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猪瀬都知事はなぜターゲットにされたのか

猪瀬都知事2


もう、だいぶ前のような気がしますけれど、この会見のときには「目が点になる」ほど驚かされたものでした。大学生の娘など、いきなり爆笑したほど。そして、こういうものを提出しらことに対し「信じられない!」と。5000万円の借用書がこれでは、無理もありません。


猪瀬都知事


つまり、このときの都知事の対応は、大学生の常識からしても考えられないほど非常識なもので、
かつ「稚拙な」対応だったからで、呆れられ失笑を買ったのも無理はなかった。
これは、かつての民主党代表だった小沢氏の、あの記者会見をまねたのかもしれませんが、
猪瀬都知事、いま、何が起こっているのか分からないのかもしれません。

昨日の都議会での答弁で、5千万円を持ってこられたときの感想を尋ねられ、

「親切な人がいるものだと思いました」と返答。

これが、冗談じゃないがゆえに絶句してしまったほど。失礼ながら呆れ果てた有権者も
少なくなかったでしょうし、もう、だめだ、こりゃと実感された方も多かろうと思われました。
北斗の拳流に申せば、「お前はもう終わって」いる、と。


PC090282.jpg


都知事の「年間の給料」が2500万円であろうと、そんなものを返納することではもうすまないのです。いかに、都知事が「早く知事としての仕事をさせてほしい」と思おうと、都知事としては「もう終わっている」ということをなぜ分からないのか。作家としの想像力がもうなくなってしまったのでしょうか。

オロンピック開催を招致できた直後なだけに、猪瀬都知事には、いま、何が起こっているのか分からないほど、舞い上がってしまっていたのかもしれません。石原都政を継承したという自負とオリンピック招致を実現させた自信で、開催年は自分の手でとの思いもあっただけに、得意の絶頂から驚きと焦りと不安と恐怖の放心状態に、一気に急降下状態なのだろうとお察ししますが。


ところで、沖縄での基地問題にいきなり話題を変じますが、この都知事問題、沖縄の基地問題をめぐる選挙に絡めて考えると分かりやすいように思いました。

民主党政権でマイナスに後退した沖縄の基地移転問題は、日本政府にとって何が何でも解決させようと思っている重要案件ですから、来年に迫った沖縄での選挙は焦眉のもの。安倍政権は政権の命運をかけて戦う覚悟のはずです。

勝つかどうかは直前まで分からないのが選挙とはいえ、負けない選挙にするために、やるべきことはある。では、負けない選挙にするには何が必要か。

選挙マネー対策が徳田議員逮捕ですでに始まり、なぜかTVニュースではほとんど報道されませんが、公職選挙法違反容疑で徳田ファミリー逮捕も続き、医療法人「徳洲会」グループの選挙支援活動は手足を失いつつあります。このグループの財力とその影響力は、関東の感覚では分からないほど、現地では大きい。だからこそ、泣きついた総理もいた。

来年は、知事選挙も含めて沖縄は選挙の当たり年です。そうした流れで眺めれば、
徳州会関連の一連の「事件化」は実に大きな意味を持ちます。
負けないための選挙のため戦いは、すでに中盤を迎えており、描かれた絵に沿って軌道に乗りつつあるのだろうと。
これをつぶせば、あとは、沖縄の基地移転を巡る利権の分配問題だけ。

オリンピック招致が決まった時点で利権発生ですから、これを選挙のバーター利用しようと思う輩がいても不思議ではない。都知事にとっては降ってわいたような5000万円問題も、その延長にあるものだという読めば、分かりやすい。すでに選挙関係の方ならご承知のことでしょう。

東京都ほどのマンモス首都になれば、幾らでも「問題にされ得る」材料は眠っているはず。脇が甘い相手なら、それらを持ちだせばあっという間に「問題化」できます。素人知事ゆえに、いけにえにするのに都合がいいのか、収賄事件化の可能性を示唆する世論を形成するだけでこの知事を終わらせることができる。
東京でのオリンピック開催が決まった以上、都レベルのことしか頭にない知事は、もう要らないということなのでしょう。

受け取った5000万円を、「落選後の暮らしが不安だったから、一応預かることにした」「個人的な、私的な借用だ」という主張も、おそらくその通りなのでしょう。私的な個人間での貸借のようなものだという理解も、本人にしてみれば、その通りなのでしょう。

しかしながら、選挙に出るということは、すでに公人なのです。
当選後にはさらに公人として認知され公人として扱われるのですから、選挙資金として使ったわけではないから問題はないという認識は、残念ながら、通じない。

