月光院璋子の日記
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Author:月光院璋子
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対極にあるもの・・・相性についての愚考
新年になって初めてリンク先の皆さんのブログと、
コメントを下さる方たちのブログにお邪魔しています。

わたくしが浮世離れした休暇を過ごしている間にも、
皆さん実に熱心にブログを更新していらしゃるので、
拝読しコメントを書いているうちにとうとう朝になってしまいました。
それでも、お尋ねさせていただいたお相手は10人にもならず・・・
やはり、新年の「ご挨拶」はここのブログ上でお許しいただくことになりそうです。

お訪ねした方の中で、(雑)学者さんのブログ記事(←クリックしてご覧くださいね)の中に、
興味深い記事がありましたので、ブログの特性を生かしてTB(トラックバック)すべく
自分のブログに感想を書こうと思い立った次第です。

「違っていい、平等即差別の真理」

と題されたその日記の中に、
ヒンズー教の修行では、
必ず一番合わない相手とパートナーを組まされるという一文があり、
ああ、それは西洋占星術と同じ考えだなァと思い、
そのことをちょっと書かせていただこうと思いました。

わたくしは西洋占星術の専門家ではありませんが、
西洋の錬金術や神秘思想の中で占星術が語られるとき、
同じことが言われているからです。
まあ、光と闇、陰と陽などの二元論に集約されるものは、
なべて同じ話になるのですが、
ちょっとお話させていただきますね。
占いといってしまうと身も蓋もありませんが、
以下お付き合い下さい。

普通、ホロスコープであろうとなかろうと占星術などで語られる相性診断ですが、
この多くの人が気にしておられるお相手との相性診断・・・・
人間を類型化しその集団の特徴から診断するという点では、
いずれの占いも似ているように感じますけれど、
占星術では生まれ月によって12星座に分類され、
それぞれ、火、水、風、地という4つの宮のどれかに属しますよね。
同じ宮同士だと良い相性とされることが圧倒的に多い。
けれど、神秘思想の流れの中で語られるとき、
これがまるで違ってきます。

相性として宿命的に愛する相手、
愛さずにはいられない相手というのは、
逆に180度向こう側に位置する相手とされているんです。

火の宮同士ということで、獅子座と射手座とおひつじ座、
水の宮同士なら、うお座とかに座とさそり座というように、
同じ宮に属する人間同士なら相性は良いという単純なお話ではなくなり、
上の例で申せば、獅子座ならみずがめ座、射手座ならふたご座が、
まったく正反対に位置する、しかも宮も同じじゃない相手が
あなたの宿命の相手ですよと示唆されているわけです。

ヒンズー教の修行も仏教の修行も
禅の修業も占星術での宿命論も
同じ世界を示唆しているのかもしれませんね。

わたくしたちは自分を映し出してくれる鏡となる多くの相手を得て、
初めて自分を多面的に理解できるようになりますが、
同じ価値観、同じような感性、
たとえば同じような政治信条の人たちとばかりいると、
居心地は悪くないだろうし安堵感もあり、
何より死ぬほどの思いをしなくても自分を認めてもらえるので、
意外と気付かないうちに偏向していく傾向が否めません。

外から見ていると分かるように、
同じグループ、同類の集まりの中にばかりいると、
偏向しているのがわからなくなるくらいにハマってしまって、
いびつさが分からない人間になってしまう。

最悪の場合は敵味方という分類意識をいつの間にか生んだり。
まあ、敵を作るから味方がより大事になっていくわけですが、
同類の集まりの集団の中にいると、
自分はこういう人間だという自信も生まれ迷うことも無くなったり、
つまり、自己像が単一になる。
そのため自分を分かったつもりになってしまう。
何と言っても分かりやすい単一像ですものね。
これが、落とし穴になったりします。

同類の中にばかりいると
実は自分を見失ってしまうことの方が多い。

なぜって、
自分がこうだと思う自分だけになるのだから、
多面体どころか一面体の人間になる。
こう思われたいという自分像だけが固定し肥大していったりする。
これって、政界や官界の方たちにに意外と多い。

わたくしたちは、
身近にいる人間が悉く自分とは違う価値観や感性だった場合、
戸惑ったり、イラついたり、嫌ったり、
最悪の場合、憎むようになる。なので、普通、
知恵がついてくるとそういう人とはお友達にならない。

けれど、人間って不思議。
そういう相手が気になり、いつしか
好きになったり愛してしまったりする人も多い気がします。
愛憎の始まりかなと。

そうなると波立たなかった感情は、やがて嵐になったり、
最悪の場合は病んで沈没するかもしれない。
だから、そうしたアンビバレンツな感情を統合させるために、
わたくしたちはいやおう無く努力していくことになる。
そうしないと先には進めなくなるから。

人生って、しんどい・・・の始まり。

無論、自分の居心地を悪くする相手、自分をイラつかせる相手、
こちらが大事だと思っているものを大事だとは思っていない相手なら、
もういや!ということで無視し距離を置いて縁遠い他人になってしまえばいいかもしれない。
なので、やーめた!という選択もありですけれど、

否が応でもいっしょに何かを為していかなければ相手だったり、
パートナーとして組まされた相手がそうだったなら、
ましてや愛した相手や愛したい相手がそうだったなら、
オモチャを変えるみたいに、やーめた!というわけにもいかない。

ということで、
俗世にあっても修行と同じ課題にわたくしたちは出会うわけです。
抹香臭いことを言いたくはないけれど、
そういうことがあるから、
わたくしたちが成長させてもらえるのかもしれません。
ならば、いっそこのこと、
大嫌いな相手、すっごく苦手な相手、
正反対の性格の相手と組んだ人生の方が、
何だか生き甲斐がありそうな気もして参ります。

