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細見綾子句集・・・「存問」(1)

あるサイトでご縁をいただいた、
ご住職であり俳人でもいらっしゃる方のブログ「再生への旅」で、
初めて細見綾子さんという俳人を知りました。
読んでみようと思い、数ある句集の中から一冊を先月買い求め、
以来、折に触れて読んで参りました。

この「存問」という句集を最初に選んだわけですが、
存問(そんもん)というのは、「存在を問う」というような哲学論ではなく、
相手の安否をたずねる・見舞うという意味です。

細野さんは、本のあとがきの中で、この存問という言葉を、「相手の安否をたずねる挨拶・問いかけ、相手や対象を慰めその心を和らげる」という意味あると語っておられました。人間を含めた森羅万象、大自然に対する挨拶、問いかけを、
作句の姿勢としてこられた方だということを、細野さんの俳句を通して味わい考えさせられたように思います。


PC250984.jpg


★細野綾子さんの略歴

明治40年、兵庫県青垣町に生まれる。
日本女子大国文科卒業後、松瀬青々氏主宰「倦鳥」に投句を始められ、
昭和17年第一句集「桃は八重」刊。
昭和21年「風」を創刊、その同人となり、句集「冬薔薇」刊、茅舎賞受賞。
昭和50年句集「伎芸天」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。
昭和55年句集「曼荼羅」で蛇笏賞受賞。
他の著作に「和語」「私の歳時記」「花の色」「俳句の表情」など。



細野綾子さんの第七句集にあたる「存問」から、
わたくしなりに「いいなァ」と感じた句、「好きだなァ、この句・・・」
という句を30句選んでみました。

年末を迎える時期ですけれど、
皆さんにもそれぞれに心のままに味わっていただきたいなァと思い、
このブログでご紹介させていただくことにしました。



   蔵王堂花の鼓動の太鼓打つ

   山伏の念珠の音も花の山

   西行庵十歩離れずよもぎ摘む

   杉の花時じくに落ち苔清水

   君逝きて暑さ限りを尽くすかな



5回に分けてご紹介していきたいと思います。



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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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