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京都 東向観音寺・・・・菅公の母君の墓所

北野天満宮のご紹介シリーズ第二弾でご紹介しようとと思っておりましたが、
いつになるか分からないので、失念しないうちにアップしておくことにしました。
興味のない方はスルーしてくださって結構です。

CA3J1928.jpg

北野天満宮の一の大鳥居の前にあるお寺で、
最初、何のお寺だろうと思って入ってみたのですが、
入口で案内されている「本尊十一面観音」は、ここのご本尊。

これが、菅公自作の像と伝えられ、筑紫観世音寺(961年)より招来したものだそうで、
道真公との縁が深いお寺です。菅公の生母(大伴氏の出自)の墓所が、実は、
この観音寺にあります。


CA3J1930.jpg

CA3J1937.jpg


こちらは、ご本堂入口の左に置かれているお地蔵様。

CA3J1931.jpg


信者の方たちから前掛けや頭巾などが奉納されていて、
皆さまの長年の祈りが感じられました。

京都では観音寺巡りも盛んです。
観音様、観音経という言葉はとても身近なものなのに、観音という意味を、
わたくしはよく分からないまま大人になってしまいました。
観音菩薩というにしろ、観自在菩薩というにしろ、ありがたい仏様である・・・程度の認識で、
学生時代知り合った留学生に聞かれたとき、なぜか「聖母マリアのような存在」だと、
説明してしまったことが、いまだ忘れがたい記憶としてあります。


さて、ご本堂を左に回り込んでいくと、境内の南西に、菅公のご母堂の墓所がありました。
ここに母君の墓所が・・・・と知ったとき驚いたものでした。
考えてみれば、当時は平安時代。

CA3J1936.jpg


帝や皇族でもない人間の墓所がこんなふうに後世に残っているなど、
いかに有力な氏族の出自であれレアケースですよね。

道真公の怨霊を鎮めるために、ご母堂をも丁寧に祀ったということでしょうか。
白衣観音(びゃくえかんのん)は、三十三観音の一人に数えられる観音菩薩です。

CA3J1929.jpg


もともとはインドで崇拝されていた神様。それが仏教に取り入れられて以後、
阿弥陀如来の明妃とされ、観音菩薩の母ともされたそうですが、
菅公の母君への供養として安置されたのでしょうか。
白衣は、在家の信者が身にまとう袈裟のこと。

CA3J1932.jpg


岩雲弁財天、ここに詣でたときに初めて知りました。
ここ東向観音寺の鎮守神で、豊臣秀頼が本堂を再建された時に奉納された弁財天。

CA3J1934.jpg

弁財天のルーツはヒンドゥー教の女神ですよね。
神仏習合で、仏教においては妙音菩薩、
神社では宗像三女神の市杵嶋姫命(いちきしまひめ)と同一視されていたりしますが、
元来は、サンスクリット語で「川の女神」を意味したとのこと。

川の流れる音や河畔の祭祀で行われた賛歌から、
言葉を司る女神と同一視され、音楽神、学芸神、はては戦勝神など、
多くの神を意味するようになったという説明には、とても興味深いものがありますね。


CA3J1933.jpg


延命地蔵菩薩経(えんめいじぞうぼさつきょう)というのは、
日本で成立した偽経のこと説明がありました。

偽経というのは、当時の仏教の「本場」インドで唱えられていた仏典ではないということで、
ここでは日本製ということになりますね。
ご利益を説くものはすべからく日本式なのでしょうか。


境内には、このようなものもありました。

CA3J1935.jpg

灯篭の写真、見つかり次第、追加させていただきますね。
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