スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

京都 伏見稲荷大社(番外編)・・・・稲荷神狐の民話

CA3J0250.jpg
 どこの神社にも見られる無自覚な信仰の形かと思っていましたが・・・
 稲荷大社は格別のものがありますね。


ここでは、津軽に伝わる「稲荷神狐」についてご紹介しますね。


***  *****


昔、津軽には、「館の稲荷」「森超えの稲荷」「酒蔵の稲荷」があったそうな。
そして、それらの稲荷大明神の神狐が、それぞれ、
「イズナの宝」「金水の宝」「稲取の宝」という三つの宝を持っていた。
これらの三宝は、どれも同じ形をしていて、しかも、
ひとたび取りちがえると大変なことになるというので、
人目に触れることなく、神社の別当にあたる神職だけが知るのみで、
一般の民は参拝することさえ出来なかったそうな。

「イズチの宝」は、火災、悪病、破産、子絶えを起こし、
「金水の宝」は、人を自殺に追い込み、獄門に送るとされ、
「稲取の宝」は、洪水、干ばつ、冷害、騒動などを引き起こすとされた。

けれど、3年に一度、これらの三宝をいっしょにした祭りを
やらなければならないことになっていて、
別当三人は不眠不休で祭りを行い、万が一にも取りちがえが起きないよう、
大変な思いをして事にあたったそうな。

ところが、ある年、この三宝がなくなるという事件が起こった。
別当たちは誰が隠したのかと疑念を抱き言い争った。
けれども、三宝の在処はとうとう分からず、別当たちは、
伏見稲荷大社に願い出て代用品を与えてもらうことになった。

この日から30日を経て、その年から津軽では、
凶作、洪水、地震、干ばつ、疫病、火災が次から次と起こり、
別当たちはあわてて三宝の代用品を捨てたそうな。

誰も本物の三宝を見たことがないので、
人々は別当をただしたところ、

別当は「それは、生き物」だと口にするなり、
息絶えたそうな。

***   *****


ラストの「それは、生き物」だというくだり、
ぞくぞくしますね。

CA3J0023.jpg
(携帯で撮ったので、イマイチよく撮れなくてすみません)


大昔、目に見えないけれど存在が信じられていた霊は、
「もの」と言われていたそうですが、
稲荷信仰における霊という「もの」の威力の凄さが、
いかほどのものであったのかが推察できるようなお話ですね。


それだけにお稲荷さんへ信仰は、
民衆にとって切羽詰まる環境の中、恐れとともに崇拝され、
守護を祈り鎮まりを願い実りにこころから感謝するという、
現代では想像もつかない程の信仰だったことでしょう。
もっとも、この現代でもお稲荷さんは全国に3万社とも言われ、
その総大社である伏見稲荷神社への参拝客は後を絶ちません。
じっくり考えてみたい神社です。





★適切な写真が探せなかったのですが、稲荷大社のブログ記事が途中だったので、
思い立ったときにと思い、2013年1月30日にアップしました。
稲荷大社に関しては、また、シリーズを組んでアップしたいと思います。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 歴史雑学
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。