スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

慶賀なれど国内向けだけではどうにもならない「総理の靖国神社公式参拝」問題

PC261007.jpg


靖国神社が墓地ではないということすら理解していない人々が多い諸外国に対し、
日本における靖国神社の位置を説明することは、
諸外国の思惑を考えるに、そのためには特別の戦略を必要とするほど、
デリケートでリアルな国益が絡む問題ですが、


安倍総理が、今回、靖国神社を公式参拝されたことは、
日本人の一人として、ますは、慶賀なりと思いました。

多くの世論調査を見ても、いまや、
過半数の国民が総理の靖国神社参拝を支持しています。
これまでの、どこの国のマスコミかと思われて来た日本の新聞テレビの、
数十間にも及ぶ売国的とさえ言える国民世論誘導的な操作も、
新聞を読まずテレビも見ない若い世代を中心に、
そろそろ通じなくなってきたということでしょうか。



PC260999.jpg

   
日本が近代国家の仲間入りをするに際し、
この国が戦ってきた戦争をどのように位置づけようと、
その戦争で亡くなった兵士たちの御霊を慰霊し感謝する場所が、
日本においては靖国神社であるということを、
忍耐強く広報説明し理解を得る戦略が必要だと思います。

ODAなども本来はそのために使うべきだったと思いますが、
これからでも遅くない。が、

靖国神社における遊就館に見る先の戦争理解、すなわち、
日本が戦った戦争は侵略戦争ではなく自存自衛の戦争だったとする理解は、
戦犯というものを作りだした戦勝国にとっては、
わたくしたちが考えている以上に、なかなか認めがたいとするその理由を、
日本は理解しておく必要があると思いますので、
今日は、そのことについて私見を述べたいと思います。


PC261002.jpg


戦勝国、特に中国とアメリカ両国にとって認めがたいことは、
日本の総理が靖国神社に公式参拝すること自体ではなく、
そのことによって敗戦国としての歴史を日本が再評価することにより、
自国の国益が損なわれる可能性が見えてきたときです。

日本の総理による靖国神社への参拝を中韓両国が決して認めないのは、
それが自国の国益にかなう構図があるからであり、
中国はいまの体制が続く限り靖国参拝を公式に認めることはない。



PC261005.jpg


なぜなら、中国の場合、
為政者(戦争責任者)と一般国民(戦争犠牲者)として、
日本(人)を分断することで、日本に対する戦争賠償請求を放棄し、
70年代に日中の国交をも決めたという経緯があり、
中国(国民)の立場としては、国民の代表者たる日本の総理が、
戦犯が祀られている靖国神社を公式に参拝することは容認しがたい。

少なくとも、そういった国内事情があることは事実であり、
国民に対してもそのような歴史教育もなされている上に、
「先の戦争」を「中国に対する侵略戦争だった」として日本に対し、
「反省」と「謝罪」と求め続ける外交の有効性があった以上、
そう簡単にその「利」を手放すはずがない。

自主憲法制定と日本の独立を模索したはずの自民党が、
いつしか変節し「土下座外交」と言われるような外交に徹し、
事なかれ主義できたこの数十年間の「つけ」とも言えますが、



PC261006.jpg


同様に、アメリカにとっても国益が絡んでくるわけです。
日本人が総理の靖国神社参拝を通して先の戦争におけるアメリカの汚点、
つまり、原爆投下(人類への罪!に相当する)
日本国内の各都市への無差別爆撃(一般市民への無差別殺戮!)と、
そして東京裁判の違法性(明らかに当時の国際法に違反した裁判!)などに、
日本人が気付くことを恐れているのであり、

日本の自立化を阻み、報復など出来ない国にしておくことが
アメリカの日本ミッションなのだろうと思われますから、
それに対して、その懸念はないという保証を与え、
アメリカにとって新たな国益を創出しない限り、
日本問題で何かあれば、いつも、日本をポチにしておく政策が基準になる。


