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京都 「時代祭」(The Jidai Matsuri Festival)2013・・・(22)「延暦時代」(Enryaku Period)-(4)

延暦 文官1


武官の行進のあとは、文官であります。
この文官の列の見ものは、何と言っても装束の色です。
最初に登場する騎馬上の文官、薄紫色ですので「三位」(さんみ)という位になり、
一番偉い文官であります。


延暦 文官2



薄紫色の装束のこの文官が、
平安神宮に到着後、これまでご覧頂いた全行列を代表して、
対極殿で祭文を奏上するするのだそうです。


延暦 文官3


この「三位」の騎馬に続くのが、蓋、馬杓持、儀仗持の従者。

その後に続くのは、赤い色の、正しくは深い緋色ですが、
この装束の文官は「四位」になり、
薄い緋色の装束の文官はこの後に続き、それは「五位」になります。
この官位制って、イマイチ良く分からないわたくし。
時代によって変わったからかもしれません。


延暦 文官4


面白いなあと思ったのは、
これら従者のことを「召具」というと知ったときです。
この延暦時代には、従者を「召具」(めしぐす)と呼んでいたことを、
初めて知りました。謂れは何なのでしょう?
どうも公家装束関係は苦手で良く分かりません。

同じ従者でも、薄ピンクだったり薄い黄色だったりいろいろなので、
どう違うのだろうと。冒頭の旗持ちの人物の背後にいたのは、
武器を持っているので、兵士で、この時代「舎人」(とねり)といいますが、
彼らは、墨色なんですよね。

でも、「召具」の中にも墨色の装束があり、
白色の「召具」と彼らはどう違うのか。


延暦 文官6


召具のこうした服装を「召具装束」というようですが、
白色だから召具なのか、召具だから白なのか。


延暦 文官7


神官の装束が白であることを思う時、
こうした従者たちは特に、清浄であることを求められたがゆえに白なのかなあ、
などと勝手に憶測してしまいました。
無論、同じ白色でも、正絹と麻木綿というくらい、
両者の装束の生地が違うのは言うまでもありませんが・・・・・


そういえば、
奈良、平安時代にも貨幣は造られましたが、
一般的には、貨幣の代わりに布織物が使われていたというのを、
古代史の本で読んだ記憶があります。
布がそれほど流通していたということでしょうが、
こうした行列を眺めていると、そうだったんだろうなあと。



薄紫色の三位、深い緋色の四位、薄い緋色の五位と続いたら、次は六位。
深い緑色が六位という身分の色になります。

こうした装束の色で官位なりを現わす冠位制度は、
聖徳太子が行ったとされる「冠位十二階の制度」が始まりなのでしょうが、
天武天皇の時に乱発したせいか、冠位は倍増しましたし、
だんだん良く分からなくなります。
お詳しい方、これらのことが説明されているサイトをご紹介頂ければ幸いです。

大宝律令以後の平城京時代とこの桓武天皇の遷都後の平安時代では、
何がどう違うようになったのか、装束の色もそれにともなって、
どう変化したのかしないのか、ホント、わからないので、
ご説明しかねております。ごめんなさい。


延暦 文官8
(ここで馬を引いている従者の足元を見て笑ってしまいました!)


文官はいずれも「召具」を従えて行進しておりましたが、


延暦 文官10 ブログに 「召具」
(この文官列の最後は「召具」たちでした)


最後の疑問は、これら女性が演じていた「召具」たち。
時代祭で、たまたま女性が演じたのか、
それとも、延暦時代の参朝列の「召具」の中には女性もいたのか。
分からないままでしたので、勉強しておきますね。

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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: 妻籠(つまご)

閑話ノート様、こんばんわ。
ご丁寧なレス、ありがとうございまする。

> 刺身のつまは匂い消し。ここからヒントはないかしらw

思わず、笑わせていただきました。w

ところで、

> 御地の妻籠(つまご)の地名の由来が分かりません。馬籠はまごめと呼ぶ。

この、中山道の「妻籠」(つまご)はもともと「つまごめ」と呼びそうで、
「つま」はどん詰まりの意味だそうです。
この宿は現在、長野県南木曽町にあたるそうですが、
その土地柄、「妻籠」の地形にぴったりなのだそうです。
その「つまごめ」の「め」画時間の経過と共に省略されるようになって、
妻籠は「つまご」というようになったとのこと。
一方の岐阜県の方の馬籠(まごめ)は、
中津川に友人が嫁いでいるのですけれど、聞いたところ、
こちらも元来は「つまごめ」といっていたのだそうです。それが、
いつのまにか「つ」が省略されるようになって「まごめ」になったのだとか。
思いがけないところで、ピンチヒッター役をやらせていただきました。(笑)

でも、「つま」が女性の配偶者のみを指すようになったのがいつごろなのか、
やはり、調べ直さないとだめなようでございます。(諦めない汗)

つま

夫を「つま」とも呼びますねぇ。「夫・妻・つま」をキーワードに調べれば何か分かるかも。刺身のつまは匂い消し。ここからヒントはないかしらw 中山道の妻籠(つまご)の地名の由来が分かりません。馬籠はまごめと呼ぶ。

すいません。お問い合わせには答えられません。(ギブアップ汗)

Re: 召し具す

閑話ノート様、ご指摘の件、ありがとうございました。
時代祭のシリーズを進めたい気持が強くなり、
こうしたことも調べないままにアップしてしまいました。

> 「召具す」=目下の者を供として召し具す。動詞ですよね。なので白装束姿の人は召人(めしうど・めしゅうど)で男の召人もあれば女の召人もある。なので列に男女が登場するのは間違いでもなければ、人数合わせの余興でもない。召具という文字はおそらく中国からのものでしょう。


>代表的な女性の召人は妻妾

これには、思わず、笑わされてしまいました。
その妻妾はМ系なのでありましょうか。
S系じゃなければよろしいのですけれど。
いずれにせよ、養う側は大変であります!(爆

ところで、古代の日本語では、
妻って夫の意味も含んでいたようですが、
それが女性の伴侶の事だけを意味するようになったのは
いつ頃からなんでしょう。

召し具す

さすが、いいところに気がつきましたね。
「召具す」=目下の者を供として召し具す。動詞ですよね。なので白装束姿の人は召人(めしうど・めしゅうど)で男の召人もあれば女の召人もある。なので列に男女が登場するのは間違いでもなければ、人数合わせの余興でもない。召具という文字はおそらく中国からのものでしょう。
さて代表的な女性の召人は妻妾です。(汗)
http://www.weblio.jp/content/%E5%8F%AC%E4%BA%BA

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