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京都 安養寺(5)・・・左阿弥

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今回、所用で安養寺に出掛けたと書きましたが、正確に申せば、
安養寺の六坊と称された宿坊で現在唯一残っている
佐阿弥という元宿坊のこちらに用があってのことでした。



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元宿坊の佐阿弥は、現在、
お茶室をもった料亭にになっています。

板書きの説明にもあるように、
安養寺には、徳川幕府の保護を受けた江戸時代、
ここに六つの宿坊が建てられたそうです。
が、明治以降に、火災や荒廃でなくなり、
この佐阿弥だけが残りました。
料亭とはいっても、あちらこちらに宿坊だった佐阿弥の事跡があり、
元宿坊ですから、京都のバカ高い料亭や料理旅館のように、
お高いところではありません。
実にリーズナブルな価格で丁寧なおもてなしを受けられます。
ここのお茶室に用があって伺いました。



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入ってすぐのお茶室では、
ご家族やお友達同士で京料理もいただけますし、
京料理のランチは、飲み物を含んでも一万円でお釣りがきますので、
ちょっとしたお祝い事などで利用される方たちも多そうですし、



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ここには、由緒のあるお茶室が幾つものあって、
一般の市民も気軽に利用できます。
今回、川端康成ほかが愛用した茶席をご案内いただきました。


雪が降ったら降ったで花見の頃も新緑の頃も、
無論、紅葉の時節にも四季折々の風情を目で楽しみながら、
ゆったりした気持ちで歴史や京文化にふれつつ、
粋なひとときを過ごしながらおもてなしもできそうで、
それを京都の街中でできると思うと、
なかなか素敵でありました。


PC140526.jpg


安養寺というお寺が、なぜ、江戸時代から栄えたのか。
幕府の保護で多くのお堂や坊が建てられたということもありましょうが、
時宗には僧俗の区分けがなかったことで、
湯茶が般若湯に変わり、文人墨客が集まり出したようです。

となれば、そうした文人墨客らの相手ができる芸妓たちも集まるわけで、
この東山の安養寺の寺域には隣接する諸寺には、
ねねの高台寺もあり眼下には八坂神社の門前町があり、
花街として有名な祇園もありました。

女人の北の政所のお寺として有名な高台寺には、
見識が高く決して山の下には下りなかったと言われる高級芸妓たちが、
ねねの時代から北の政所のところに出入していたそうです。
その流れをくむ芸妓たちが周辺にいたわけですから、
安養寺の円山が公卿政治家や文人や芸術家ら御用達になったのも、
まあ、無理はないかもしれません。


PC140527.jpg



頼山陽や土田画伯らも定宿に使い、
川端康成や志賀直哉も愛用し、
明治維新後にはここで御前会議に使われたというのですから、
何と評してよいやら、驚きです。

来春、ここのお茶室で従妹のお手前でお茶をいただこうかな、
ひそかに思案中です。
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