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土佐旅行「番外編」・・・・若一王子宮(香南市)(1)

神社巡り35-5


神社巡り35-3

あまりにも神社らしからぬ神社を見たせいか、ここに来た時には、
やっと、期待の持てる神社にやってきたという思いでした。

若一王子宮、古いながら由緒のある神社です。


神社巡り35 若一王子宮その1



何より、以下の神事のことを知り、とても興味を抱かされた次第。
烏喰儀(からすぐいのぎ)とありますが、
帰宅後、ネットで検索したら、烏喰(おとぐい)の儀として出てきました。
祈年祭、新嘗両祭の神饌を、まず烏に食べさせるという信仰らしく、
烏が食べなければ、祭りを始められなかったとのこと。
日本古来の農業神事らしいのですが、初めて知りました。

汐垢離(しおごり)というには、神に祈願する前に海水を浴びて、
心身の汚れを落とし清めること。
これを徹夜で行う神事というのだから、凄まじいですね。
真夏の夜の海でも水温は冷え込むのですから、
時期によってはこの潔斎は凄まじい覚悟が要りそうですね。



神社巡り35-2


紀州熊野神社、京都の若一神社とここの三杜で行われていたそうですが、
いまは、唯一ここの若一王子宮で開催されている奇祭とされています。
本当に、奇祭ですよね。
石碑の菊のご紋が気にはなりますけれど、見てみたい!です。




神社巡り35-6




神社巡り35-8


参道の途中にあった石玉神社。
摂社の1つでしょうか。



石玉神社 若一王子宮の参拝道


住吉神社と同様の、樹木もなぎ倒されて一本もなく、
祠の疎石にも台風の爪痕が残る社でした。



神社巡り35-9


石段を上って行った先で、目に入ったのがこちら。
これも狛犬なのでしょうか。
頭部だけですけれど・・・・こんなのは初めて見ました。
参拝者に対して、よく来たなァと言いたげな表情にも見えます。


神社巡り35-10


上の狛犬の方が古いのだと思いますが、
下の狛犬の表情に心ひかれてしまいました。
咆哮とでも言えばいいのか・・・
獅子の咆哮・・・獅子吼(ししく)という言葉がありますが、
まさに、獅子吼という表情です。



神社巡り35-11


設置されてからそれほど年数は経っていないように思われましたが、
狛犬の表情というのは、その神社の何かを感じさせますね。
思わず、見入ってしまいました。というか、
目が離せなくなってしまいました。

このような咆哮の獅子の姿の狛犬というのも、
なかなか見ることがないですけれど、獅子吼は神仏習合の姿ですから、
このような狛犬像を選んだということは、若一王子宮は
長い時代に渡って仏教と共生してきた神社の伝統歴史を、
重んじているのかもしれません。



神社巡り35-12


ここは神域である!邪悪なるものは立ち去れ!
邪なる心気あるものは、それを取り去り、潔斎してから参拝せよ!

そんな声が聞こえてきそうではありませんか。



神社巡り35-39


ここにもお百度参りの古い石がありました。
神も仏もないものかという嘆きの前に、
姿なき神と仏に一心に祈る人々の姿を思うとき、
わたくしの心もまた、何かに突き動かされそうになります。

わたくしの知り合いの方も、
お子さんが集団リンチに遭い自殺未遂に追い込まれたとき、
神社でお百度参りを行いました。百日間、続けられたんです。
いまどき、と思われる方もおられるでしょうが、
人の思いというのは、数千年程度の時が経ても変わらないのですね。
いま、その方はいろいろの支援活動をされながら安心して暮らしておられます。
お誘いを受けて一緒に参拝した折りの、素敵な笑顔が忘れられないです。
お子さんも社会人になられ才能を生かす道でご活躍中です。




神社巡り35-15


以下、同様に、残されていた記念碑等の石碑です。



神社巡り35-41


県の神社に「昇格」した祝の記念碑のようです。
明治になってから、神仏判然令で仏教が神社から分離させられ、
神社の格付けがうるさくなったあたりから、
氏子はその格付けにかなりこだわるようになりました。

我が村の鎮守の森に鎮座まします「在り難き神様」です。
その格付けを、不当なものと感じられた氏子は憤りや無念を感じ、
格付けを上げるための活動も辞さなかったのだと思われます。
まあ、難しい時代に突入する時代の話ではありますけれど、

神社というところに、特に、こうした古い社の神社には、
身が糺されるような緊張感ゆえの怖さと、
我が身体の中に眠る太古からのDNAが安堵するような、
何とも言えない懐かしさを感じるわたくし。

仏教のような小難しい教義もなく、
キリスト教のような実行困難な教えの強制もなく、
古事記も日本書記も読んだことはなくても、
けれど、参拝に当たっては、


   何事の おはしますをばしらねども 
         かたじけなさに 涙こぼるる


と詠んだ西行の心にわたくしたち日本人の多くは、何となくであろうと、
共感できるのではないかなあと思ったりもします。



神社巡り35-40


ここも、補修の必要のある個所が散見されましたが、
その準備は進行中のように思われます。
以下の記念碑を見ても分かるように、
今後の修繕も計画されていると思われました。
拝殿から本殿に昇る階段がいまだに破損中ながら、
(その写真は、次のブログでご紹介します)
いかに時間がかかろうと修繕されるに違いないと感じられました。

以下、ご参考までに。





神輿の巡幸に合わせて、この地区内で行われる獅子舞の奉納、
五穀豊穣、悪疫退散を祈願するこの獅子舞も、どこか懐かしい神事。
地域の方はこうした財産をお持ちでお幸せです。
見に行きたいなあと思いました。以下、ご参考までに。

★若一王子宮の獅子舞
 (←クリックするとご覧になれます)

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