月光院璋子の日記
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いまさらな「結婚しない宣言」
キャメロン・ディアス2

言わずと知れたソフトバンクのCMガール、じゃなくて、
女優のキャメロン・ディアスです。


キャメロン・ディアス

役作りのためにこうした頭になったようですが、こんな写真も平気な彼女。髪はいずれ伸びるしウィッグもあるので、あまり抵抗は無い時代なのかもしれませんね。こういうのを見ると、ちょっと古いけれど、デミ・ムーアの主演映画 『G.I ジェーン』で彼女が軍隊で自己への正当な評価を求めんがために丸坊主頭にしたときのことを思い出します。
まあ、そういったことはこのブログの主題ではないのでさておき、・・・・

実は、このキャメロン・ディアスも含めての以下の面々が、


「結婚しない宣言」


をしたという記事をGyaoの映画最新情報というサイトを見て知り、
ちょっと頭をひねってしまったわたくし。
彼女のように明るくてチャーミングなキャラクターで人気絶頂の女優でも、
わざわざそんな宣言をしなければならない理由があるのかしらと。
それで、彼女たちの事をちょっと眺めてみることにした次第です。



ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマン 、彼女はリュック・ベンソン監督の『レオン』で鮮烈なデビューを飾った子役の少女ですね。彼女のファンの管理人の方のブログを見つけましたので、ちょっとご覧になってみてください。いま、27歳。ちょいちょいいろいろな映画に出てはいましたが、イマイチぱっとしなかったようにも思いました。これからが期待される女優かもしれません。現在27歳、ある意味一番きれいなときかなァとも。
ちなみに、キャメロン・ディアスは現在36歳。


ジェシカ・ビール 1982生まれ

こちらは、ジェシカ・ビール
何といっても代表作は、あの『テキサス チェーンソー』でしょう。ホラー映画の代表作です。現在26歳。この手のお顔は年齢と共に面白い役がやれそうだと思うので、地道に演技を勉強したなら期待できる女優ですね。

ハル・ベリー

こちらは、いまや押しも押されぬハリウッドのアカデミー受賞女優、ハル・ベリーです。

一児のママとなり、ますます魅力に円熟味を加味してきましたが・・・・
なぜ、わざわざ「結婚しない宣言」組みに名を連ねたのでしょう。シングルマザーの大先輩たちがいるハリウッドで・・・・・と思うと、その背景を考えたくなります。
バカの一つ覚えのように結婚報道をしたがる芸能マスコミ対策でしょうか。
さすがにこの磨きのかかった美しさは、20−30代の女性のものではありませんね。
ハル・ベリーもいまや42歳。まさに女ざかりといえるでしょうか。つまり女性としての魅力全開の年代に突入したということです。


キーラ・ナイトレイ

あのエンターテイメント大作『パイレーツ オブ カリビアン』のエリザベス役でブレイクして以後、『プライドと偏見』『つぐない』といった文芸路線で演技開眼、いまがまさに旬のキーナ・ナイトレイですが、
老け顔なれど、実はまだ23歳です。


映画ブログを書いてはいても、わたくしはハリウッドの映画人のプライベートなことはほとんど知らないに等しく、ゴシップにも関心はありません。気になる役者の表情が変わったわと思ったときに、何かあったのかしらとチェックする程度。なので、ここに挙げた彼女たちが、なぜ、いまさらな「結婚しない宣言」をするのか、正直、よく分からない。ここに挙げた女優以外にも「結婚しない宣言」をしている女優たちはいるようですが、


「元祖結婚しない宣言」をした女優を始めとして、結婚しない宣言をした女優たちは過去にも結構いるように思いますが・・・一般の女性たちと比べれば、はるかに結婚と離婚を繰り返すことに抵抗がない職業の彼女たちが、わざわざこうした宣言をせざるを得ないほどに芸能記者たちの目が五月蝿いのか・・・と想像しちゃいましたが、

おや?と、
上に挙げた女優たちに共通することに気づきました。

ハル・ベリー(42歳)とキャメロン・ディアス(36歳)を除くと、皆20代。
そして、いずれも、ハリウッドでは「旬」の魅力を放っている独身女性だということ。
そして、いずれも、人気先行で、これぞという名作大作の主演映画で評価された実績がなく、キーラ・ナイトレイにしても、『ベッカムに恋して』や『つぐない』で映画賞を受賞はしていても、いわゆるハリウッドのアカデミー賞クラスではなかったので、ハリウッド映画界で押しも押されぬキャリアのある女優たちの間では新人みたいなもの。もしかしたら、周囲が思っている以上に、当人たちは、
将来のキャリアに対して不安を抱えている女優たちなのではないかしら・・・・


