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京都 「時代祭」(The Jidai Matsuri Festival)2013・・・(17)「藤原時代」(Fujiwara Period)

今回は「藤原公卿参朝列」(Procession of Fujiwara Nobles)


藤原5


平安時代中期以降、それまでの唐様式の影響が薄れてきて、
時代文化は、日本独自の、いわゆる国風文化が成熟した時代になります。
かの菅原道真公によって遣唐使が廃止されてからの時代です。

この藤原時代、平安の貞観時代~鎌倉時代までの期間とされ、
摂関政治の時代、院政の時代とも、または、
貴族や寺社が荘園を支配した時代とも言われますけれど、
それだと律令制度も荘園制度もどんどん形骸化していく時代なので、
わたくしのように日本中世史を専門に勉強したことがない者には、
すこぶる分かりにくいです。源氏物語の時代と言えば分かりやすい(かも)。

上の写真の騎馬上の人物は文官の公卿で、夏の正装姿。
強装束(こわしょうぞく)というそうです。

以下、ご参考までに。

藤原3



武官の公卿も装束の生地や色は文官と同じ黒色なのは、
それが最高位の公卿の着る色だからで、
文官は「三位」という品階で、大納言という官位に相当し、
武官は「従三位」で、中納言クラスという身分。

この時代、公家(←クリックしてお読みください。笑えます)の身分が、
世襲制によって官位が固定保証されていく時代のようで、
公卿(身分の高いお公家)の子供は20歳になると自動的に、
従五位下とか従五位上とか叙位される仕組みで、
そのクラスだと、いまの年収入にすると4~4千万円くらいだと、
何かの本で読んだ記憶があります。

これを蔭位の制(おんいのせい)というのだと知った時、
日本に民主主義が馴染まないのは、
天皇制度というよりこの辺りにルーツがありそうだなあと、
唸らされたものでした。



藤原2


この行列では、藤原氏が全盛の時の王朝風俗の様子が眺められ、
文官、武官のそれぞれの正装姿を始めとして、
警護の人たち(「随身」)や童、その他の御供の者たちが登場。


藤原6



藤原7


藤原9 ブログ

「童」役の子供たち、とても一生懸命でした。


藤原10



この行列に持参される毛皮についても、面白いことが分かりました。
この毛皮は、公卿が胡床(こしょう)に座る際に用いられたものだそうですが、
公卿は、豹の毛皮、殿上人は虎の毛皮、
という決まりがあったとのこと。驚きました。

さて、次回は、平安時代の女性たちの登場です。
美女がたくさん登場します。
この「時代祭」シリーズにお付き合いくださっている皆さま、
お楽しみにしていただければ幸いです。

それにしても、まだまだ続くんですよ、この「時代祭」の行列・・・・
気長にお付き合いいただければ幸いです。


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