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箸墓古墳への発掘調査・・・一日も早い解禁許可を

やっと実現した!?箸墓古墳への立ち入り調査が!?
一報に触れた時、うそ!!と思ったほど。
この古墳を陵墓(天皇・皇族の墓)として管理するあの宮内庁が、
やっと調査隊が入ることを許可したなんて、
今週のビッグニュースでした。

箸墓古墳
(この箸墓古墳の画像はネットから拝借しました)

けれど・・・、いつものことながら、今回も中に入ることは許されず、
墳墓の盛り土の表面を掘るどころか、
落ちている遺物を拾ったりすることも認められず、
埋葬施設がある墳丘上部を最下段から見上げて観察するところまでの許可。
宮内庁の立場は、いかに歴史研究において貴重な古墳でも、
尊い身分の皇族の方のお墓だということで、

「陵墓は尊崇の対象であり、静安と尊厳が何より優先される」

という立場を今回も堅持。
う~ん、と唸りながらも、けれど陵墓調査官は、
箸墓古墳の未公開の調査記録を情報公開請求に応じて開示するなど、
研究者の関心の高い資料を公開するにあたって柔軟な姿勢も、
見せるようになっていますので、まずは、今回も、
宮内庁の決断を評価するしかないとは思いますが・・・

いまや、陵墓(天皇や皇族のお墓)に埋葬されている人物への、
宮内庁の明治以来の指定が、学実的に明らかに間違っていることが、
考古学の研究者によってずいぶん指摘されるようになりました。
地道な文献資料研究と古墳の一部公開された情報の積み重ねの結果です。

それだけに、宮内庁の誤認堅持の頑なな姿勢に対して、
このままでいいのかと案じられるほど。
宮内庁のそうした姿勢に対して疑問を抱かされて参りました。
考古学および古代史研究者の方たちも、
何度となく声明を出されるまでには、随分忍耐してこられたはず。
いまもその不当な忍耐は続いておられるわけです。
どんなにか立ち入り調査の全面解禁を求めたいことか。

わたしは、この箸墓古墳に埋葬されているのが誰なのか、
とても関心があります。が、いわゆる邪馬台国論争には関心はありません。
地道な研究の積み重ねに対しては敬意は払いますけれど、
相手の論拠を素直に認めようとしない論争というのは、派閥抗争並みで、
とても疲れるんですよね・・・

宮内庁は、この箸墓古墳と呼ばれる墳墓を、

箸墓古墳 TV
(この画像は、TVニュースで流れた画像を撮ったものです)

どういう根拠があってなのか、
倭迹々日百襲姫 ( やまとととひももそひめのみこと )と指定。
舌をかみそうな名前ですけれど、古代史に登場する有名な皇女です。
この皇女を卑弥呼だとする説もあるくらいですが、
考古学の発掘調査研究によって、日本の古代史の通説が、
次から次と塗り替えられていきそうないま、
こうした重要な古墳は節度のある研究者にはぜひ、
中への立ち入りを認めてほしいものです。

なぜなら、謎だらけの日本の古代史の解明は、
考古学ファンや古代史ファンだけの問題ではなく、
日本人にとって大切なことだと思えるからです。

この国の成り立ちへの解明に向けた研究の更なる一歩で、
史実に近づくとするならば、わたくしたちは、
今後のこの国のありかたを考える際にどれだけ大きな助けとなるか。
そう、この国の未来を考えようとするとき、
この国の成り立ちが謎のままでいいはずがないのです。

竹や皮革や紙などに記された文字資料や、
石や金、鉄などに刻まれた文字資料の研究では限界なことも、
考古学の学術調査との提携で解明が大きく前進する可能性が高い以上、
陵墓の調査研究にぜひ宮内庁は道を開いてほしい。

陵墓に眠る方たちが日本の歴代天皇と皇族であるなら、
この国の行く末を案じておられるに違いない。
この国と民の未来のために役に立てるならと、
陵墓に埋葬された方々は調査の受け入れに理解を持たれるに違いない。
それでこそ、万世一系の天皇制なのではありませんか。
宮内庁は、天皇陛下の国と国民を思っておられる御心に対して、
尊崇の念で凝り固まって、返って不敬なことをしているのではないか。
歴代の天皇家と皇族の方のためにももっと柔軟であってほしいものです。

そうであればこそ、調査を求める研究者たちもまた、
静安と尊厳を損なうようなことなく調査うを行えるはず。
そう遠くない日に、真摯な学術調査に対して、
宮内庁が全面的に協力されんことを要望し、
それが一日も早く実現されんことを祈りたい。
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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閑話ノート様

ご賛同いただき感謝です。なかなかものが言えない相手ということで、学会も相当気遣いをしながらお願いするという感じですね。以前の及び腰はいくらかは改善されましたが、日本の歴史学会全般に言えるのではないかと思われる「改めた方がいいところ」が、ここでもいまなお続いているようです。

TPPで叫ばれるようになった「聖域」という言葉ですが、学問の世界では、そうした訳の分からない「聖域」はなくしてほしいと切に思っております。

おっしゃるとおりと思います。

史実を明らかにするのに聖域を設けるのは如何なものかと。

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