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税金を支払うのは、バカか?

脱税がバレて逮捕される事件が相も変わらず起きますね。
今日も二件の脱税報道がありました。

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(脱税は駄目だよという意味で書かれたのでしょうか)

法人税法違反容疑で逮捕されたのは、「丸源」(東京都中央区)という会社社長。
川本源司郎社長は、御年81歳とのこと。報道によれば、
米経済誌で「億万長者」と紹介される一方で、
 「税金は納めたくない」
 「税金なんか知ったこっちゃない。そんなの払うのはバカだ」
と常に公言して憚らなかったとのこと。
こうしたことを公言してはばからないというところ、
この人物がいかなる人物かが目に浮かびそうです。

貸しビル業に転じてから、納税を避け、利益が出ないように、
賃料収入をビル用地の買収費用に充てることを繰り返した結果、
小倉から博多、東京へとビルが次々建ったとのこと。
こうした手法は、現行法下では違法性がないために、
少なからぬ会社がやっていると思われるので、

倫理性を問題視するよりも法整備を検討した方がいいと思われるけれど、
ここで問題にしたいと思ったことは、

「税金を払いたくない」と思う気持ちではなく、
「税金を払うのはバカだ」という認識のありよう。

31611060.jpg
(元国税局の調査官がこうした本をお書きになっていらっしゃる・・・・)

もう一方の脱税事件は、大阪。
取引先が倒産して貸付金が焦げ付いたという架空の損失を計上する方法で、
法人税約3千万円を免れる脱税を税理士が指南して脱税していたとのこと。
それがナイスアシストなどの関連会社の操作でバレたそうで、
大阪地検特捜部によって、会社役員と共に逮捕。

脱税を指南していた細名某という税理士、大阪国税局OBの税理士とのこと。
60歳にもなって善悪の判断がつかない御仁なのか、
はたまた、国税の手の内が分かるだけにバレない自信があったのか。
こちらは、「税金を払うのはバカだ」と公言はしていないようですが、

「税金なんか払う必要はない」
「何で税金を払わねばならないのか(俺が稼いだ金なのに)」

そうした思いがあったのでしょう。
脱税者はほとんど同様の思いがきっかけになっています。

わたくしも「税金を払いたくない」という気持ちにはすこぶる共感。
おそらく一部の篤志家を除いて、多くの日本人は、
税金は払いたくないという気持ちには共感されるはず。
理由は、日本の場合、税というのは、歴史的に、
お上(かみ)という権力サイドによって強制的に取り立てられてきたので、
記憶の中に、奪われるものだというイメージがあり、
どこかで理不尽だという思いが潜伏している(ように思われる)のに加え、

このデフレ長期化で重税感が生まれた背景もあり、
税は公共のためと思いつつもそうまでして支払った税金の使い道に、
たくさんの無駄があるのになかなか是正されない現実に対する不信感があり、
しかも、納税制度の公平性に問題があると思うせいか、
実は、納得して税金を納めているわけではない。
そういう思いを多くの国民はどこかで抱いているはず。

日本では、納税は憲法によって定められた国民の義務。
けれど、ここに、納税拒否権はありません。

税金の使い道に異議や反対を表明したくても方法がない。
訴訟を起こそうと思っても法律上、これが難しい。
裁判を起こす前に資産や財産を差し押さえられてしまいます。
なので、支払った税金の使い道に異議があれば、
政治の場で解決するしか道はない。

ISBN4-575-29934-0.jpg
(まあ、売らんかなのためのタイトルなのでしょうが・・・・)

なのに、「税金を納めたくない」人たちの中には政治に訴えることなく、
脱税する道を選ぶ人たちが後を絶たない。

国税庁のOB税理士までが脱税の指南をする。
脱税は脱法行為で犯罪だというのに、
脱税はいつかばれるというのに、なぜ、懲りもせず脱税するのか。
税金を納める者をバカだと言いつつ、なぜ、脱税という選択をするのか。

思えば、そうした人たちの発想の中に共通のものがある。
利益を出したのは自分だけの力だと思っていることです。
自分一人の努力で利益を生み出せるものなど、この世にありましょうか。
他者に対する「感謝の思い」がない姿こそ、脱税者に共通の一つです。

利益は自分一人のものだという思い。
だから、自分のお金を税金として納めることに納得しない。
俺が稼いだものは俺のもの。俺のものは俺のもの。
そういう思いでいるらしい。なのに、そのくせ、
自分や家族が地域の学校や病院でお世話になったことを忘れている。
公共のものに対する眼差しが欠落してしまっている。
欠落したまま、あるいは、失念したまま、
その恩恵を受けていたり利用しているわけで、
皆のものも俺のものとなっているわけです。

「公共」という意識がない。

それも脱税者に共通している。

感謝の思いを誰に対しても何に対しても抱くことがないとしたら、
何の意味ある人生でしょうか・・・
俺のものは俺のもの、お前のものも俺のものというような、
おれおれおれ、私が私が私が・・・という「私第一主義」もまた、
脱税以外に行き着く先がないとしたら、
そこにどんな意味があるのか。

報恩を知らず、
どこまでも自分第一主義の肥大と拡散は、
わたくしたちとこの社会に何をもたらすか。
脱税なんか自分とは無縁と思っておられる方も多かろうと思いますが、
上記の脱税事件を他山の石として、よ~く考えてみてほしい。
そうじゃないと、あなたもいつか「税金を払うのはバカだ」
と言う側のお一人になるかもしれません。

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これ、脱税された企業経営者の方たちに贈りたいと思います。
そして、脱税行為こそおバカであるとお伝えしたいです。

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閑話ノートさま

おっしゃるとおり、ほんのタイトルは、いかに売らんかなであってもいただけないですよね。同じ内容でも「税は誰のために払うのか」とか、「喜ばれる税の払い方」とか、(笑)もうちょっと、どうにかなったのではないかと。「脱税のススメ」では書店で手にするのも憚られそうです。

わたくしは、自営業ということで青色申告だった時代が長かったので、納税事務ではとても苦労致しました。お陰で、必要経費に何を盛り込むべきかろいうテーマで税務署で勉強会を開くことにもなり脱税どころではありませんでした。もっとも、脱税を考えるほどの収入でもありませんでしたけれど。(笑)

閑話ノート様は、税理事務所とご契約しておられるのですね。もう透明性ばっちりで脱税とは無縁でございますね!(笑)ちなみに、わたくしの女友だちも会計事務所を経営しており、自他ともに脱税とは無縁の節税のススメで食べております。(=^^=)

この本は訴求力を高めたいためのタイトルなのでしょうが、頂けないですね。「節税のススメ」なら分かるんですが。
日本の税法・税制度にある程度詳しくないと困りますよね。拙宅は税理会計事務所と契約していますので脱税はできません。(笑)

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