スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東京都議会選挙は本当に国政選挙と同じか?

P6235872.jpg

昨夜テレビで見ていた東京都議会選挙の結果。

あまり関心はなかったのですけれど、見ておりました。
東京都議会選挙を国政選挙の前哨戦として位置付ける思いは、分からないでもないのですけれど、都議会議員選挙は国政選挙と同じだという声が多く聞かれ、それは本当かという思いが起こり、あえて、この関心の持てない選挙の結果を取り上げることにしました。来月、参議院選挙がありますので、考えてみたいと。

確かに、以下の政党ごとの当選者数を眺めていると、国政選挙並みの≪表示≫です。地方の自立だのと言いながら、その最大の自治体である東京都に、東京都のための地域政党一つなく、政党は国政とまったくいっしょ。
正確に申せば、生活者ネットから立候補した議員が一人当選していますが、諸派の中に入れられている生活者ネットは、政党というより政治団体というイメージが大きい。都議会選挙が国政選挙と同等の扱いを受ければ受けるほど、そうした報道一色になると、泡沫候補扱いになってしまう。

さて、その都議会議員選挙、
今回は、大方の予想通りの結果だったのではないでしょうか。

P6235871.jpg

自民大勝、公明も同様に候補者全員が当選しましたから、大勝と言ってよろしいでしょう。連立を組む与党の連携ゆえの「安定政権」への支持です。しかしながら、それは、この選挙戦で自民が憲法論議を避けたからこその勝利でもある。いまだ、ぎりぎりの選択を行う覚悟が求められていない党です。

P6235868.jpg

選挙戦で、自民が安全保障や憲法改正論議に言及することになれば、
公明からの協力がどこまで得られるか不透明であり、
公明自身も支持組織以外に支持は広がらない。

期待の維新は、橋本舌禍事件の余波からではなく、この選挙戦中に、2トップの一人、石原老人が橋本青年を「終わった」と口にしたせいで、無党派層の支持が大幅にダウンしてしまったように思われますね。

こうなると、政権の安定を考えれば、
自民にとって公明との協力は絶対条件となり、
自民は嫌でも気を引き締めざるを得なくなったはず。

それにしても、

民主の惨敗は大敗そのものながら、
共産党より下位になったことで再認識させられたのは、
この政党は、本当に「風頼み」であり根っこがないということでした。
終わっているのは、この政党ではないのか。
それゆえに、参議院選挙でも現執行部で臨むとか。
誰も火中の栗は拾わないということですね。情けないといえば情けない。

それでも、今回15議席取れたということは、思うに東京都だからこそで、
この党を支持する有権者にも根っこがないのかもしれません。
同質性ゆえの支持なのだろうかと。そうでなければ、あれほど無残な政治を行ったこの政党に、いまさら期待する何があるのか、何もないと判定し、支持者はクールに去っていってもおかしくはないところです。

そうしたクール派は、今回、みんなの党に移行したのではないでしょうか。
一部共産党に行ったかもしれませんが。

さて、犠牲気を倍増させた共産党。この機会に、いい加減19世紀的綱領を変えて、日本国民のための政党に生まれ変わることを検討してはどうか。そうしたら、民主+社民+生活+みどりの支持者を奪えるかも。新しい酒は新しい革袋に。いずれにせよ、以上は、野党で終わるしかない政党群ですが、

そうした野党と違って、公明党幹事長の選挙分析はその通りだったかなと。
ただし、一面において、ですが。

P6235870.jpg

それは、「有権者は、この(国政選挙並みの位置づけの)選挙において、政策実行のために政権の安定を望んだ」というお言葉。これは、一面においてその通りだったろうと。なぜなら、変革を望む有権者の多くは自民に投票するか、選挙に行かないという選択をしたと思われるからで、低投票率だったことが、それを証明しています。

では、どうして投票に行かない都民有権者が多かったのか。

P6235875.jpg

それは、投票したいと思う候補者や政党がなかったからという良く言われる理由も多かろうとは思いますが、それ以上に、選挙で語られた内容の多くが、実は、東京都の有権者にとって身近なものではなかったからではないのかと思われました。
東日本大震災の後の初めての選挙だったというのに、東京都議会の議員になろうという候補者の多くが、東京直下型地震発生に備えた議論や、富士山噴火に対するまさかの事態に備えての議論もせず、都内の地下水が何十メートルも水位を上昇させているというのに、それらへの対策を誰も語ろうとしなかったのではないか。
こんな脆弱な都市で、はたしてオリンピック誘致で景気回復を考えるなど大丈夫なのかといったかつての熱い議論も、今回は見事に消えてしまっていたのではないか。

