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太秦の木嶋居坐天照御魂神社(1)・・・・三柱鳥居の謎

ブログに

日本の上代古代ファンにとって、
一度は直接出かけていきたい神社ですよね。

ネッでは、このように水が湧き出ている状態の写真をよく目にしますけれど、
いまでは、そうした昔の状態を目にすることは難しいようで、
わたくしが行ったときも水は枯れている状態でした。

古代と言われる大昔、ここで禊が行われていた様子は想像するしかありませんが、
そんな大昔ではなくここで足つけ神事が行われていたようですよと
タクシーの運転手さんに教えていただいたときはびっくり。
京都ではそうした謂れも良く分からなくなった伝統が、
いまなお地域の中で続いているんですね。

蚕の社 ブログにー2

しかしながら、さすがに「元糺の森」というだけあって、
鬱蒼とした暗い森が背後に広がっておりました。
ここは、知る人ぞ知る霊的スポット!!ではなく、通称「蚕ノ社」(かいこのやしろ)、
または、木嶋神社(このしまじんじゃ)と呼ばれる神社で、
知る人ぞ知る三柱鳥居で有名になっているところです。

正式名は「木嶋坐天照御魂神社」と書いて、
(このしまに・ます・あまてるみ・たま・じんじゃ)と読みます。
アマテルとよばれていた大昔の神の魂がここに鎮座しておられるわけです。

ここに祀られているのは女神にされてしまった天照大神ではなく、
天照国照と呼ばれていた男神の方ではないのか!?という疑問を、
以前から抱いていたのは、やはり、三柱の鳥居の存在のせいでしょうか。

祀られているご祭神は、
天御中主命(あめの ・み・なか・ぬし・の・みこと)
大国魂神(おお・くに・たまの・かみ)
穂々出見命(ほほでみの・みこと)
鵜茅葺不合命(ふきやあへずの・みこと)

とあり、混合満載という感じですが、天孫の祖神たちの名前と共、
に出雲神の「大国魂神」という謎神や天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)が主祭神となれば、
関心がある者としては、ドキドキしてしまいます。


蚕の社 ブログに 入口2


上代古代史ファンの中にはこの神を、キリスト教の「天にまします神」に比定し、
三柱鳥居は伝来したキリスト教の三位一体を現わしていると、
そういう説を提唱される方もおられるのです。
高御産巣日神(たか・み・むすびの・かみ)はイエスキリストで、
神産巣日神(かみ・むすびの・かみ)が聖霊だと。

日本神話に最初に登場するこれらの三神は、
1世紀以降日本列島に渡来してきた民族が持ち込んだ信仰の神であると。
ええっ!?と驚かれる方もおられるでしょうが、実は、その驚きこそが、
日本の上代古代史への尽きぬ興味の始めとなる方も、
古代史ファンの中には少なからずおられるのです。

トンデモ説だから無視しようとするのは自由なれど、昔、
キリスト教のネストリウス派の研究をしておられた高名な学者が、
「太秦(うずまさ)を論ず」という地理学会誌に発表した学術論文で、
京都太秦に残る地名や遺跡を分析されて、
古代史の世界で名高い「秦氏=景教徒説」を展開されたことは有名なお話。
残念ながら、わたくしは未読ですけれど。

大和朝廷が成立したころ、中国大陸(あるいは韓半島)から渡来し移住した民族、
やがて『秦氏』と呼ばれるようになったその民族が、
日本にキリスト教を持ち込んだという学説。
これも、発表された当時、日本の古代史ファンに衝撃を与えたそうですが、
いつものことながら日本の古代史学会はこれを無視されたとのこと。
その歴史学会が無視した説を、今日、その中の誤りだけを正して、
独自に発展研究しておられる方もいらっしゃるわけですが、
かなり魅力的な仮説だとわたくしも思っている一人です。

いやいや、この三柱鳥居の意味はそうじゃない。
古代に長い時間をかけて日本列島に渡ってきた古代ユダヤ民族が、
日本先住の神々との結合を象徴させたものが三井鳥居だと、
日ユ同祖論をさらに独自に読み変える方がおられたり、

いやいや、これはキリスト教でもユダヤ教でもない。
古代エジプトの太陽信仰を抱く古代西域からの渡来人たちが、
列島に持ち込んだ古代太陽信仰の象徴だと言われる方もおられたり、

日本列島に来るまでの間に混血が繰り返されてきた古代の、
エジプトや西アジアから東進してきた民族の一部族が秦氏だとし、
彼らこそ古代ユダヤ民族の一部族に違いない。
そう推測される方も少なからずおられ、わたくしなど、
神楽のお面などを見るとそうかもしれないなぁと、そう思われてくるから不思議。

いやいや、これはエジプトやユーラシア文明とは別に、
古代の日本列島にも存在した太陽信仰を現わしているのだ。
三柱の鳥居のそれぞれの延長線上に太陽が昇り沈む高山があるし、
秋分春分のレイラインは世界の古代遺跡と同じものであると、
現地調査をしながら証明を試みる学者もおられたり。

歴史学に限らず、人類学、民俗学、考古学、はたまた地理学など、
こうした分野の専門の研究者や学者からSF作家、
歴史小説家のような市井の古代史研究者、そして、
アマチュアの古代史ファンに至るまで、このジャンルは、もう、
一大エンターテイメントの世界になっているのです。

何十年と古事記や日本書紀を文献資料として研究し、
発掘調査で次々と新たな状況を生み出す考古学の助けを得て研究しても、
冒頭の、造化3神といわれるこの神話の神々はいまもって定説もなく
諸説入り乱れ、謎とされているのですから、
皆さまも「三柱の鳥居の謎とき」に参入されてはいかがでしょう。
ちなみに、三柱の鳥居の中にある石は神が宿るとされる磐座です。


とうことで、蚕の社を次のブログでもう少し見ていきたいと思いますので、
興味を持たれた方はお付き合いくださいませ。

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