生きていく力って、
そういうところで育まれるものかもしれませんね。


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それに、
対極的だと思っているものって、
その間を埋めれば極は存在しなくなりますし、
ぐるっと回れば同じところに立っていたりしますから。


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テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記


この記事に対するコメント

共通点がないからこそ、自分と相手の不足している部分を補え合える相性もあるように、私も思います。
恋愛でも、友人関係でも、性格も趣味もちがっても、何らかの共通点で結びついていることもありますよね。

皆違うから、楽しいんでしょうね。

いま、私は、二匹の兄弟猫の性格の違いをたのしんでいます。全く違うタイプで、お互いに慈しみあっているのが愛しいです。
【2009/01/16 14:19】 URL | dori #FW6MBQII[ 編集]

光太郎さん
お忙しい中をお運びいただいて有難う御座いました。恐縮しております。
わたくしも更新しかねて参りましたので、ご様子はお察しできますもの。

本年もネットにログインされた折は、たまにお越しいただけましたなら、とても嬉しく思います。

ユダヤの知恵には、わたくしも本当に感じ入ることがございます。日ユ同祖論の話題もこのお正月出されましたけれど、そうしたこともちょっとは頭の片隅にあるせいか、日本人の発想とは随分違うなあと感心させられることもしばしばです。、「全員が賛成の事案は、止めなさい。」という教えは、まさに真理を感じさせられます。皆で渡れば怖くない式の日本人的な発想と対極の知恵ですね。

わたくしも光太郎さんに習ってもっともっと勉強させていただきたいと思います。

【2009/01/16 06:17】 URL | Ms gekkouinn #LXSyHcIc[ 編集]


昨年来、忙しかったもので自分のブログをアップすることで手一杯でした。なかなかご訪問できず申し訳ございません。
今年も宜しくお願いします。

自分はビジネスの上で、ユダヤの教えを参考にしてます。その中で、「全員が賛成の事案は、止めなさい。」というものがあります。
価値観が同じものが集まると、誤った方向に進んでしまうということでしょうが、そういう冷静な判断ができる経営者は少ないものです。
いろんな意見を聞いて、その上で判断ができる器量な必要なんでしょうね。

また、ご訪問させて頂きます。
【2009/01/15 11:07】 URL | 遠山光太郎 #-[ 編集]

万葉樹さん
コメント欄へも新年のご挨拶をいただいて恐縮です。こちらこそ本年もどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

猫にも相性の良し悪しがあるようですよ。これまでいっしょに暮らしてきた猫たちのことを思い起こすと、間違いなくあるなと。(笑)
けれど、人間の汝と我といった対峙関係での相性と違って、猫の場合は複数いると序列関係が作用してきますので、飼い主との関係がベースになるようです。飼い主のえこひいきに敏感な猫やそうしたことにはあまり拘らない猫との相性は悪くありませんが、やきもちを焼いて拗ねやすい猫同士だと相性は必ずしも良いとは言えなかったです。集団になったときの人間の子供と同じかなと。そんなときは飼い主の出番です。そこが、人間の子供の場合と違うところですね。(苦笑)

そうした相性以上に、猫の場合は序列関係がモノをいうように感じます。我が家でも、ハムスターが猫のお腹の上で寝たり、二度ほど飼った兎が猫といっしょに眠ったり、シベリアンハスキーの子犬のときは愛猫のおっぱいを飲もうとして甘えたり・・・実にほほえましい姿を見て参りました。こうした他の動物と猫たちの共棲の様子を見て分かったのは、仲良くやっていけるかどうかは飼い主との信頼関係が一番大きい愛猫次第だなということでした。ある意味飼い主次第です。猫を複数飼ったり他の動物といっしょに飼う場合は、性格が母性的な忍耐強い雌猫が一番の愛猫だという信頼関係があれば、彼女が全体をまとめてくれます。
オス猫が一番の愛猫だったときは、「ボクが一番だぞ!」という性格のオスだったせいか、態度が大きくて・・・、他の猫たちは萎縮して散々でしたもの。(笑)

>正月太りでドアの通用口から抜けられなくなっている

どんぴしゃり!驚愕しちゃいました。さすがマルコウォッチャーの万葉樹さんです。おっしゃる通りになっていて、トイレの出入り口を数センチ広げたらと言われて思案中なんです。(−−;)

そんなマルコですけれど、今年も可愛がってやってくださいね。
【2009/01/15 07:35】 URL | Ms gekkouinn #LXSyHcIc[ 編集]

新年のご挨拶
月光院さま。
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


正反対の相手と組む…というのはその人が自分にはない長所をもっているなら、いいとは思います。

しかし、自分はマイペースであまり相手にあわせるのは無理ですね(苦笑)

そういえば猫にも相性があるのでしょうか。
いまの実家の猫と犬は仲良し(というか犬のほうがおとなしいだけ)なのですが。むかし飼っていたシャム猫は、一時期預かっていたウサギといっしょにしていたら、ウサギを虐め抜いてストレスで禿げてしまい返されてしまったそうです。
家の外にほとんど出さない猫でしたので、耐性がなかったのかも。

正月太りでドアの通用口から抜けられなくなっているマルコくんを想像して笑ってしまう万葉樹でした(失礼です)


では今年も楽しく深いご高察ブログ楽しみにしております。
【2009/01/14 22:02】 URL | 万葉樹 #-[ 編集]


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