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匿名検索サイトとFacebook(フェイスブック)

米政府によるネット上の個人情報収集が明るみに出たとき、
どれだけの人が衝撃を感じたのでしょう。あの報道以来、
政府に協力したグーグルやヤフーへの不信からか、
新興の匿名検索サイトを利用する動きが広がっているそうです。

利用者情報も検索履歴も保存しない。なので、
「政府に要請されても情報を出しようがない」点に
人気が集まっているとのこと。


P7126587.jpg


利用者情報の登録が不要。
パソコンのネット上の住所にあたるIPアドレスも保管されない。
広告は検索語を手がかりに表示されるだけ。「データが個人の特定につながらないから政府に出しても役に立たず、プライバシーの観点で利用が増えている」ちなみに、日本語でも検索できます。

わたくしはグーグルを使っていましたが、グーグルも基本的に利用者の履歴を追跡。個人情報を登録しなくても検索は普通にできるので、便利と言えば便利ながら、利用者の多くはGメールなどにログインした状態で検索するため、個人情報が、気付かないままにメールやチャットの内容と関連づけて自動的に蓄積されているんですね。
そのため、結果的に、一般人には無縁の話しながら、アメリカでは国の諜報(ちょうほう)機関の格好の標的となったわけです。



政府の諜報機関などと言われると、大方の日本人は、
自分には関係ないからなあと、こうした個人情報の漏えいに対して、
あまり神経を使わず他人事のように思っているようです。

この春くらいから、日々アクセスするようになったFacebookでは、
驚くばかりの個人情報が利用者自らによって公開されています。
そこに何のためらうもないように感じられ困惑することもしばしば。


現住所のみならず、本籍、育ったところ、年齢、性別、宗教や政治信条、
家族や友人の名前や顔写真まで、利用者自らが喜んで公開しているかのようで、
家族の写真や家庭団欒の写真まで公開している方たちがたくさんいて、
驚愕させられています。

特に、小さな子供や思春期の娘たちの写真の公開や、
年頃の娘たちが互いに顔写真を公開し合っている様子は、
あまりに無防備すぎるように思われて驚くばかり。

警戒感の無さを忠告しようものなら、若い子に限って皆「大丈夫」という。プライバシー機能で「友人登録した人以外には(個人情報は)見られないようにしているから」と。

そこでいう個人情報とは何か。
フェイスブックの求めるままに登録情報を書き入れ、
画面でも、出身地、現住所、家族の名前や顔、通っている大学名、あるいは、
勤務先などを皆公開している利用者が実に多いのです。
残る個人情報はせいぜいが生年月日や血液型くらいなものであり、
それさえ、「今日は私のバースディ」として公開しているのです。


政治信条や宗教も日々の日記を通してほぼオープンになっていて、
これらが、登録した友人知人のサイトで皆公開されているわけですから、
心配になってきます。この警戒感になさはどこからくるのだろうと。
いまや「成りすまし」もやろうと思えばやれるというご時世。


幼児誘拐や児童ポルノ、少女を呼び出して薬を使っての売春強要、
年齢や性別をごまかして若い女性を呼び出して強姦したり、
独身女性をターゲットにして金銭を奪う詐欺事件など、
世の中で次から次と起こっている犯罪が、
そこでは一切起こり得ないかのような信頼感が背景にあるようです。


そこで、

この本をさっそく読んでみました。

P7126588.jpg

書いたのは、facebookのCEOのマーク・ザッカ―バーグの側近くで働いて退職した役員女性であり、本の内容がfacebookの考え方とその実態についての著者の内部告発(すべて実名)になっているとあったせいかアメリカで話題となっており、その日本語版が出たので読んでみた次第でした。

facebookの何がどう問題かという点で、
すこぶる省察に値するものになっているように思われました。

たとえば、
facebook(フェイスブック)では利用者の個人情報をデータ化してすべて保存しているということ(利用者に断わりなく行われている)、その情報を全て自由に閲覧して利用できる社員たちがいるということ(著者本人も出生するまでは知らなかった)、

社内では、利用会員の若い女性の写真を集めて、どちらが美人かといった学生時代さながらの遊びに昂じている高給取りの社員たちの社内実態(そのゲーム化を考えている技術者たちの存在)、

ソーシャルネットワークの建前と本音、
利用者が現実社会や現実の生活から逃避している傾向があることを歓迎している社内思想などを始めとして、このソーシャルネットワークで巨万の富を築いたマーク・ザッカ―バーグという青年が、なぜ、まともな暮らしもせずに世界中の個人情報を集めようとしているのかといった理由が考察されていて、実に興味深く読み終えました。

プライバシーをどう考えるかも含めて、生き方が問われそうな一冊です。
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