スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

京都地検「危険運転」では立件せず

P6187047.jpg

先日、家裁が逆送致を決めたことに対して、
わたくしは少年たちの更生につながるという意味で、
この家庭裁判所の決定に賛同しました。

そして、社会の一員である18歳、19歳の彼らに、
社会のルールを守らず、その結果、
人を死傷させたという自己中心的な行為に対し、
応分の責任を負わせることが社会の責任でもあると、
ここのブログで書きました。

今日、京都地検は、彼らを「危険運転致傷罪」ではなく、
「自動車運転過失致傷罪」として立件することを決めました。

P6187043.jpg

この地検の判断に納得がいきません。
「危険運転致傷罪」と「自動車運転過失致傷罪」では、
まるで意味が異なるからです。

以下は、自動車事故で済ませられるものでしょうか。

P6187044.jpg

死傷者の方たちが何人だったか、ではなく、
なぜ、亡くなられ、なぜ、重軽傷を負わされたのか。
不運な交通事故として認定されるような、運転者側に
悪質性が認められないようないものだったと言えるのか。

いくら警鐘を鳴らしてもなくならない飲酒運転などの、
無法意識による運転で人を死なせた場合、それは、
過失による通常の交通事故と同等に扱っていいのか。
殺人と変わらないではないかという認識が社会で共有されるようになり、
悪質な運転による事故で人を死傷させた場合、
殺人罪と同じように重い犯罪として、
やっと「危険運転致傷罪」という法律が作られ、
適用されるようになったわけです。

つまり、死傷者を出した事故の原因として、
運転者の「悪質性」が問われ裁かれる法律です。
少なくとも、この法律が出来た経緯と背景を思い起こせば、
そのように認識して間違いではないはずです。
なればこそ、家裁も逆送を決定したはずです。

この事故を危険運転致死罪で立件することに消極的だった地検は、
少年たちを家裁に送ることを決めたわけですが、

P6187045.jpg

逆送されても、こうした運転者に対し、
以下のように判断したわけです。

P6187049.jpg

運転少年たちの行為が意図的であったかなかったかではなく、
無免許運転を繰り返して送検されていたにも関わらず、
何ら反省もなく社会をなめて車をもなめて、
死傷させたその自己中心性による犯罪のどこが「過失」なのか。

30時間も連続して休まず眠らずに運転すれば、
どうなるかといったことへの予測がつかなかったはずはない。
自分は大丈夫だと思っていたのなら、
それは飲酒して運転する人間と変わらない。

飲酒運転で居眠り運転して人を死なせたら、
りっぱに「危険運転致死」である。

P6187042.jpg

京都地検が「悪質性」=殺人罪に相当するという考えで戦うことを選ばず、

P6187048.jpg

と言いながら、その理由が、

P6187050.jpg

少年に一定程度の運転技術があったがゆえに、
自動車運転致傷罪を適用する・・・・というのは、
これなら文句なくやれるとする姿勢は、
なんとも姑息に思えてならない。

少年の場合、仮に「危険運転致傷罪」で立件しても、

P6187041.jpg

ということなので、
確実に量刑を稼ごうとしたように思われてならない。

P6187052.jpg

これは、いわゆる量刑が問われる裁判ではないと思います。
いえ、量刑もさることながら、それ以上に、
今回問われているのは、

運転の過失による不運さが招いたな事故で、
意図せずに相手を死傷させてしまったのだから
危険運転ではない、ただの不幸な事故だったと、
そのように認定されていいのかということであり、
地検もそういう形で結審すればいいのか。
ということであり、

あるいは、
運転能力があろうとなかろうと、
無免許運転という脱法行為そのものが、
今回の深刻な事故を招いた理由であり、
30時間以上も連続運転して眠くなればどうなるか、
そうしたことを想定しそれを避けるべく対応しなかった無作為、
その無作為の結果が「眠かった=居眠りした」で人を死傷させたという、
そうした非社会的な自己中心性も含め、
どこまで運転厚行為に悪質性を見るか。
悪質性を認めるなら「危険運転」であり、
結果は、第二級殺人と同じになるということです。

法律がご専門の方は、こうしたご意見のようですが、

P6187051.jpg


東京地検の今回の決定は残念でなりません。
勝てる裁判しかしないと言われる日本の検察、
法改正、法の整備が急がれるゆえんです。


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : ニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。