PC261020.jpg


しかしながら、ブッシュ(子)のときの例もあるので、
(あのとき、小泉総理はブッシュと並んで靖国参拝すべきだった。
それを阻止したのは、遺族会ではなく外務省だということを、
私たちは記憶しておく必要があります)


なので、アメリカは自国の国益にかなうと思えば、
日本の総理の靖国参拝を容認する可能性は低くはない。


PC261019.jpg


今回、在日アメリカ大使館の反応が、
NHKが繰り返し報道したように、「大変失望した」であろうとも、
それはアメリカのいま現在の立場から発せられたものなので、
そのようなことを気にするより、
日本には密かにやるべきことがあります。

アメリカ世論に対し、
靖国神社はアーリントン墓地と同じものであると理解させる広報を展開する
国家プロジェクトの発足を提案したい。
同時にアメリカ議会の議員たちへビリーフィングと説得工作も。


PC261021.jpg
(自民党石破幹事長の言葉)


アメリカでのロビー活動を軽視してはならず、
韓国などは、すでに着手している在米中国系アメリカ人を通して中国を倣って、
とうとう従軍慰安婦像をアメリカで建立設置の許可を取ってしまった。
このことを忘れてはならないわけで、
アメリカという国の各議会は、かようにロビー活動が物を言うところなので、
これは国家としてプロジェクトチームを作ってやらなければ成功しない。

既存の外務省に任せていては、まず不可能なので、
予算も新たなる人材も必要になる新規プロジェクトを、
官邸内では漏えいの恐れがあるなら総理直属の組織として設置してもらいたい。
日本版NSCの中に設けてもいいはず。


中国と日本は分断しておくというアメリカのアジア戦略からすれば、
靖国参拝問題で日中間に溝ができることは歓迎すべきことであると同時に、
靖国神社参拝によって日本が反米になることは避けなければならないので、
舵とりの難しさでは、アメリカも同様のはず。


PC261022.jpg



なので、靖国神社参拝がアメリカの国益にかなう!
という新たな構図を作ればよい。

靖国参拝によって日本が覚醒することを恐れているのは中国の方が強い。
だから、中国は、日米間に対して「離間の計」をいつも仕掛けてくるわけで、
今回は特に、総理の靖国公式参拝を、
戦後の世界平和を願って構築されてきた歴史と構図への挑戦だと
声高に言い続けるに違いない。が、それに対しては、
日本がこれまでに国連に対して拠出してきた供託金の額を語ってもらいたい。
そして、国連の常任理事国であり、
その権利ばかりを行使して義務を果たすことに貢献してこなかった中国に、
世界の平和を希求するかのような言葉を語らせてはならない。


PC261023.jpg


かように、日本の総理の靖国参拝問題は、
各国の国益が絡む外交戦なので、情緒的な対応ではどうにもならない。

そのことを、わたくたち日本の国民も知ったうえで、
「日本は平和国家であり」「平和を望む国」であり、
「対話による解決を望む国である」と、
繰り返し世界に向けて発信する必要があると思う次第です。


PC261031.jpg



このブログでは、上記のように参拝に賛同の意見を掲載したので、
つぎのブログで、それ以外の各党の反応をご紹介しようかなと。
皆さまもテレビなどでご覧になられたとは思いますが、
ちょっと立ち止まってそれらの意見を眺めてみたいと思ったので、
時間が出来たらアップしたいと思います。(出来ないかも)

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

Re: ありがとうございます。

閑話ノート様の以下のご意見に同感です。

> いずれにしても、璋子さんの提案されることを実行するにも、今中国で何が起きているか、何をしようとしているのか、中長期的な動きなのか否か、などなど鳥瞰する必要があります。本質を見落とすと判断を誤ります。

閑話ノート様独自の切り口の記事、
楽しみにしております。(=^^=)

ありがとうございます。

ご丁寧なレス恐れ入ります。

個々の米議員への投げかけは忍耐力が必要ですね。効率性を考慮すれば、かつての中曽根大勲位が採ったロンヤス外交。小泉氏のやんちゃなブッシュJrとの親密関係などが思い浮かびます。だけどオバマはスケールが小っちゃくて信用ならないし、次回は大統領職にありません。。そこで共和党の次期大統領有力候補などに近づくこともよいと思います。もちろん民主党候補も押さえておきたい。議員以外では有力なブレーンや政治学者ですね。