それで思い出したのが、日本のケース。

日本では、たいしたキャリアがなくても「旬」の女優やタレントだと、彼女たちが男性と交際するに当って、その交際が発覚した折、とりあえず「結婚を前提にお付き合いさせていただいています」と言うケースが多いですよね。そうすると、芸能マスコミの人たちの目が和らぐので、当人や関係者にしてみれば、この際「破局」までは「結婚を前提にまじめにお付き合いさせていただいています」ということでいこうと。(苦笑) 事実、そう思っておられるのどうかは窺い知ることはできませんけれど、結果としてはそう言いえるかなと。
つまり、「宣言」することで周囲の暗黙の了解を得る。その宣言が免罪符になるという人気商売での習慣ですね。その手を使う20代の女優やタレントと、今回の「結婚しない宣言」をした女優たちって似ているなあと気がつきました。

ハリウッドでの彼女たちが、「結婚しない宣言」だとすれば、
日本は「結婚したい宣言」や「結婚を前提として云々宣言」で、
現れ方は180度違うけれど、そこには共通項があるなァと驚きます。

つまり、タレントであろうが女優であろうが、
要は未婚の、それも旬の輝きを放つ独身女性が男性と交際するにあたって、
まじめであろうが不真面目であろうが真剣であろうが遊びであろうが、
≪結婚≫というものに対するスタンスを問われる存在だということです。

う〜ん・・・・と唸りたくなる局面です。

結婚と離婚を何度も繰り返して自由奔放に見えるハリウッドの女優たち、そうしたプライバシーが彼女たちの社会的な立場を損傷したり仕事に支障となるようなことにはならない(ように見える)ハリウッド女優であっても、いまだキャリアの不十分な人気だけが先行している女優や、あるいは将来に不安を抱えている20代、30代、場合によっては40代の女優たちでも、芸能マスコミや業界に対してそこから求められる価値観や期待値に対して、「宣言」することに意味があるのだとしたら、
宣言せざるを得ないその背景ってなんでしょう。
何が彼女たちをしてそうさせるのでしょう。
免罪符を必要とするのって、弱さの表れでもあったりします。

女優というは、その起源にあって女性が結婚せずとも食べていける数少ない女性の職業として近代以降は認知されてきました。同じ女性ならではの仕事でも売春と違い、日陰社会ではない社会に立てる女性ならではの職業です。川原乞食だのと称された大昔と違って、いまやセレブなる呼称を冠されるほど、成功すれば高収入が約束されている職業。その知名度とイメージを用いれば、政治的な影響力を行使できる存在にもなり得る。
けれど、人気商売である以上、実社会でのルールや価値観がどこかで踏み絵のようにして彼女たちに試される。それが、女優の場合結婚へのスタンスなのだとすれば、自由に見える彼女たちも、「そこ」だけは踏まえないといけないということになります。

アメリカって、結構若い女性に対しては保守的ですもんね・・・・

同世代同士では結構愉しくやっているように見えるのに、
何だか、不自由そうです。

日本でも周囲から注目を浴びた独身女性が自由でいたいとき、
「実は、わたしも結婚したいんです」という女性像を演出すると、免罪符を得られますが、あちらでは、「結婚しない宣言」をすることで自由になる免罪符が得られるのということなのだとしたら、どちらも、何だか、役柄のイメージと違って、かっこ悪いなァ・・・と思ってしまいました。


そんな女優たちも、いま感じている踏み絵的な宣言の必要性も40歳を過ぎるとなくなるようです。
かつてワイドショーをにぎわした女優やタレントであっても、なぜか、40歳を過ぎる頃になると、そうした縛りがなくなるでしょう?
30代世の殿方を刺激してやまなかった「旬」なる女優だったシャロン・ストーンにしろ、「旬」の時代には多くの人気俳優と共演したメグ・ライアンにしろ、40歳を過ぎてからは、ある意味かなり自由になったのでは?(もう若くなくなったから売れなくなっただけ、という見方もあるかもしれないけれど、彼女たちがそんな悪意に負けて終わるような女優だとも思えません。頑張ってもらいたいですもん・・・・)むしろ、男性からちやほやされる年代を過ぎたいま、もう若い頃のように「結婚しない宣言」という踏み絵を踏まされることがなくなった分だけ、仕事を見つめる目も変わってきているはず。アンジェリーナ・ジョリーやジュリア・ロバーツのようにいい仕事でキャリアを積み上げて、メリル・ストリープに続く女優を目指してもらいたいものです。

わが日本でも、かつては男性マスコミの注目を浴びていた独身女優たちがいまもなお独身ではある場合、いまやどんな殿方とどんなお付き合いしようと芸能マスコミ相手に言い訳しなくていいですもんね。それって長い女優暦を経てやっと得られた自由だと思えれば、女優業もやりやすくなるのではないかしら。樋口可南子が好例かも。



そういえば、もう一つ思い出された言葉がありましたっけ。

「女性は40を過ぎると、男にとってもう女性ではなくなるんですよ。
言うなれば、同志みたいなもので、異性という意味での女性ではなくなる。
女性がどう思おうと、男を魅了するのは20代後半から30代前半までの女性です。
男のロマンと言ってしまえばそうだが、それが男というものなんだから仕方がないね」

これが、当時60になろうという一部上場企業のトップだった男性の言葉だったのですから、いまでも驚きます。しかも、先方はそれを当然のように、あたかも既得権の説明のような感覚で語るその感性に、正直、実にげんなりしたのを覚えています。ですから、「お言葉ですが、それって、相当いびつで古い男性の願望的感覚なのではないでしょうか」と抗弁して顰蹙を買った若かりし頃のわたくし・・・・・