子供が学校でいじめや体罰を受けて死んでいくという事態を受けて、
選挙期間中に体罰防止のガイドラインが策定されたというのに、
教育問題よりもアベノミクスばかりが全面に出た選挙だった。
そんなことで、子供のいる有権者は満足できたのか。
子供の安全は、学校問題だけではない。

東京都の防災のレベルは都民の実態に追いついていない。
大地震が発生した場合、子供を守れるのか。

こうした東京都特有の課題が、しかも命に関わる課題があるというのに、
そうしたことが語られない都議会選挙とは誰のための選挙なのか。
これでは投票率も低くなろうというもの。

東京都議会議員選挙なのに、
なぜ、「国政を反映する選挙」と言われるのか。

東京都=日本の首都=国レベル=他の地方自治体とは違う

ということで、候補者にも有権者にも、国政政党の中央同様に、何か≪感違い≫があるからではないのか。国政選挙の前哨戦などと言われることは、東京都にとって決して名誉なことではないはず。
都民の皆さま、関係各位には、ぜひご一考をと思います。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

閑話ノート様

おはようございます。

>To:NHK会長、C.c.日本民間放送連盟代表

の件、了解です。ww
NHKは、ネットでNHKに関して書かれた記事はチェックしておられるようで、
以前、視聴料に関する記事をアップした際、NHKから
メッセージを頂戴したことがございました。

いずれ、書こうと思ってはいたのですが、
タイトルにその名を入れて記事をアップさせていただこうと思います。
国民の多くが時間を割いて聴こうと思っているのですから、
差別だの何だのと横やりを入れる政党に対しては、
TV番組に出演したいなら、選挙の結果を尊重していただき、
公平さを尊んでいただくためにも自助努力を求めたいものであります。

どの面さげて

>別枠で「弱小消滅予備群政党」として扱っていいのではと。
そう願いたいところです。しかしながらそれをやると、彼らは差別と騒ぐから困ったもんです。国政選挙が終わり、NHKの初の日曜討論に出演する面々をつぶさに拝顔すると、そのコメントがおもしろい。ヨットの辛坊さんじゃないですけど、どの「ツラ下げて」出て来たの・・・。

ところで本件のコメントは大変重要なご指摘で、とても示唆に富む提言なので、できますればあらためて後日、別稿をエントリなさってくだされば幸いです。宛先は下記のとおりwww
To:NHK会長、C.c.日本民間放送連盟代表

閑話ノート様

こんばんわ!今夜は気分も体調も良くて起きておりまするw

>こたびの自民圧勝は民主に対する置き換えではなく、安倍政権への熱烈な期待と支持です。

これにはまったく同意。同感しきりです。
他の方へのレスにも書かせていただいたのですが、
民主が駄目だから自民に投票したというのは、
マスコミの分析が間違っていますね。意図的なミスリードです。

それにしても、国政選挙でも同様の結果になったとき、
NHKを始めとした各局の番組製作者に考えていただきたいことがあります。
議会に議員を送れない結果となった政党や数人分の議席しかない政党の、
おっしゃるような泡沫政党ですが、その幹事長だの代表だのに、
番組に出演させて一定時間を割り当てて話をさせるということ、
いい加減やめさせなければと。
ここに、自前で議案を提出できないような政党も含めたいところですが、
少なくとも、議員が5名以下の政党には、
日曜討論のような番組には出てもらわなくて結構ではないかと。
こうした視聴者は少ないのかしら・・・・どうしてもというなら、
別枠で「弱小消滅予備群政党」として扱っていいのではと。

議員数が激減どころか党の存続も危ぶまれているような小党が、
いつまでも大きな顔をしてTVでものが言えるというのは、
信じがたいですね。小選挙区で選挙を行っている意味がなくなりますね。