都下の徳州会施設に補助金が使われていたことを、猪瀬都知事が、額から流れ落ちる汗を拭うことを忘れて「知らなかった」と返答したことも、おそらくその通りなのかもしれない。

しかしながら、知事というのは自治体の行政のトップです。予算を決め予算の行使をする最高権力者なのです。なのに、当人は、質問者の意図を理解しかねているわけです。
こうした猪瀬都知事の一連の稚拙さを見ても分かるように、彼は、政治の世界では素人なのです。守護者もいない。

けれど、物書きとしての知事のキャリアや発信力は油断がならないので、この知事では駄目だと判断した向きにとっては、この知事から攻撃できる立場を奪うことにしたのでしょう。彼自身が攻撃指弾される立場に置かれたということは、物書きとしての武器を奪われたことを意味します。


これまでと違って、都議会での質疑応答の場面は、ここ京都の地方局でも、連日のように報道しており異様なものを感じされていますが、猪瀬都知事が辞任しない限り、今後もテレビ報道は続くでしょう。百条委員会の設置が決まれば、なおさらです。都知事選の話題が出てくる頃には、沖縄の選挙戦の水面下の戦いは半分終わっているでしょう。
政治というのは、非情なものです。


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Re: ネルソン・マンデラ氏

アジシオ次郎さん、こんばんわ。
猪瀬都知事の記事にコメントをありがとうございます。
選挙でのバーターという問題を取り上げたので、
ちょっと分かりにくいものになってしまったかなと。

徳洲会からの献金疑惑、当人には不本意なことでしょうが、
このままでは収賄罪に大変なことになりますね。
小沢氏や田中元総理と被るとのことですが、異なるのは、
猪瀬都知事には政治力がないことで、それゆえに、
両氏は「倒され」ての失脚ですけれど、
猪瀬都知事は「要らない」とされたがゆえの切り捨てという点でしょうか。


ネルソン・マンデラ氏の訃報、
いまだに拙ブログでは取り上げておりませんが、
氏の功績は人類史上において名を残る政治家でした。
来日された折りに国会で演説された折りのことが忘れられません。
日本の国会議員たちのあのときの非礼・・・・
日本人であることが体が震えるほど恥ずかしく思ったものでした。
あの折りのことを考え続けているせいか、
いまだに取り上げかねて参りました。

No title

 こんにちは。

 徳洲会からの献金疑惑で批判を受けている猪瀬都知事ですが、カネを巡る疑惑でこれだけ叩かれるのってかつての小沢一郎や田中角栄元総理と被りますね。日増しに疑惑ばかり残るのはかつての鈴木宗男とも同じだが。

 そう言えば話は変わりますけど、あのネルソン・マンデラ氏が亡くなりましたが、彼の功績は後世にその名を残すでしょう。コレに関しては私のブログでも取扱ってますので良かったらば見に来て下さいませ。 → http://deskou.blog87.fc2.com/blog-entry-3780.html

Re: 要するに・・・

おはようございます。
岩波の創業者が御地の出身というだけではなく、
この猪瀬都知事も諏訪ではないにしても長野出身だったとは、
今朝は、初めて知ったことが重なりました。w

閑話ノート様がコメントで「可哀想になっちゃった」と言われた理由を、
都知事が長野出身だから、などとは露ほども思ってはおりませんし、
了解しておりました。

実は、スケープゴートという言葉、昨夜、娘に、
「猪瀬都知事の何が可哀そうなの?」と聞いたところ、
娘が「スケープゴートにされているということ。でしょ?」
と申しまして、分かっているのか分かっていないのか、
いまどきの大学生もなかなか侮れないなあと。
もしかすると、親のブログとそのコメント欄のコメントも、
何気ない顔をして読んでいるのかも。(知らぬは親ばかり汗)



要するに・・・

私が可哀想と言ったのは、彼が私の故郷長野県出身だからでなく、徳田事件のスケープゴートにされていると感じているからです。彼が辞任すれば全てが丸く収まると思っている脛に傷を持つ勢力がいるってことです。(笑)

Re: 詰んでいる

> このお方はすでに詰んでいます。

詰まれていることが分からないので、
投了までまだ時間がかかりそうですけれど・・・

> それだけに可哀想になっちゃった。(*_*)

あれだけ笑っていた娘が昨日、
閑話ノートさまと同じことを申しておりました。

「猪瀬知事って、まだ、辞めないんだ!どうして辞めないのかな?」
「何だか、見ているだけで可哀そうになってきたよ~」

二十歳すぎの女の子に可哀そうだと言われるようなっては、
政治家は、もう、おしまいです。(--;)

詰んでいる

このお方はすでに詰んでいます。それだけに可哀想になっちゃった。(*_*)

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