けれど、そのような男性の価値観がいまなお、しかも、ハリウッドででも大手を振っているような気がします。ハリウッドは政界以上に男社会だとは言われてはいるけれど・・・・・、彼女たちの「結婚しない宣言」というのはそうした業界で生き残っていくための自己防衛なのでしょうか。

けれど・・・・そうしたものに自分を合わせるというのは、
女優生命にとってどうなのでしょう。
パパラッチなどの業界記者たちから無用な関心を買わないように、映画業界の人間たちから勝手な期待を寄せられないように、「結婚しない宣言をした女優」ということで、ある種の免罪符を買うのだとしたら、男性のファン同様に多くの女性ファンからも愛されている彼女たちですが、実は立場の弱い商品に過ぎないということを認めるようで悲しくなります。

何だか、無性にローレン・バコールやジーナ・ローランズ、ジェーン・バーキン、バネッサ・レッド・グレイブ、あるいは、ジャンヌ・モローたちの「旬」だった往時が懐かしくなりますね。彼女たちは、そんなくだらない宣言で身を守ろうとする発想自体がなかったように思います。

美しくかっこいい女優というのは、
こうした「結婚する・しない宣言」とは無縁の存在だと改めて気づかされたわたくしです。



明日からまた二日ほど留守に致しますので、
ちょっと長文になってしまいました。
ご訪問ありがとうございました。



テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画


この記事に対するコメント
ないものねだりかしら
doriさん、長いコメントも大歓迎です。(笑)

>私も同じような言葉を若いときに上司の口から聞いたときには、ビックリしたものです。

多くの女性が若い時分に同じような台詞を聞かされた体験があるんですね。最近はあまり聞かなくなりましたが、どうしてでしょう。(苦笑)


>魅力的に歳を重ねた同年代の異性に恵まれなかった方かもしれません。

同感。そういう男性が夫ではいっしょに暮らせないですもんね。(爆)

>男性の魅力は40過ぎてから・・・なんて思っている私も顰蹙かもしれません。あくまで個人の嗜好なんでしょうか?

男性に限らないかもしれないですね・・・・ どの世代の異性にどういった魅力を感じるかは個人の純粋な好みの問題かもしれませんが、わたくしの場合は、若い頃から〇〇歳を過ぎたあたりの男性に一番魅力を感じてしまうようで、それはいまも変わらないみたいです。◇◇代男性は妙に幼稚な感じがして昔からダメ。余裕の無い自己中の◇◇代男性が多いせいか、昔から苦手です。(笑)

>フランスでは、俳優さんを街で見かけても、声さえかける人もいなかったのに・・・ 一度ジェラール・ドバルデューがマーケットで買い物しているのを見かけましたが、一般の人と同じような生活をしていて

ヨーロッパの成熟と比べると、
アメリカの稚拙さは否めませんねぇ・・・

>結婚しない宣言も、誰と付き合おうと放って置いて欲しいという、メッセージかな?と、思ってしまいました。

そういう思いは無論あるでしょうが、わたくしはそうした「宣言」にも稚拙さを感じちゃった次第です。もっと知性が欲しいなァと。ないものねだりかしら・・・・



【2008/10/15 12:41】 URL | Ms gekkouinn #LXSyHcIc[ 編集]


"女性は40を過ぎると、男にとってもう女性ではなくなるんですよ。"

私も同じような言葉を若いときに上司の口から聞いたときには、ビックリしたものです。
魅力的に歳を重ねた同年代の異性に恵まれなかった方かもしれません。
同性でも惚れ惚れする様な魅力的な方は、男女に関わらず周囲に居るし、居て欲しいものです。
が・・・
男性の魅力は40過ぎてから・・・なんて思っている私も顰蹙かもしれません。あくまで個人の嗜好なんでしょうか?


こちらに来たばかりの頃、TVでパパラッチに追いかけられている(を引き連れている?)ブリットニー・スピアーズをみた時は、パパラッチの大群のカメラの近さに驚き、呆れ果て、可哀想になりました。本人が怪我をしてもおかしくない程の距離。
その後、彼女は精神を病み、迷走を繰り返していましたが・・・
人気商売である以上、報道されることこそ人気のバロメーターなのでしょうが・・・プライバシーの保護も許されない、この国の幼稚さ(そんな報道に需要があること)に絶句でした。
フランスでは、俳優さんを街で見かけても、声さえかける人もいなかったのに・・・
一度ジェラール・ドバルデューがマーケットで買い物しているのを見かけましたが、一般の人と同じような生活をしていて、なんだか安心した覚えがあります。

結婚しない宣言も、誰と付き合おうと放って置いて欲しいという、メッセージかな?と、思ってしまいました。
マスコミとの付き合い方を熟知した、賢い女優さんたちかもしれませんね。

なが〜いコメントになってしまい、すみません(汗)

【2008/10/13 18:37】 URL | dori #FW6MBQII[ 編集]


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