ふたたび

ご丁寧なレス有難うございます。

>「確かな巨大保守連立VSチマチマしたミニ革新クラブ群雄割拠」の対立構造
仰るとおり、群雄割拠は褒め過ぎですね。当初は「乱立」としたかったのですが・・・。(笑)
将来はともかく当面の野党は合従連衡はなさそうですね。というのは、自意識過剰というか、プライドだけは一丁前だからですね。数合わせしようにも「維新-みんな」のように主導権争いになり、とん挫してしまう。
したがって当面は「自公連立VSミニ政党乱立」の構図となり、衆参ねじれが解消します。
こたびの自民圧勝は民主に対する置き換えではなく、安倍政権への熱烈な期待と支持です。期待の中味は違うかもしれませんが、小泉政権誕生のときを想起します。

アジシオ次郎さん

今般の東京都議会議員選挙、
被災地の方々はどのようにご覧になっておられたことでしょう。
おそらく、多くの方は、関心をお持ちだった方たちでも、いまや、
呆れ果てて沈黙するばかりなのではないでしょうか。
特に、福島県の方たちにおかれては、
原発論議の小ささや防災が語られない現状に、
唇をかみしめられたのではないかと。

経済政策は、目下の日本において大変重要な課題です。
震災復興のためにも、景気の回復は成し遂げられなければなりません。
そうした意味で、首都の選挙で経済政策が論じられる選挙になったことは、
わたくしがブログで申し上げたように仕方がない面もございます。
都民有権者の少ない方たちが「経済を何とかしてほしい」と望んでおられたから。

しかしながら、おっしゃる通り、
「それに固執して金もうけしか考えないようで果たしてそれでいい社会は出来るのか?」
とのご意見には、賛同です。 首都の政治の責任を担う議員の選挙ですから、
「欲にまみれたマネーゲームにかまければ、サブプライムローンや
リーマン・ショック、バブル経済崩壊のような危機を招くのがオチだ」
ということになりかねない経済政策は、当然問わねばならない。
でも、いまのところ、そうした懸念はあまりないと見ます。

問題は、首都なればこその東京都の防災です。
それがテーマにされなかった選挙に、わたくしは、
個人的に、また、被災地の一人として、大いに呆れ果てました。
東京都には、もう、「ご自由に」といった感想しかありません。
志やこころある都民の方たちには、東京脱出をおススメするばかりです。

今般の有権者の投票行動についての、
アジシオ次郎さんの、以下の分析。

>日本人の問題点である「単純思考」「多様性を知らない価値観」を露呈した感じに見えます。結局民主がダメだから自民と言うことなんだろう、それにほとんど乗っかった感しかない。

前段の日本人の単純思考に関するご意見、
その問題については、機会を改めてお話させていただこうと思います。
そして、後段の「民主がダメだから自民」というご意見、
それはちょっと違うのではないかと思われました。
民主党という党は、もうじき終わるのではないかと思われますし、
都民に限らず国民の自民党支持、安倍政権への支持は過半数を超えています。
そういう意味では、政治に期待する人たちの声が、今般の選挙に反映された、
そのように考えることも可能だからです。

多様な視点を持つということは、こうした分析も含みますね。
貴ブログに、後ほど伺いたく存じます。

閑話ノートさま

政治ネタになりますと、やはり、拙ブログのようなブログでもアクセス数が倍増致しまする。ネットでは、それだけ政治問題に関心を持つ層が多いのかもしれません。それゆえ、来月の参議院議員選挙では、インターネットでの選挙のあり方がマスコミの話題をさらう可能性があるやもしれませんね。

さて、今般の東京都議会議員選挙、ちょっと視点を変えて眺めさせていただきました。

>近い将来「確かな巨大保守連立VSチマチマしたミニ革新クラブ群雄割拠」の対立構造を暗示

という閑話ノート様のご分析、興味深く拝見。
「群雄割拠」できるようなコアなミニ革新政党って、誉めすぎでは?(笑)
そんな根性のある政党は、いまだ宮本体制から脱却できない某党以外は見当たりません。
むしろ、「合従連衡」が進むのではないでしょうか。つまり、新党結成での生き残り。
参議院議員選挙には間に合いませんけれど、次期衆議院議員選挙に向けて、
そうなる公算が高いように思われます。

巨大保守誕生の可能性は、
公明党がキャスティングボードを握ることになった場合、
日本を取り巻く対外事情次第だということでしょうか。
中国の出方が気になってしかありません。

