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防衛白書2013・・・・大臣の挨拶で透けて見える日本の「認識の甘さ」と「覚悟の足らなさ」(前政権よりはマシなれど)

領海侵入「極めて遺憾」=中国けん制-2013年版防衛白書(←クリックしてご覧ください)

今朝、このネット配信記事を読んだ後、
「平成25年度版 日本の防衛白書」をダウンロードして読み始めた次第。
あらためていろいろのことを考えさせられてしまいました。

wp2013_cover.jpg

現防衛大臣の小野寺大臣は、冒頭で、「中国による領海侵入や領空侵犯を含む周辺海空域での活動の急速な拡大・活発化など、わが国周辺の安全保障環境は一層厳しさを増しています」と語っておられるけれど、なぜ、笑顔なのかと思ってしまいました。まるで太平楽です。

daijin.jpg


中国の一連の軍事行動を、わが国に対する他国による「領海侵犯」という認識を示し、国の安全が脅かされている状況だからこそ「厳しさを増している」と語っているのではないのか。ならば、日本の安全保障の責任を担う大臣がこんな表情でいいものだろうか。前政権よりははるかにましながら、まだまだ覚悟の足らない顔だと写真を眺めながら思ってしまいました。

小野寺大臣は、先般のレーダー照射問題に対する中国側の説明や、沖縄県があたかも日本の領土ではないかのような中国側の発言に対しても、「事実に反する」として強い不快感を示してきたが、はたして、不快感や不満を表明して終わっていることでいいのかと、わたくしは強い不満を感じた次第です。

わが国に対して威嚇行動を取る他国のこうした発言や主張に対し、「非情に遺憾だ」だの「不快感」だの「不満」だのを表明するだけなら誰でも出来る。なぜ、そうした他国の「領海侵犯」行為や、「事実に反する」釈明や主張というものを材料にし、つまり、言質に取って、そのような行為が、「日本に対する侵略行為であると考えざるを得ないという意見を生みだしている」「その責任は、中国にある」というくらいの一文がないのだろうか。防衛白書ゆえに、そうした一文が欲しかった。これまでの防衛白書と同じレベルの作文における認識では、わが国の安全を脅かしている相手国の行為や思惑に釘を刺せない。防衛白書は各国が注目する。そんなところで、当たり障りのない作文では誰も関心は持たない。大臣の冒頭のあいさつでこそ、戦略的なメッセージが欲しかったですね。

ご参考までに⇒【軍事情勢】2030年の中国軍事力と米日同盟は? 異様な軍拡に走る中国の不気味←クリックしてご覧ください。アメリカの大手シンクタンク・カーネギー国際平和財団がこの5月に公表した《2030年の中国軍事力と米日同盟/戦略相対評価》という研究報告書に関する産経のネット配信署名記事です。

まあ、小野寺大臣は、我が宮城県選出の議員ですので、有権者責任というものも県民にはありますが、なればこそ、もっと成長してもらいたい。政治家として、もっと≪化け≫てもらいたい。そう、エールを送っておきます。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争
ジャンル : 政治・経済

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Re: 国土防衛に関する法整備

石井さま、管理人の月光院でございます。拙ブログにお越しいただきご丁寧なコメントも頂戴し有難うございました。この国の手足と精神と拘束してきた戦後体制から、早く脱却してほしいという思い、わたくしにも誠に切なるものがございます。ご同意いただける方からのコメントは得難く、心から感謝申し上げます。

ご紹介の論考の論旨にも深く賛同いたしました。特に、

> 危機が生じたら間髪をいれずに適切な対応をとり、既成事実を作らせないことが重要と力説しています。

誠に、同感しきり。発生した危機への即応が出来ない現行法制の未整備を、早急に整備しなければとのご意見は、これまでも少ない方たちによって提言されて参りましたが、政府に勇気を持っていただいくのはなかなか困難でした。しかしながら、現政権が力を得れば、いよいよ実現の可能性が高まりますので、わたくしたちも気を逃してはならないと考えております。

ご紹介の「鶯の声」、早速取り寄せて拝読させていただきます。
有難うございました。石井さま、またのお越しを期しております。

Re: メッセージは大変重要

閑話ノート様、こんばんわ。
猛暑が報道されている当地もこの時間になりますと、かなり涼しくなります。

>不退転の気持ちが伝わってこないですね。

ご同感いただき感謝致します。小野寺大臣に限ったことではありませんが、政治家の顔をいうのは特に、その覚悟なり決意というものは外に現れるものですから、緊張感の欠如した顔というのはすぐ分かります。大臣の世代は、「自己の立場が批判されたり脅かされたりしたときに初めて緊張する」人間が圧倒的に多い世代でもあり、兵法を学んで生き馬の目を射ぬくがごとき世界で生きてきたような隣国政府のリアリストたちに、すでに足元を見られているようで案じられるのです。

>こういうのは北朝鮮を見習ったほうが良いでしょう。

う=

国土防衛に関する法整備

初めまして、暑さにめげずにご活躍のご様子、慶賀に堪えません。

防衛白書に対するご意見ご感想拝読しました。日本国が早く戦後体制から脱却し、本来の日本国に立ち戻ってほしいものです。

最近、慰安婦問題に関する緊急集会に参加した折、参考資料として配布されたものの中に「鶯の声」平成二十五年八月号と云う宗教関係の機関誌が含まれていました。月刊の小雑誌で、美しい装丁のものです。

その中で目にとまった論考が有ります:
現代防人考 「国の守りを考える」です。著者は元自衛官の宇佐静男氏です。

論旨は、《これからの安全保障は、冷戦時のような「有事、平時」という明確な境界が消滅し、「治安」なのか「防衛」なのか、「犯罪」か「侵略」かが明確でなく、また「前線」「後方」の区別がつかないと云ったファジーでグレーな時代である》と定義し、如何に国を守るかを論じています。

危機が生じたら間髪をいれずに適切な対応をとり、既成事実を作らせないことが重要と力説しています。

そのために、自衛隊の装備機材、隊員の練度がいかに優れていても、現下の法制が不備なため、自衛隊の桎梏となって能力発揮を困難にしているため、案山子や張り子の虎と化している。

防衛出動には閣議決定が必要だが、発生した危機への即応はできない。

個別的自衛権行使ができるように、防衛法制を変える必要がある。または、解釈の変更をすることだと訴えています。

「鶯の声」は定価百円、送料別途七十円です。是非お手にとってご覧ください。

発行所:大阪市鶴見区緑三丁目四番二十一号
宗教法人念法真教
電話: 06-6911-2101

メッセージは大変重要

璋子さん、おはようございます。
毎日暑い日が続きますね。

さて本文おっしゃるとおりです。不退転の気持ちが伝わってこないですね。こういうのは北朝鮮を見習ったほうが良いでしょう。

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