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安倍政権への提言・・・「違憲と言われ続けてきた現行の”1票の格差是正”を断行する」

最大2・43倍・・・投票における1票の価値に、
これほどの格差が生まれていることを、
国民の多くが選挙前に知っていたはずですが、

その「1票の格差」が是正されずに解散総選挙となったことは、
その時期も含めて残念ではありましたけれど、
昨年12月に実施されることになった衆院選は、その時期は別として、
マスコミも含めて国民の多くが望んでいたことでした。


議員定数を「0増5減」する緊急是正法も、
選挙に間に合わなかったけれども、何とかそこまでは出来たわけで、
新政権では、さらに改革を進めることも国民注視の中で約束されたわけです。

なので、この総選挙をめぐる弁護士グループが起こした全国訴訟の判決で、

「違憲状態」との判断を示しはしても
 無効請求を棄却した名古屋高裁や仙台高裁の判決、

 区割り規定を「違憲」と判断しつつも
 選挙を無効とは認めなかった東京高裁や札幌高裁の判決を、

わたくしは、消極的ながらもおおむね妥当なものだと評価していました。
なぜなら、「無効」請求を棄却した判決における以下の理由、

 公益に著しい障害がある、
 是正に向けた合理的期間は経過しておらず、

として無効請求を棄却した理由に賛同できたからです。
現実的で多くの国民も同意できる妥当なもの、そう思われたからです。

そして、こうした理由での判決なら、
先に最高裁が下した判決との齟齬から裁判が長期化や、挙句の果てに、
選挙無効宣言による政治的混乱が生じることも避けられる。
そう思われたからです。


最高裁は、現行の格差状態を「違憲状態」としながら、
その違憲状態の区割りのまま実施されることになった昨年末の総総選挙に対し、
違憲だという判断を示さず、その選挙結果についても、
憲法違反だとの認識は示さなかったわけですから、

選挙が終わった後に、
その選挙結果を違憲だとして起こされた訴訟には、
いかにも政治的な匂いが致しました。


弁護士グループが国を相手に起こしたそのときの一連の訴訟、
選挙の差し止めや「1人別枠方式」の廃止法案提出を求めた訴訟において、
最高裁(横田尤孝裁判長)が下した判決、つまり、
弁護士側の上告を棄却する決定をしたこと。それにより、
弁護士敗訴の一、二審判決が確定したこと。

なので、わたくしとしては、こう期しておりました。

選挙結果の無効を求める訴訟を起こすのではなく、
選挙制度改正の公約の履行を求める政治活動をしてもらいたい。

訴訟を起こすことで、
その裁判を政治への圧力にするようなことは、
立法と司法の相互の独立性を悪用する政治活動に他ならない。

こうした三権分立に名を借りた政治運動は、
他の方法でやってもらいたいと。

特定の思想信条を持った政治活動として訴訟を悪用することは、
やはり問題があります。
それこそ違憲姓があるのではないかと思えるほど。


最高裁は、昨年3月に、
2009年衆院選の「1票の格差」を違憲状態と判断しました。

その選挙で政権を獲ったのが民主党だったわけですから、
民主党政権の正当性に疑義の念が向けられた裁定ともなったわけです。

司法は、そこで、
格差発生の原因になっている「1人別枠方式」を廃止するよう
国に、つまり、当時の政権与党だった民主党に求めたわけです。

それに対して、前政権は全く政治指導を発揮できなかった。
はたして、今回と同じ弁護士グループは、
そんな民主党が政権だったときにも同じ訴訟を起こしていたのかと。
なぜ、民主党圧勝となった選挙の無効性をそのとき訴えなかったか。
選挙制度は、当時のものも昨年末のものも変わっていない。

それより、1票の格差是正を実行できるとすれば、むしろ、
今年の夏に参議院選挙を迎える現政権だろうと思うわたくし。

なので、昨年、
「法律に規定がなく、訴えは不適法だ」とした最高裁の判断で、
弁護士側による選挙の差し止め仮請求が退けられたことも、
わたくしは妥当なものだと思ってきました。

ところが、今日(25日)の報道で、
広島高裁(筏津順子裁判長)が小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、
広島1、2区の選挙を無効とした判決を出された事を知り唸らされました。

ある意味、広島高裁の裁判長による現司法界への反乱ですね。
最高裁判決を始めとした他高裁判決への異議申し立てでもありましょうか。

司法界の見物者としては面白くても、
なぜ、いま、この時期に、先の最高裁判決に異論を?
司法の世界の派閥人脈のことは知らないけれど、
そうした疑義の念を抱かされます。が、

無効の効果は「今年11月26日の経過後に発生する」とあるので、
そこは、現実的な判断だったと思われます。

いずれにせよ、
1票の格差是正に対して抜本的な改正を実施してこなかった国会に、
司法が「違憲状態」「違憲」との判断からさらに踏み込んだわけです。

参議院選挙の結果が「違憲」ゆえに「「無効」で「やり直せ」と、
そうならないためにも選挙前に抜本的な選挙制度の改正は必須。

じゃないと、参議院選を待つことなくなく、
TPP交渉と絡めた時期に、
安倍政権の正当性を疑うネガティヴキャンペーンが始まるでしょう。

しかしながら、こうした判決は、ある意味、
安倍自公政権にとっては幸運でもあります。

司法からここまで言われるに至ったのですから、
選挙制度改正に関わるものは、言葉は悪いけれども、
たとえいかなるものでも、
政府案は「護憲」精神を錦の御旗にすれば、
つまり、違憲状態を正すということを表明しさえすれば、
相手も黙るほかないので、通過させやすくなったわけです。


安倍政権には、早急に記者会見を開いて、
選挙の投票における1票の格差是正に取り組む姿勢をアピールしていただき、
現政権で成案させること、次の選挙に間に合わせることを、
スピード感を持って実行すると表明していただきたいものです。

受け身に立たされたとき、
政治(家)は主導権を失うのだから。

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テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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