今回の都議会議員選を総括すれば

 こんにちは。

 自民と公明が全員当選と言う圧勝に終わった今回の都議会選、一体なぜ自民と公明はこれほど他を寄せ付けない結果になったのか? 民主党の影響力低下はイザ知らず維新の会は橋下発言の余波で議席を伸ばせず、さらに民主党に関しては共産党に議席数で抜かれると言う体たらく、他党が不甲斐ないからか? それだけではないはずだ。

 来月の参議院選への布石ともなる選挙であるが、有権者が最も望むものは何なのか?
 今回の選挙においてはアベノミクスへの評価を問うと言うテーマだが、それ以外に見えているのかって疑問すら思うよね・・・。ただ経済政策の成功を強調して他のことを二の次にしている的な感じにも見えます。経済は重要だが、それに固執して金もうけしか考えないようで果たしてそれでいい社会は出来るのか? と思います。
 欲にまみれたマネーゲームにかまければ、サブプライムローンやリーマン・ショック、バブル経済崩壊のような危機を招くのがオチだ。

 東日本大震災と言う未曽有の災害が起こったと言うのに、直下型地震への対策を取るかどうかの議論もしないようでは、他人事のように見てるのか? と思うし、こんなのんきでいいものかとすら思うよね。危機管理能力を磨かなければ日本の国益に大いにかかわるものなのです!!

 学校でいじめを受けた子供が自殺にまで追い込まれるのに関わらず、教育問題に積極的でない姿勢、これからの世代が健全な人間になれるのか? 教育は国の根幹であることを知らないのかって思うよね。教育問題に取り組まなければ子供たちを安心して学校にやれるのか?

 大体今回の都議会選はアベノミクスばかり強調され、他のことが二の次、自民と公明の圧倒的勝利で4年前と雲泥の差、これには日本人の問題点である「単純思考」「多様性を知らない価値観」を露呈した感じに見えます。結局民主がダメだから自民と言うことなんだろう、それにほとんど乗っかった感しかない。
 誰かがハイと言えばみんながそれについて行き、マスコミは同じことしか伝えない、ただ周りに迎合したいだけ、こんな単純な考えで社会に通用するんでしょうか? 視野と言うか考えがあまりにも狭く、自分の考えや価値観、好みなどに固執して相手を理解せず自分の持論や価値観をふりかざすようでは相互理解も出来っこないし、視野の狭い偏屈な人間だって印象を与えます。

 幅広い思考を持つ、考えや価値観の違いを理解する、寄らば大樹の陰ではダメ、と言うことを日本人は持つべきだと思うのですが。
 命に関わる大事な問題だと言うのに、アベノミクスの成果を強調するような選挙では投票率も伸びないのは当然だが、アベノミクスしかないのか! って思っている人もいると言うことです。金もうけ一辺倒の政策はあまり支持されないってことを安倍政権は理解してほしいんですけどね!! 単純思考ばかりでよりよい社会は築けるか!? そうは思わない。単一の価値観に固執しては偏屈なナショナリストであることを露呈するだけです。

 ここで触れた単純思考の問題点を憂いたことに関しては私のブログでも取り扱ってますので是非見に来て下さいませ。 → http://deskou.blog87.fc2.com/blog-entry-3315.html

純化の過程か?

参議院議員選挙が目前にあろうと、東京都がどこかの一国の有権者数に匹敵するマンモス自治体であろうと、政党もマスコミも有権者も候補者も国と地方を一緒くたに議論しているのはご指摘のとおりです。地方政治のあり方、認識の欠如でありまょう。

一方、政党も地方組織の集合体(県連会長や支部長が地元選出国会議員)であり、地方と中央が有機的に繋がっている。なので中央幹部が地方に出しゃばる実態にある。

さて選挙結果ですが、あえてシンプルに単純化した分析をすると、議席を減らした民主党の28が自民党へ20、残りが共産党へシフト。諸・無のマイナス5の大半はみんなに流れたと仮定しましょう。そうすると民主党を支持した左と右双方の有権者(無党派層?)が離れたことになる。つまり今度の都議選は有権者も政党も純化のプロセスにあるとも言える。 中途半端でどっちつかずの不確かで時にはその場その場の良いとこ取りをする政党が消滅する。近い将来「確かな巨大保守連立VSチマチマしたミニ革新クラブ群雄割拠」の対立構造を暗示しているようでもあります。(汗)

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。