いずれにしても、璋子さんの提案されることを実行するにも、今中国で何が起きているか、何をしようとしているのか、中長期的な動きなのか否か、などなど鳥瞰する必要があります。本質を見落とすと判断を誤ります。

私はこれとはまったく違う別の角度で論考する予定です。それではまた。(^'^)

Re: good report

閑話ノート様、中国の国家戦略をブログでシリーズとしてお取り上げになられるとのこと。まっさきに伺いまする!こうしたテーマでの論考にはブログが一番だと思います。

>> 中国の一環した精密な国家戦略に基づいて行われていることを明らかにしたいのです。中国本も世にごまんと発刊されていますが、イマイチ合点がゆく良書が見当たりません。

おっしゃる通りです。その理由もある程度判明していると思われます。
書き手の立ち位置が原因です。中国批判を書き連ねてこられた保守派代表のような某女史は、よく中国に対するわが国の国家としての戦略が必要だと主張されますが、親米という立ち位置ゆえにその国家戦略への要望も片手落ちとなり、良い指摘を行っているにも関わらず、保守派以外にイマイチ支持が広がらない。

>> ご指摘の対応のほかに、私は共和党へのロビー活動とプレゼンスが必要と思います。オバマ民主党の外交姿勢は明らかに彷徨っています。というよりも、中国に傾斜している感じがします。両国にまたがる太平洋をこの二国で支配する中国の巧妙な誘いに乗っかっていると思われます。したがってオバマを私は信用しません。

わたくしも以前、共和党への働き掛けをした方がいいと思った時期がありました。日本にとって、民主党より共和党の政治姿勢の方が日本の国益に適うと思われたからですが・・・、大統領選でろくな候補者を擁立できないうえに、リーマン・ショックでの民主党への協調路線を見て失望してしまいました。なので、政党への働き掛けよりも、まずは個々の議員へのロビー活動が優先されると思う次第です。出来ることなら、自分でやりたいと思うくらい、この対応に関しては熟考してきたつもりなのですけれど、いかんせん、時間は出来たけれども実行する体力とエネルギーがなくなりました。人生がニ度あれば、でございます。(ためいき汗)

good report

璋子さんお早うございます。

このテキストも核心を突いています。仰るとおりですね。
ご指摘の対応のほかに、私は共和党へのロビー活動とプレゼンスが必要と思います。オバマ民主党の外交姿勢は明らかに彷徨っています。というよりも、中国に傾斜している感じがします。両国にまたがる太平洋をこの二国で支配する中国の巧妙な誘いに乗っかっていると思われます。したがってオバマを私は信用しません。というよりも「失望」という言葉をアメリカへお返ししたいと思いますw

さて話しは飛びますが、後日、拙ブログのほうで仮題「中国の挑戦」と題して、シリーズものをエントリする予定です。出たとこ勝負の記事になりますが、その発端は中国の尖閣諸島や防空識別圏、こたびの参拝抗議にしても中国の自治区の諸問題にしても、中国の一環した精密な国家戦略に基づいて行われていることを明らかにしたいのです。中国本も世にごまんと発刊されていますが、イマイチ合点がゆく良書が見当たりません。いつものように私流の戯れ書きになると思いますが、エントリの折にはご覧ください。

ブロとも申請フォーム

★リンクフリー

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

★RSSフィード

QRcode

QR
管理人

月光院璋子

Author:月光院璋子
自由の享受を幸せと実感する人間です。相手の自由を尊重できる方は幸い。自由のために戦える生は尊い。
自由=愛です。

【Thank You】
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
いま、雪が降る
★お知らせ★
最新記事
Bookmark
月と遊ぶ
最近のコメント
★お花が好き♪
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
新しい家族(=^^=)
いつでも里親募集中
★月光の下で
カテゴリー
★閲覧のBGMに・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。