、ご葬儀の最中にご遺族の携帯電話に、
いきなり電話するなどということはなかったはず。
そこに思いやりというこころが、
わたくしには感じられないのです。

子は親の背中を見て育つと言われます。
子育てに完全など有り得ようはずもありません。
いかに愛情を注いでもいかに懸命に育てても、
親は誤りを数多く冒すものです。

けれど、どんな育てられ方をしたとしても、
子供として親にいかなる不満を抱いていようと、
車を運転するようになったなら、
仲間と夜遊びをするようになったなら、
もう子供ではありません。
親のせいにしたところで、
自分の人生の責任は自分にあるのです。


★教育に関しては多くの方が御意見をお持ちのはず。
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京都府亀岡市で、あの悲惨な事故を引き起こした犯人たちに対し、危険運転致死傷罪の適用が断念されたという報道がなされたとき、憤りの気持ちが再び沸き起こったものでした。あまり...

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