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京都 大豊神社(3)・・・・なぜ「狛犬」ではなく「狛ねずみ」なのか

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大豊神社は、狛犬が「狛ネズミ」になっている神社です。
その理由を、以下の通りに推察。


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大豊神社のご祭神は、おさらいすると以下の3神。

  少彦祖神、
  菅原道真公、
  応神天皇

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以前のブログでこの大豊神社を取り上げた時にも、
同じことを感じましたが、やはり、不思議な取り合わせです。

応神天皇の母君は、その歴史的存在を否定されているかの神功皇后です。
この皇后とその子、誉田別尊(ホムタワケノミコト=応神)のことも、
良く分からない天皇とされています。
  応神=仁徳天皇である、
と言われ歴史的存在の最初の天皇とされていたり、
神話の住人にすぎないと分類されたり、
その出生にも疑義の念を抱かれていたり。

少彦名命は、大国主命と一緒に「国造り」をしたとされる出雲の神。
はっきりとは書かれていないけれど、
大国主命が「国譲り」で「海の向こうに隠れられた」とすると、
「海の彼方に消えた」この少彦名神も不慮の死を遂げられた可能性が高い。

残る一神の菅原道真公については言うまでもありません。
冤罪ゆえに亡くなられたので祟る神になった。

とすると、ここのご祭神はなんだか祟り神になられたお三方なのではないかと。
隠された共通項があるのではないか。そんな気もしてきます。
末社には、大国主命も祀られているのです。

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この大国主命の社の狛犬は、獅子ではなくねずみです。
そのため、狛鼠(こまねずみ)といいます。

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この鼠ゆえ大豊神社は「ねずみの社」とも称されています。

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狐を見慣れているとユニークだなあと感じますよね。
ネズミは大国主命と縁のあるものですけれど、
けれど、本殿に祀られているのは、前述の通り大国主命ではありません。
末社の祭神の狛鼠が大豊神社の代名詞になっているのですから、
やはり大国主命の人気はそうとうなものですね。
本殿の3神を上回っているのですから。

鼠が抱えているのは、説明によれば、五穀豊穣や薬効を表す酒器とのこと。
また、子宝を育んでいる姿とも書かれていました。
左の狛鼠がそうなら、右の狛鼠が持っているものは何でしょう。

学問を表す巻物だそうです。

いずれのねずみの表情といい姿といい可愛らしく感じますけれど、
巻物を抱いて何かを訴えているねずみ像はどことなく知的です。
燃え盛る野火の中から大国主命を助けたのは、ねずみでしたから、
その「古事記」の逸話に倣って、ねずみなのですね。
無論、大豊神社に大国主の命が祀られているのは、
やはり、少彦名命とセット神だからでしょう。

今上天皇陛下と皇后陛下が皇太子、妃殿下の折り、
ご成婚の記念にこの大豊神社で植樹していらっしゃることも知り、
天皇家にとって大事にお祀りしなければいけない神社の一つなのかもと、
改めて考えさせられる思いでした。

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この大豊神社の境内には末社が4社ありますが、
残りの3社の内、一社は、例によってお稲荷様。

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こちらは、当然狐になります。

P3302091.jpg

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